独学で工夫しながら英語を学んできて、今ではTOEICは満点を取得。英語を使った仕事もたくさん経験してきました。
オンライン英会話も5社を有料会員として利用した経験があるので、実際に使って感じたメリット・デメリットをお伝えしますね。
この記事を書いている僕は、オンライン英会話を利用して英会話力を大きくアップさせることができました。
具体的には、外資系企業などに採用されているスピーキングテストVERSANTで、3カ月で58点から69点にアップ。「1カ月で1点上がるかどうか」と言われているテストなので、自分でもびっくりでした。
一方で、その後も続けて利用している中で、オンライン英会話のデメリットというものも感じました。
今回の記事では、そんな僕がオンライン英会話のメリット・デメリットについて徹底解説していきます。
オンライン英会話を始めようか迷っている方は、ぜひチェックしてみてください。
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オンライン英会話の5つのデメリット
まずは、オンライン英会話で感じたデメリットを5つ挙げていきます。
固定の講師がいない
オンライン英会話では、付きっ切りの先生がいるわけではありません。
従来の英会話スクールでは、固定の講師がいて、生徒の実力を見ながらレッスンをしてくれます。
一方でオンライン英会話では、レッスン予約を利用するとしても、毎回同じ講師を予約するのはほぼ不可能です。
予約なしレッスンが受け放題のネイティブキャンプなどでは、基本的に毎回のレッスンが初対面です。
あなたの英語力を伸ばすことを真剣に考えてくれる人は、あなた以外にいないということです。
カリキュラムが自分次第
レッスン教材についても、どれを選ぶかは自分次第です。
自分で今どのレッスンが必要かを考え、最適な教材を選んでいく必要があります。
しかし、オンライン英会話には無数にレッスン教材があって、初めてだとめちゃくちゃ迷います。
例えば、レッスン教材が豊富なDMM英会話やネイティブキャンプでは、10,000以上の教材が揃っています。
ただこの点は、さまざまなレッスンを受けられるというメリットの裏返しでもあります。
その日の気分で変えられるからこそ、オンライン英会話が楽しいという人も多いです。
英語学習を始めたばかりで何から手をつけていいか分からないという方には、レアジョブがおすすめですね。
レッスン教材の種類は少ないのですが、その分総合的に英語力が高まる設計になっています。
レッスン教材に迷う必要もなく、厳選されたフィリピン人講師のレッスンが受けられるのでおすすめです。
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講師の質にばらつきがある
オンライン英会話では、いつでもレッスンが受けられるというメリットの反面、講師の質にバラつきがあることは否めません。
以下のように、残念な思いをすることもあります。
- 英語力が明らかに足りていない
- スマホをいじりながらレッスンしている
- 生徒そっちのけで自分ばかり喋ってしまう
ただ、サービスの選び方である程度はリスクを抑えることもできます。
例えば以下の2つです。
- レッスン予約制のサービスを選ぶ
- 質の高い講師の揃ったサービスを選ぶ
毎日だいたい同じ時間にレッスンを受けていれば、講師の顔ぶれも分かってきます。
レッスンを受けてみてよかった講師をお気に入りリストに入れ、その中から予約することで、残念な講師を避けることができますね。
また、そもそも講師の採用を厳選して行っているサービスを選ぶのもありです。
おすすめはDMM英会話やレアジョブ、少し高くてもいいならQQ Englishですね。
以下記事で比較しているので、参考にしてみてください。
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通信トラブルがある
オンライン英会話では、通信面の不具合が付きものです。
特にフィリピン講師の自宅からのレッスンだったりすると、途切れるケースが割とあります。
ただ、レッスン続行不可能なレベルは1カ月に1回あるかどうかといったレベルです。
またそのような場合には補填チケットが配布されることが多いです。
なので、通信トラブルについてはあまり気にしすぎる必要はないかなと思います。
どうしても気になるなら、全レッスンがオフィスからで回線が安定しているQQ Englishはおすすめですね。
モチベーションが続かない
オンライン英会話は、当たり前ですが自分がレッスン開始ボタンを押さない限りは始まりません。
通学制のスクールなら、先生や英語学習仲間の顔を思い浮かべて行く気になるかもしれませんが、オンライン英会話はレッスンを受けなくても誰にも何も言われません。
なので、しっかりと習慣化できるかどうかが継続のカギです。
おすすめなのは、当日のレッスンが終わったらそのまま翌日分を予約してしまうことです。
当日予約だと迷いが生じてしまいがちですが、前日に予約を入れておけば大丈夫です。
特にオンライン英会話が初めてなら、予約制レッスンで1日1回を着実にこなしていくのが習慣化に効果的です。
以上、オンライン英会話のデメリットを5つ挙げました。
オンライン英会話の7つのメリット
ここまでオンライン英会話のデメリットを見てきましたが、当然メリットもたくさんあります。
以下に7つご紹介しますので、デメリットと比較した上で自分にとって価値があるか検討してみましょう。
料金が安く続けやすい
やはり、まず最初に挙げるべきメリットはその料金ですね。
人気サービスのDMM英会話やレアジョブを見ても、相場として毎日25分1レッスンで月額約6,500円です。
1レッスンあたり200円強、コーヒーわずか1杯分です。
従来の英会話スクールだと、平均的なところでも40分1レッスンで4,000円~6,000円だったりします。
25分当たりで比較しても1レッスンあたりの費用は10倍、場合によっては20倍近いです。
もちろん料金だけでは判断できないですが、毎日レッスンが受けられて月数千円という続けやすい料金設定は大きなメリットです。
英会話が日常になる
上記ともつながりますが、1レッスンの単価が低いからこそ、毎日レッスンを受けることができます。
これにより、英会話が日常になるんですよね。
一昔前であれば、毎日外国人と英会話をしたければ、留学するか英会話スクールに高額な月謝を払うしかありませんでした。
それが今では6千円ぽっちです。
毎日英会話をすることで、英語力自体がアップするのはもちろん、英会話に対する抵抗感がなくなるのも大きいです。
どれだけ英語を勉強していても、実践経験が少ないと本番で話せないですからね。
毎日英語で話すのが当たり前になれば、英語力はワンランクアップしたも同然です。
マンツーマンが主
また、オンライン英会話では基本的に講師とのマンツーマンレッスンとなります。
従来の英会話スクールだと、集団レッスンのところが多いですよね。
もちろんグループで話す楽しさというメリットはあるのですが、その分自分が話すチャンスも減ってしまいます。
オンライン英会話では基本的に講師との一対一なので、常に主役は自分です。
集団レッスンを1時間受けるよりも、マンツーマンレッスンを25分受ける方が英語力アップには効果的でしょう。
世界中の講師と触れられる
また、世界中の講師と英会話が楽しめるのも大きな魅力です。
今や英語話者の70%以上が非ネイティブだと言われています。
ぼく自身も海外ビジネスに9年ほど携わってきましたが、ほとんどがアジアを中心とした非ネイティブとのコミュニケーションでした。
それぞれ母国語の影響を受けた訛りのある英語を話しますが、それらも含めて世界共通語としての英語です。
もちろんオンライン英会話の講師は英会話力が高いですが、それでもアクセントは残っています。
そういった講師と毎日レッスンしていれば、国際人として使える英語力が身につきますね。
またシンプルに、さまざまな国の人と話すのは刺激的で楽しいです。
日本の常識は世界の非常識とはよく言われますが、本当に文化の違いには驚かされます。
DMM英会話やネイティブキャンプは120か国以上の講師を揃えていて、毎日続けていても飽きません。
ただレッスンを受けるのではなく、コミュニケーションツールとしての英語を楽しめるのも、オンライン英会話の大きな魅力だなと思います。
いつでもどこでも受けられる
いつでもどこでもレッスンが受けられることも、オンライン英会話の大きなメリットです。
仕事の後や休日に英会話スクールに行くのって、それだけで時間がかかりますし、スケジュールに制約ができてしまいますよね。
ぼくはいつも風呂に入った後に受けられるよう、レッスン予約をしています。
風呂に入ったら英会話レッスン、終わったら翌日の予約をして寝るだけというシンプルな習慣なので、煩わしさがなく続けやすいです。
好きな講師・教材が選べる
英会話スクールに通い始めて、先生やレッスン内容が合わないなと思っても、変更するのはけっこう大変ですよね。
オンライン英会話だと毎回講師や教材を自分で選ぶので、その心配がありません。
講師はお気に入り登録を増やしていけば、気の合う講師とだけレッスンすることが可能になります。
また、気分によっていつもと違う国籍の講師を選んだりすることもできますね。
教材についても、文法・発音・ビジネス英語・シーン別英会話・フリートークなど、自分の要望に合わせて好きな教材が選べます。
ぼく自身、レッスン受け放題のネイティブキャンプを利用していた時は、1日で複数のタイプのレッスンを受けたりしていました。
デメリットのところで述べたように、自由度が高い分、英語力を伸ばせるかは自分次第という側面もあります。
せっかくオンライン英会話に取り組むなら、より効果の高いレッスンになるよう意識して取り組むのが大事ですね。
効果的なレッスンの受け方については、以下の記事を参考にしてみてください。
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簡単に乗り換えられる
従来の通学制の英会話スクールだと、入会金やテキスト代などを支払うので、乗り換えるのが簡単ではありません。
オンライン英会話なら、一部有料教材もありますが、基本的な出費は月額料金と予約料くらいです。
なので、1カ月利用した後は気軽に乗り換えることが可能です。
ぼく自身、オンライン英会話を始めた当初は毎月のように乗り換えていました。
在籍講師の国籍やレッスン教材が違うので、また新たな気持ちでレッスンを受けることができ、マンネリ化を防ぐことができます。
以上、オンライン英会話のメリットを7つご紹介しました。
オンライン英会話のメリット・デメリットまとめ
以上、オンライン英会話のデメリット・メリットをご紹介しました。
まとめておさらいすると以下の通りです。
オンライン英会話のデメリット
- 固定の講師がいない
- カリキュラムが自分次第
- 講師の質にばらつきがある
- 通信トラブルがある
- モチベーションが続かない
オンライン英会話のメリット
- 料金が安く続けやすい
- 英会話が日常になる
- マンツーマンが主
- 世界中の講師と触れられる
- いつでもどこでも受けられる
- 好きな講師・教材が選べる
- 簡単に乗り換えられる
固定の講師がいないため、レッスン回数やその内容、講師選びはすべて自分次第です。
しかしその分自由度が高く、何より数千円台で毎日レッスンが受けられるので、英語学習者なら使わない手はないですね。
以下記事では、おすすめのオンライン英会話を分かりやすく比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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ぜひオンライン英会話にチャレンジしてみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。