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VERSANT対策

VERSANTのスコア目安【日本人平均・海外赴任レベルなど徹底解説】

2020年8月9日

VERSANTのスコア目安【日本人平均・海外赴任レベル・TOEICやCEFRとの相関など解説】
今後VERSANTを受ける予定だけど、何点くらい取れればアピールになるものなのかな?難易度と合わせて教えてほしいです。

 

こういった疑問に答えます。

 

本記事の内容

  • VERSANTスコアの目安と分布
  • 英語系YouTuberたちのスコアを集計した結果
  • 他の英語資格との相関

 

この記事を書いている人

Yoshiプロフィール

VERSANT(バーサント)スピーキングテストは、手軽に受けられる英語資格として注目度が上がっていますが、まだまだ情報が少ないのが事実です。

そもそも何点を目指すべきなのか、分からなかったりしますよね。

 

この記事では、そんなVERSANTスコアの目安について、さまざまな角度から徹底解説していきます。

受験しようかと迷っている方、目標設定に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。

 

※本記事ではVERSANT=VERSANTスピーキングテストとします。

 

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VERSANTスコアの目安

VERSANTスコアの目安

 

VERSANTの基本情報

VERSANTは、世界最大規模の教育会社Pearson社が開発した英語スピーキングテストで、特徴は以下の通りです。

 

VERSANTの基本情報

  • AI採点のスピーキングテスト
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  • 6つのパートに分かれており計63問
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  • 評価項目は①文章構文、②語彙、③流暢さ、④発音の4つ
  • スコアは20点~80点で評価

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VERSANTという試験について深く知りたい方は、『英語スピーキングテストVERSANTとは【これさえ読めば完ぺきです】』も合わせてどうぞ。

 

VERSANTスコアの目安と分布

それではVERSANTでのスコア目安と分布を見ていきましょう。

VERSANT公式サイトに掲載の資料から情報をまとめると、以下の通りとなります。

 

VERSANTスコアの目安と分布
(表はスクロールできます)

スコア スコア分布 CEFR レベル 解説
79~80点 1% C2 ネイティブレベル ネイティブのような会話速度でも苦労なく相手の話を理解し、話すことができる。
69〜78点 2% C1 ネイティブレベル ほとんど苦労なく流暢に自分の考えを表現できる。幅広いトピックスについて高い政策さでコミュニケーションでき、小さな間違いをおこすこともほとんどない。
63〜68点 2% B2+ 英語で困らない最上級者 ネイティブに匹敵する高い英語コミュニケーション力を持つ。
58〜62点 3% B2   ネイティブとも議論できる上級者 英語でリーダーシップを発揮してビジネスをするために必要なレベル。
53〜57点 8% B1+  英語でビジネスができる中上級者  英語を使いビジネスをするためには最低限達成したいレベル。日々、英語スピーキングの訓練をしなければ、維持することは難しい。
47〜52点 17% B1 基礎英語力を身に着けた中級者  海外赴任などで必要とされる基礎的スピーキング力がある。日本人平均より10点程度高いが、英語でビジネスをするにはスキルアップが必要。
41〜46点 27% A2+  ビジネスで英語を使うにはあと一歩の初中級者 ビジネスで簡単な意思疎通はできるぐらいで、かなりのスキルアップが必要。
36〜40点  20% A2  日常会話でも初級レベル   日本人平均レベル。はっきりと、ゆっくり話されていれば、ある程度の理解ができる。
26〜35点 17% A1 英語で意思疎通は難しい   非常にゆっくりとした速さで明瞭に発音されれば、理解できる。暗記した文を短く途切れ途切れに使える。
20〜25点 2% <A1  英語で意思疎通はほぼできない  ゆっくり直接話されれば、多少単語を理解できる。

参考:日経・アルク「第3回英語スピーキング・チャレンジ」成績発表 スコア分析レポートVERSANT日経スコア活用BOOK簡易版

 

「日本人平均レベル」から、「ネイティブと議論ができる」とされる58点レベルまで詳しく見てみましょう。

 

VERSANTの日本人平均は38点

日本人のVERSANT平均点は38点です。

上記の表で言うと、「日常会話でも初級レベル」とされています。つまり、ビジネスで使うには全く足りていないということですね。

 

ただ、現時点でVERSANTを受けている日本人は、基本的に英語学習をしているor関心がある層だと考えられます。

このことから言えることは以下2つです。

 

  • 英語レベルが比較的高い日本人の平均が38点なので、日本人にとって決して簡単な数字ではない。
  • しかしその高いはずの平均点が日常会話初級レベルであり、日本人の英語力の低さが明らかになっている。

 

悲しい現実ですが、VERSANTはグローバルに使われている指標なので、その通りなのかもしれません。

 

海外赴任が可能なレベルは47点以上

47点以上で、海外赴任が可能なレベルとされています。

英語をキャリアに活かしたいなら、まずはここを目指すべきでしょう。

 

ただし、それでも中級者とされており、ビジネスで使うにはスキルアップが必要です。

長期的には50点台へのスコアアップを果たす必要がありますね。

 

英語でビジネスをするなら53点

53点以上でようやく、ビジネスで英語を使うために最低限到達したいレベルとされています。

日本人の平均レベルからはいくつも階段を昇っていく必要がありますね。

 

ぼく自身、日系メーカーの海外事業部で9年ほど働いてきましたが、感覚としては日系企業であればこの水準でかなり優秀な部類に入ると思います。

日本人平均である38点を大幅に上回っていますからね。

 

ネイティブと議論できるのは58点以上:欧米グローバル企業の足切りライン

58点以上でネイティブと議論ができるレベルとみなされます。

 

なお、この水準が欧米グローバル企業の足切りラインとなることが多いようです。

海外でバリバリ働くためには、最低限このレベルに達しておく必要があるということですね。

 

ただ、一般的な日系企業であればこの水準の人材はほとんどいないのが実情です。

 

このレベルの英語力を身につければ、日本国内ならかなり重宝される英語人材になれますね。

 

スコア目安の信頼性

これらのスコア目安の信頼性ですが、個人的には割と当たっているのかなと思います。

ぼく自身、初受験のスコアは58点で、ぎりぎり「ネイティブと議論ができる」レベルでした。

 

過去2年ほど、アメリカ事業担当としてアメリカ人との会議など定期的にこなしており、ネイティブとそれなりに議論できつつも、まだスピーキングにおいては少し不自由さを感じているという段階でした。

なので、ぎりぎりネイティブと議論できる58点というスコアにはすごく納得感がありました。

 

ちなみにこれくらいの英語力でも、会社内では英語力を要する案件ならかなり頼りにされるケースが多いです。

一応多くの方に知られる規模の会社ですが、日系企業の英語人材のレベルはその程度ということですね。

 

VERSANTで60点近く取れる英語力を身につければ、日系企業ならエース級の英語人材になれるはずです。

 

以上、VERSANTのスコア目安を解説しました。

 

英語系YouTuberたちのVERSANTスコア

英語系YouTuberの実力は?

YouTubeでVERSANTと検索してみると、YouTuberの方たちがいくつか動画を上げられていました。

目標設定の参考にすべく、少しまとめてみたのでいくつか載せておきますね。

 

  • 英語講師・英検1級・TOEIC900点台: 49点
  • TOEIC900点台: 52点
  • 英語講師・TOEIC900点台: 65点
  • 英語講師・英検1級・TOEIC満点: 80点

 

80点は別次元ですが、日本国内でかなり優秀とされる英検1級やTOEIC900点台保持者でも50点前後というスコアがあり得るということです。

実際、次の章でTOEICとの相関にも触れますが、「第3回英語スピーキング・チャレンジ」におけるTOEIC900点台のVERSANT平均スコアは53.6点とのことです。

 

53点といえば「ビジネスで英語を使うなら最低限到達したいレベル」です。

これを考えると、いかに難しいテストかが分かりますよね。

 

TOEICやCERFなどとの相関関係は?

TOEICとの相関関係は?

TOEICやCEFRなど他の英語力指標との相関関係を見てみましょう。

公式サイトには以下の対応表が掲載されています。

他の英語資格への換算

出典:VERSANT公式サイト

ただ、各試験での評価項目は異なるので、これはあくまで参考程度に見ておくべきです。

 

実際、以下のVERSANTとTOEICのスコア相関グラフを見ても、TOEIC900点以上でもスコアが40点以上もブレることが示されています。

TOEICとVERSANTの相関図

出典:日経・アルク「第3回英語スピーキング・チャレンジ」成績発表 スコア分析レポート

 

もちろん同じ英語資格なのである程度はスコアが連動していますが、一概に換算することはできないことが分かります。

やはりVERSANTはスピーキングテストなので、TOEICスコアに関わらず「いかに英語を話すことに慣れているか」が問われますね。

 

ちなみに、TOEICのスコア別のVERSANT平均点は以下の通りです。

 

TOEICスコア別のVERSANT平均点

  • TOEIC900点台: 53.6点
  • TOEIC800点台: 47.6点
  • TOEIC700点台: 44.3点
  • TOEIC600点台: 41.5点
  • TOEIC600点以下:38.1点

参考:日経・アルク「第3回英語スピーキング・チャレンジ」成績発表 スコア分析レポート

 

VERSANTスコアの目標設定

目標設定のステップ

以上のことを踏まえると、当面の目標として以下のように設定することをオススメします。

長期的にはハイスコアを目指すとしても、まずは一度受けてみて、現状に合った目標を一つずつクリアしていきましょう。

 

現在20点台~30点台前半

目標36点:日常会話初級レベル

 

現在36点~46点

目標47点:海外赴任が可能なレベル

 

現在47点~57点

目標58点:ネイティブと議論できるレベル

 

VERSANTで英会話力を磨こう

目標スコアに向けて努力しよう

以上、VERSANTスピーキングテストのスコア目安について徹底解説しました。

ぜひ受験の際の参考にしてみてください。

 

スコアの目安と分布を改めておさらいしておくと、以下の通りです。

 

VERSANTスコアの目安と分布
(表はスクロールできます)

スコア スコア分布 CEFR レベル 解説
79~80点 1% C2 ネイティブレベル ネイティブのような会話速度でも苦労なく相手の話を理解し、話すことができる。
69〜78点 2% C1 ネイティブレベル ほとんど苦労なく流暢に自分の考えを表現できる。幅広いトピックスについて高い政策さでコミュニケーションでき、小さな間違いをおこすこともほとんどない。
63〜68点 2% B2+ 英語で困らない最上級者 ネイティブに匹敵する高い英語コミュニケーション力を持つ。
58〜62点 3% B2   ネイティブとも議論できる上級者 英語でリーダーシップを発揮してビジネスをするために必要なレベル。
53〜57点 8% B1+  英語でビジネスができる中上級者  英語を使いビジネスをするためには最低限達成したいレベル。日々、英語スピーキングの訓練をしなければ、維持することは難しい。
47〜52点 17% B1 基礎英語力を身に着けた中級者  海外赴任などで必要とされる基礎的スピーキング力がある。日本人平均より10点程度高いが、英語でビジネスをするにはスキルアップが必要。
41〜46点 27% A2+  ビジネスで英語を使うにはあと一歩の初中級者 ビジネスで簡単な意思疎通はできるぐらいで、かなりのスキルアップが必要。
36〜40点  20% A2  日常会話でも初級レベル   日本人平均レベル。はっきりと、ゆっくり話されていれば、ある程度の理解ができる。
26〜35点 17% A1 英語で意思疎通は難しい   非常にゆっくりとした速さで明瞭に発音されれば、理解できる。暗記した文を短く途切れ途切れに使える。
20〜25点 2% <A1  英語で意思疎通はほぼできない  ゆっくり直接話されれば、多少単語を理解できる。

参考:日経・アルク「第3回英語スピーキング・チャレンジ」成績発表 スコア分析レポートVERSANT日経スコア活用BOOK簡易版

 

VERSANT対策については別記事にまとめているので、以下もぜひ参考にしてみてください。

 

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本記事が皆さんの参考になっていれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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