- 英語の雑誌Newsweekって、やっぱり英語で読むと難しいの?
- 英語で情報収集って憧れるけどハードル高そう・・・
本記事では、こういった疑問に答えていきます。
この記事を書いている人
Twitter:Yoshi@yoshiblog0721
ぼく自身、TOEICは数年前に満点を取得、その後語彙もけっこう増強しました。
Test Your Vocabularyというサイトで測ったところ、現在の語彙量は23,000語と判定されています。
ちょっと結果が良すぎる気もしますが、この数字だけを見れば英検一級かそれ以上の語彙力ということになります。
そんな僕がNewsweek(ニューズウィーク)の記事を1つ実際に読んで文章のむずかしさ、特に使用されている語彙がどんなレベルなのか、まとめてみました。
1記事なのであくまで参考値にはなりますが、英語雑誌に興味がある方はぜひ参考にしてみてください。
読んでみた印象
まずは読んでみた印象です。
今回読んだのはゲーム中毒やSNS中毒に関しての記事でした。
- ボリューム :6ページだが1ページはイラストだけなので実質5ページ
- 総単語数 :ざっくり2,700語
- かかった時間:約20分
- 内容理解 :ほぼ理解できた
こういう記事を読みなれていないので最初はなかなか頭に入ってきませんでした。
ただ、丁寧に読んだので内容としてはほぼ理解できました。
しかし語彙にはかなり集中して取り組んできたつもりでしたが、分からない単語がけっこうありました。
一般的には文章中の98%の単語を知っていないと理解が難しく、99%以上でかなり楽になるといわれています。
今回つまずいた単語を次章にまとめています。
難易度の高い単語リスト
①初めて見る単語でほぼ意味がわからなかったもの、②時間を要したが文脈等から意味が思い出せたもの、の2つに分けてご紹介します。
①ほぼ意味が分からなかった単語(24語)
初めて見る単語でほぼ意味が分からなかったのは、以下の通りです。
(意味は適当に検索したものなので、ほどほどに見ておいてください)
crash pads | 仮宿泊所 |
argot | 隠語 |
memoirist | 伝記作家? |
carb | 炭水化物(carbohydratesのことですね) |
ensnare | 罠にかける |
op-ed | opposite editorial page(社説の反対にある論評ページ) |
arrhythmia | 不整脈 |
betel-chewing | 葉っぱ系の噛むやつ(麻酔性あり) |
barfly | バーの常連客 |
relapse-prone | 再発しやすい |
nigh | 近い |
opprobrium | 汚名 |
hormesis | ホルミシス(閾下増進効果 ) |
crop up | 現われる |
loutish | 粗野な |
dysfunction | 機能障害 |
procreation | 生殖 |
corsage | コサージュ |
blindfold | 目隠しする |
escapism | 現実逃避 |
ding | ジャンと鳴る |
repentant | 後悔している |
firsthand | 直接の |
cortical | 皮質の |
②時間を要したが思い出せた単語(16語)
少し時間は要したものの、自力で意味が思い出せた単語は以下16語です。
angst | 不安 |
badger | 悩ませる |
dim | 薄暗い |
dot | 点在する |
impartial | 公平な |
imperialism | 帝国主義 |
intimacy | 親密さ |
manic | 狂気の |
peck | つつく |
potent | 力のある |
precariously | 不安定な |
raiding | 襲撃 |
stigmatize | 汚名を着せる |
truant | ずる休みする生徒 |
vice | 悪 |
writ | 令状 |
というわけで、ほぼ意味が分からなかった単語が24語、時間をかければ思い出せた単語が16語なので、瞬時に意味が理解できなかった単語の合計としては40語、全体の約1.5%でした。
記事を読んだ率直な感想としては、「読めるけどしんどい」です。
冒頭でご紹介した、「語彙の認識率98%で理解できる、99%以上で楽に理解できる」という基準とほぼ一致していると思います。
結論としては、上記に挙げた単語が大体わかるという方、もしくはNewsweekでの情報収集と英語学習を兼ねたいと強く思っている方、でないと1週間に1冊これを読むのはかなりハードといった印象です。
もちろん、継続していれば文章にも慣れてくると思いますので、TOEICで800点後半以上など英語力に自信がある方は、一度チャレンジしてみるのもアリだと思います。
Newsweekの難易度まとめ
以上、アメリカの有名な雑誌Newsweek(ニューズウィーク)の英語版について、内容がどの程度理解できるか、単語のレベルはどの程度か、TOEIC満点取得者が実際に読んで検証してみました。
ほぼ意味がわからない、または瞬時に理解できなかった単語は約2,700語中に40語で全体の約1.5%、結論としては、上記で述べた通り「読めるけどしんどい」といった感想です。
しかし、TOEIC高得点等ある程度の英語力がある方なら、慣れてくれば読みこなせると思います。
英検一級レベルの英語力をお持ちの方であれば、そこまで苦労せず読めるかもしれません。
語彙力に自信のある方、Newsweekで情報収集と英語学習を兼ねたい方、英語雑誌をかっこよく読みこなすぞという気概のある方はぜひチャレンジしてみてください。
英語の雑誌をスラスラ読むためには、語彙力の強化が欠かせません。ぼく自身が23,000語レベルと判定されるまでに使用した単語帳を『英単語10000語レベル以上のオススメ教材』にまとめたので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
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英単語10000語レベル以上のオススメ教材
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最後まで読んでいただきありがとうございました。