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Idiomatic American Englishをレビュー【アメリカ口語表現が学べる洋書教材】

2019年9月9日

Idiomatic American Englishをレビュー【アメリカ口語表現が学べる洋書教材】

本記事では、先日取り組んだ洋書教材『Idiomatic American English』をご紹介します。

 

資格試験では学ぶことのできない、アメリカ人が実際に使う口語表現(イディオムやスラングなど)を習得する教材としてオススメです。

レビューは少ないものの、Amazon評価も高いです。

 

ぼく自身、数年前にTOEICは満点を取っているのですが、海外ドラマなどを見ていると知らない表現がたくさん出てきます。

調べているうち、それらのほとんどはイディオムやスラングなど、資格試験ではあまり見かけない口語表現であることに気付きました。

そこで口語表現の教材を探したのですが、日本語だとあまりよさそうなものがなく、最終的にこちらの洋書を選びました。

 

本記事では、Idiomatic American Englishの内容や、学んだ表現が実際にどれくらい海外ドラマに出てきたかなどご紹介していきます。

参考になれば嬉しいです。

 

Idiomatic American Englishの概要

テキストのコンセプトと構成

まずこの『Idiomatic American English』がどんな本なのかご紹介します。

 

Idiomatic American Englishのコンセプト

まずコンセプトですが、以下冒頭のINTRODUCTIONからの抜粋です。

The lessons in this book are designed to teach you the kind of informal, everyday speech - including many slang words as well as idioms - that is commonly understood by all native Americans, no matter what their level of education.

 

まさにアメリカ人が普段使う口語表現の習得を目的とした教材であることがわかります。

 

Idiomatic American Englishの構成

構成としては、1レッスン1ページという作りになっており、全部で100レッスンです。

大きさは一般的な雑誌サイズです。

1レッスンでだいたい8~10個の表現が紹介されており、合計で900個前後のイディオム・スラングを学ぶことができます。

 

各ページの内容は以下の通りです。

  • Dialogue: 学習する表現が盛り込まれた会話
  • Vocabulary: 語義の説明(もちろん英語で)
  • Exercise I: 選択肢から選んで例文穴埋め
  • Exercise II : 学んだ表現による例文言い換え

 

TOEIC満点取得後もそれなりに英語学習を続けてきたつもりでしたが、Dialogueは初見ではほぼ意味が理解できませんでした

それだけ口語表現というのは、資格試験ではカバーできないということですね。

しかし1つの表現につき3つの例文に触れることになりますので、順番に取り組めば使い方を深く理解することができますし、定着率が高いです。

 

 

Idiomatic American Englishのフレーズは実際に使われるのか

実際の英会話で使われるのか

現在海外ドラマ(主に日常会話の多い『フレンズ』)での英語学習に取り組んでいるので、その中で出てきた本書で学んだ表現をご紹介します。

もちろんフレンズも少し昔のドラマなので流行りの表現というわけではないですが、実用性の証明としては申し分ないと思います。

 

 

  • steer clear of: ~を避ける
  • dump: (恋人)を振る
  • have a crush on: ~に惚れている
  • in a nutshell: 手短に言うと、
  • stand someone up: ~との約束をすっぽかす
  • buck: ドル
  • snap out of it: 気持ちを切り替える

 

現時点でこういう表現があまり分からないという方には、本書で学ぶ価値は十分あると思います。

以下、実際に使ってみて感じたおすすめポイント・残念なポイントをそれぞれ挙げます。

 

Idiomatic American English 5つのおすすめポイント

5つのおすすめポイント

 

まず、本教材のおすすめポイントを5つ挙げてみます。

①資格試験に出ない口語表現が学べる

資格試験での英語学習では学べない、ネイティブが日常的に使う表現を学ぶことができます。

 

②3 つの例文により理解が深まる

Dialogueも含めると合計3 つの例文があるので、その表現に対する理解が深まります。

 

③エクササイズにより、使える表現に

2 種類のエクササイズにより、使い方を深く理解することができます。

 

④英語で英語が学べる

洋書なのでもちろん語義説明も英語です。

エクササイズの例文も含め、英語で意味を考えながら解いていくことになりますので、いわゆる『英語で英語を学ぶ』ことができます。

そこまで難しい表現はないですが、TOEIC700点レベルの英語力は必要になってくるかと思います。

 

⑤1レッスン1ページで、取り組みやすい

1レッスン1ページなので、学習管理がしやすいです。

1レッスン5~10分程度でサクッと終わらせられます。

時間がある日は1日で10レッスンやってましたので、気合を入れれば2週間程度で仕上げられますね。

 

Idiomatic American English 2つの残念なポイント

3つの残念なポイント

残念なポイントも2つ挙げておきます。

①由来の解説がない

表現の由来解説があるとさらに記憶定着の助けになるのですが、それは残念ながらありません。

でもそれを入れると練習問題が減ってしまうので、仕方ないですね。

 

②音声がない

CDや音声ダウンロードはないので、耳から学ぶということはできません。

 

音声付きで学びたいという方は、関連記事の『英語イディオム・口語表現が学べるおすすめ本【海外ドラマにも最適な洋書3冊】』で紹介している「The Great Book of American Idioms」をチェックしてみてください。

イディオム収録数が多く、アマゾンAudibleの利用が初めてなら無料で入手することができます。

 

以上、実際に使ってみて感じたおすすめポイント・残念なポイントでした。

 

Idiomatic American Englishで口語表現を学ぼう!

Idiomatic American Englishで口語表現を学ぼう!

以上、アメリカ口語表現が学べる洋書教材『Idiomatic American English』のご紹介でした。

海外ドラマにもよく出てくるような、アメリカ人が実際に使う口語表現(イディオムやスラングなど)が学べるおすすめの教材です。

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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