オンライン英会話を続けたことで、スピーキングテストVERSANTのスコアが大きくアップしました(58点⇒71点)。
レッスンを受ける際に意識していたポイントをお伝えしますね。
ぼく自身、留学経験などはありませんが、勉強の甲斐もあってTOEICは満点。
しかし、会話となるとイマイチ自信が持てない状態が続いていました。
いわゆる「TOEICのスコアは高いけど英語が話せない人」になってしまっていたんですよね。
そこで一念発起して始めたのが、オンライン英会話です。
この3カ月、英会話力を伸ばすために試行錯誤を続けた結果、かなりスムーズに英語が出てくるようになりました。
客観的な数値としても、最近人気のスピーキングテストVERSANTのスコアが3ヶ月で11点もアップしたので、効果的だったと言えるかなと(その後さらに2点アップ)。
オンライン英会話を続けたおかげで、ようやくスピーキング力に自信が持てるようになりました。
今回はそんな僕が実践している、オンライン英会話の効果的な受け方を7つご紹介します。
後日追記:この記事をTwitterでシェアしたところ、大きな反響をいただくことができました。
オンライン英会話の効果を上げるコツについて書いてみました。
どれも「当たり前だけど、意外と陥りがちなポイント」ばかりだと思います。もちろん楽しめればOKという考え方もありですが、英会話伸ばしたいって方はぜひ参考にしてみてください。https://t.co/z01gu8oMv4— よし (@yoshiblog0721) August 10, 2020
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オンライン英会話レッスンの効果的な受け方7つ
オンライン英会話は自宅にいながらいつでもレッスンが受けられる便利なツールです。
ただ、何も考えずにレッスンを受け続けても、思ったほど英語力は伸びません。
しっかりとオンライン英会話の効果を引き出すためには、当たり前なことを地道にやり続ける必要があります。
ぼく自身が実際に成果を出す中で感じた、大切なポイントを以下7つにまとめました。
オンライン英会話レッスンの効果的な受け方
- 基礎はできるだけ自分で学ぶ
- 目的に沿った教材を選ぶ
- 適切な講師を選ぶ
- レッスン外でも英語学習を
- とにかく『話す』ことを最優先
- 分かったフリはしない
- レッスンで『しか』できないことに集中
これらを意識して取り組めば、数カ月後には着実に英語力がアップしているはずです!
①:基礎はできるだけ自分で学ぶ
もし英語学習を始めたばかりなら、文法・発音などの基礎はできるだけ自分で学びましょう。
オンライン英会話はあくまでアウトプットの場として、学んだことを使って会話し、講師にフィードバックをもらうために使うのが効果的です。
英語がほとんど分からない状態で、文法や発音を英語で説明されても、まったく理解できないはず。
そのままレッスンを受け続けても、効率的とは言えません。
一番おすすめなのは、基礎を自分で学びつつ、同じ内容をオンライン英会話レッスンで受けることです。
特に発音などは、自分ではうまくできているか判断しづらい部分もあるので、講師に見てもらうことで迷いなく進めることができます。
ただ、あくまで基礎は自分で身につけるという意識を持ちましょう。
基礎学習の進め方は、以下記事を参考にしてみてください。
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②:目的に沿った教材を選ぶ
自分の目的に合った教材が選べているか、今一度見直してみましょう。
例えば、以下のようなことはよくあります。
スピーキングを伸ばしたくてスピーキング用教材を選んだけど、よく振り返ってみるとレッスンの大部分は教材を読み上げているだけだった。
講師側の立場に立つと、生徒に読ませるのが一番ラクですからね…。
そんなときは違う教材にトライしてみるか、読み上げ部分をスキップするようレッスン前にお願いしてみる、などもオススメです。
「ディスカッションに時間を割きたいから、音読は飛ばしてもいい?」と聞けば、ほとんどの講師は快くOKしてくれます。
今の教材・レッスンの受け方で本当に自分の伸ばしたい力が伸びるのか、立ち止まって考えてみることが大事です。
③:適切な講師を選ぶ
講師の選び方も大切です。
オンライン英会話はコスパがいい一方で、残念ながら講師のレベルはさまざまです。
チェックポイントは以下の通り。
- こちらの話を引き出してくれるか
- 適切なフィードバックをくれるか
- 訛りが強すぎないか
実際、以下のような講師に当たることもあります。
- ただただ自分の話を延々としてしまう、お喋り好きな講師。
- スマホをいじりながら、「Good. Next.」しか言わない講師。
- 母国語の影響で、間違った発音をしている講師。
もちろん、初回のレッスンでは上記のような残念な講師に当たることもあります。
ただ、以下の3ステップを踏むことでかなりリスクは減らすことができます。
- 講師の質が高いオンライン英会話サービスを選ぶ
- 良かった講師をお気に入り登録していく
- レッスン予約でお気に入り講師から選ぶ
そのためにはオンライン英会話選びも重要になってきます。
以下記事にておすすめを比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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④:レッスン外でも英語学習を
オンライン英会話で1日1~2レッスン受けたくらいでは、残念ながらあまり英語力は伸びません。
レッスン内でインプットできる量は限られているので、オンライン英会話だけでは使える表現が限られてくるからです。
『自主学習でインプット⇒オンライン英会話でアウトプット』のサイクルが大事
レッスン外での自主学習にも取り組むことで、自習でインプットした知識をオンライン英会話でアウトプットするという形で相乗効果が生まれます。
自主学習でインプット ⇒ オンライン英会話でアウトプット
上記のサイクルを回せると、相乗効果でどんどん英会話が上達していきます。
レッスン外でもしっかりと英語に触れるようにしましょう。
予習・復習でオンライン英会話の効果は倍増
インプットと聞くと大げさに聞こえるかもしれませんが、レッスンの予習・復習だけでも十分効果があります。
というより、予習・復習なしでオンライン英会話レッスンを続けていても、成長はなかなか感じられません。
レッスンを事前に予習して、話す内容をシミュレーションしておきましょう。
その場ではパッと出ない表現も、事前に考えておくことでレッスン本番で使えたりします。
さらに、レッスンを音声か動画で記録しておいて、復習に活用するのがおすすめです。
うまく話せなかった場面を振り返り、次は言えるよう改めてインプットしておきましょう。
ぼく自身、これを日々繰り返したことで、学んだ表現がしっかりと身に付いて英会話力アップにつながりました。
⑤:とにかく『話す』ことを最優先
とにかく自分が喋ること
自分の英会話のレッスンなので、聞き役に回らずとにかく自分が喋ることを意識しましょう。
「当たり前だよ」と思うかもしれませんが、日本人は話すタイミングや内容に気を配ったり、相手の話をおとなしく聞いてしまったりしがちです。
講師と仲良くなってカジュアルにお喋りをするのも楽しく、それも1つのモチベーションになることは事実です。
でも英会話力を伸ばしたいなら、とにかく自分が喋るということを最優先にすべきです。
日本人は控えめな方が多いので、普段の自分の1.5倍喋るつもりでちょうどいいくらいですね。
言うべきか迷ったことはとにかく言う
レッスンの中で、「何か言おうとしたけど講師の様子を見てやめた」という経験、ないでしょうか?
講師が次に進もうとしていたりすると、つい流れに身を任せてしまいがちです。
ただ、これはかなりもったいないです。
頭に浮かんだ考えを英語にして話す絶好のトレーニング機会を失っていることになるからです。
何か思いついたら、どんどん口に出すようにしましょう。
何か言おうという仕草を見せると、講師側も止まって聞いてくれることがほとんどですよ。
質問役に逃げないこと
話すことが思いつかないとき、「そちらの国ではどうですか?」と講師に意見を求めたりしがちです。
ぼくもよくやっていました。
でもこれ、よく考えると質問を投げることによって相手に会話を丸投げする『逃げ』になってしまっているんですよね。
相手がお喋り好きの講師だった場合、一気にスイッチが入って想定以上のマシンガントークが始まり、自分はただ聞き役に回る、なんて可能性も。
もちろん海外の事情を聞けたりして興味深いこともあるのですが、レッスンの最大の目的は自分の英会話力を磨くことだというのを忘れないようにしましょう。
聞き役に徹していては英語を話せるようにはならないので、質問をする前にまず自分の意見を言う、など工夫していきましょう。
⑥:分かったフリはしない
分かったフリをするのはやめよう
「講師の言っていることがちょっとよく分からなかったけど、なんだか楽しそうに話してるからとりあえず笑っとくか…。」
こんなこと、やってしまっていませんか?
いわゆる「分かったフリ」ですね。ぼくも未だにやりそうになります。
でもこれ、自分にとっても講師にとっても、いいことは何一つありません。
自分の成長につながらないのはもちろん、講師側にとっても「あなたが何が分からないか」が分からないままになってしまうからです。
そんな状態では、講師として的確なアドバイスはできませんよね。
わかったフリはやめて、講師が楽しそうに話していても遠慮せず、遮って質問してしまいましょう。
講師側でも「質問してくれた方がありがたい」という人は多いです。
聞くことは恥ずかしくない
また、分からずに聞くことはまったく恥ずかしいことじゃないです。
これはオンライン英会話だけでなく、実際の英会話でもそうですね。
分からないことを聞くことは相手を理解しようとしている証なので、全く恥じる必要はないです。
むしろ、分かったフリをしていて、話が進んでから「実は分かっていなかった」と相手に悟られる方が、100倍恥ずかしいです。
相手の信用を失うことにもつながりかねません。
分からなかったら、躊躇せずに質問する癖をつけましょう。
⑦:レッスンで『しか』できないことに集中
ほとんどのオンライン英会話サービスでは、1日のレッスン時間が決まっています。
その貴重な30分前後の時間を使って、フィードバックのないただの音読や、レッスンに登場する語彙の確認など「一人でもできる学習」をしてしまっていませんでしょうか。
もちろん全部をカットするのは難しいですが、できるだけそういったパートは省略してほしいと伝えるなど、できることはあります。
会話のキャッチボールや、発音の誤りをチェックしてもらうなど、レッスンで先生がいるからこそできることに集中するのが大事です。
以上、オンライン英会話レッスンの効果的な受け方を7つご紹介しました。
地味ではありますが、これらのコツを実践していけば着実に英語力は伸びていきます。
スピーキングスコア以外にも、3ヶ月毎日レッスンを受けたことで感じた効果については以下記事にまとめています。
合わせて参考にしてみてください。
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オンライン英会話レッスンの効果的な受け方まとめ
以上、オンライン英会話レッスンの効果的な受け方について解説しました。
改めてまとめると、以下の通りです。
オンライン英会話レッスンの効果的な受け方
- 基礎はできるだけ自分で学ぶ
- 目的に沿った教材を選ぶ
- 適切な講師を選ぶ
- レッスン外でも英語学習を
- とにかく『話す』ことを最優先
- 分かったフリはしない
- レッスンで『しか』できないことに集中
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しかし、目的意識を持って主体的に取り組むことで初めてその効果を発揮します。
地道にコツコツ続ければ、3ヶ月後、6ヶ月後には見違えるほど英会話が上達しているはず。
「オンライン英会話を始めたい」「今のサービスは合っていないのかも」という方は、以下記事も参考にしてみてください。
おすすめのオンライン英会話を比較しつつ、3分でさくっと選べるように紹介しています。
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本記事が皆さんの参考になっていれば嬉しいです。
お読み頂きありがとうございました。