子どもに初めて英語絵本を買ってみようと思うけど、何がおすすめなのかな?
どう読み聞かせたらいいかも教えてほしいです。
30代パパのよしおです。
ぼく自身は大人になってから英語を学びましたが、子どもには小さいうちから英語に触れさせてあげたいと思い、おうち英語を始めました。
今回は、2歳8か月の息子が乗り気になった『英語絵本の読み聞かせ方』をご紹介しますね!
「英語を子供にやらせるなら早いほうがいい!」
「まずは絵本から!」
なんて聞くと焦りますが、どう手をつけていいのか迷いますよね。
ぼく自身、子どもが1歳くらいの頃から何冊か英語絵本を買ったことがありますが、当時はほとんど興味を示してくれませんでした。
しかし、2歳半をすぎて日本語の発話がだいぶ落ち着いてきたので、改めて読み聞かせてみた結果、ストーリーを聞きながら少しずつ英語をマネしてくれるようになりました!
本記事では、ぼく自身が実践している読み聞かせ方法と、そのためのおすすめ絵本をご紹介します。
おすすめはワールドライブラリーイングリッシュの英語絵本!
なかなか英語絵本を聞いてくれなかった中で、見つけたのがワールドライブラリーイングリッシュというサイトでした。
世界の名作絵本に「うた・音楽付き朗読・チャンツ」がCDで付いており、これを聞いているだけでとにかく楽しいです。
うた付きの絵本はたくさんありますが、朗読にも展開に合わせた音楽が付いていたり、子供が簡単にマネできるチャンツがあったりと、「耳で学ぶ」しかけがたくさん詰まっています。
現在ラインナップは6種類で、すべてサンプル動画が公式ページから見れるので、ぜひチェックしてみてください。
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初めての英語絵本|適当な読み聞かせは禁物
まず、英語絵本は適当に読み聞かせをすると、以前の僕のように、残念ながらうまくいかない可能性が高いです。
その理由をさくっとお話していきますね。
ストーリーが分からなければ、楽しめない
言われてみれば当たり前なのですが、日本語を理解できるようになった子どもにとって、言っていることがさっぱり分からない英語をいきなり聞かされても、楽しいわけがないですよね。
例えば、今あなたがハマっているドラマがあるとして、次週からいきなり全て英語音声に変わっていたらどうでしょうか。
「頼むから日本語に戻してくれ~!!」
ってなりませんか?
いきなり英語絵本を聞かせるのは、これに近いことを子どもにしてしまっているということなんです。
この状態では、絵本を楽しめるわけがないですよね。
第二言語で「魅力ある読み聞かせ」はむずかしい
また日本語の絵本なら、展開に合わせて喜怒哀楽を表現することができます。
しかし、親にとっても不慣れな英語で、魅力ある読み聞かせ方ができるでしょうか。
ぼく自身は仕事でもかなり英語を使ってきましたが、それでも絵本を読むときには
「この発音で合ってたかな?」
「この単語、舌噛みそうだな…」
など正しく読むことに囚われ、「魅力ある読み聞かせ」にまでなかなか気が回りません。
ぎこちなく読み上げられてはなかなか楽しめませんよね。
朗読CDを流すだけでは効果は薄い
それじゃあ、ネイティブが収録した朗読CDを流しておけばいいかというと、それも微妙だったりします。
その理由は、聞こえてくる音とストーリーの展開が頭の中でつながらないからです。
親が横についてすべて指差しで教え、子どもがおとなしく聞いてくれていれば効果があるかもしれません。
しかし、皆目見当もつかない話を5分、10分と聞いているのは、大人だって辛いはず。
CDを流していても次第に注意がそれて、ただの雑音と化してしまう可能性が高いです。
もちろんそれでも効果はゼロではないですが、ストーリーが頭に入っていた方が効果的なのは明らかですよね。
初めての英語絵本は「うた」付きがおすすめ
以上のことから、適当な読み聞かせやCDの聞き流しでは、子どもが楽しんで聞いてくれる可能性は高いとは言えません。
そこでおすすめなのが、「うた」などリズムに乗せて英語を聞かせ、覚えた音と絵本のストーリーをつなげてあげる方法です。
「うた」なら理解できなくても楽しい
日本語の歌でもそうですが、子どもは歌詞が理解できなくても楽しければ歌を覚えてくれます。
リズムがあれば、耳に残る
また、リズムがあることで耳に残り、自然と口ずさむこともあります。
意味が分からなくても音で覚えてしまっているという歌は、大人でもあるはずです。
リズムに乗って英語の音を覚えてしまえば、あとはその「意味」を教えてつなげてあげるだけです。
このやり方にうまくマッチしたのが、冒頭でもご紹介したワールドイングリッシュライブラリーの絵本でした。
「うた・朗読・チャンツ」が付いているので、いろんな角度から絵本を楽しむことができます。
英語絵本|初めての読み聞かせ3ステップ
というわけで、前置きがとっても長くなりましたがおすすめの読み聞かせ方法を3ステップでご紹介します!
焦らず、少しずつ進めていきましょう。
1.絵を楽しむ
まずは絵本の絵を楽しみましょう。
このとき、コミュニケーションは日本語で構いません。
わが家では、ワールドライブラリーイングリッシュの中でも、最初はフクロウの赤ちゃんが迷子になる「A BIT LOST」を読み始めました。
▼サンプル動画▼
絵本を開いて、
「あ、フクロウのお母さんと赤ちゃんがいるね」
「あ、赤ちゃんが木から落ちちゃったよ?」
「お母さんを探すの、リスさんが手伝ってくれるみたいだね」
といった感じで、それとなくストーリーの流れを教えてあげます。
すると、子どもは先の展開が気になってペラペラとめくり始めます。
絵本に興味を持ってくれさえすれば、それでOKです!
2.うた・リズムを楽しむ
次に、CDをかけ流して一緒に口ずさんであげます。
自分でも覚えてきたら、遊んでいるときやお風呂の中でも歌ってあげましょう。
3.少しずつ「つなげて」理解させる
「ストーリーの流れ」と「歌のリズム」をある程度覚えてきたら、それらを少しずつつなげてあげます。
「『あのクマさんは僕のお母さんじゃないよ』って、『No♪ No♪』ってフクロウの赤ちゃんが言ってるね」
「『フクロウの赤ちゃんを助けてくれたから、ビスケット食べにおいで?』って、『Biscuits♪』ってフクロウのお母さんが言ってるね」
といった感じで、耳に残りやすいフレーズと、ストーリーをつなげていってあげます。
すると、次にそのフレーズを聞いたとき、子どもにとって「英語がわかる状態」になるので、英語を聞くことのストレスが和らいでいきます。
このように少しずつ理解を深められるように手伝ってあげることで、子ども自身も英語絵本を楽しんでくれるようになりますよ。
注意点としては、日本語はあくまで理解のきっかけを作るためであって、一つ一つの英単語を日本語に逐語訳しないように気を付けましょう。
英語脳を作るためには、映像やイラストと英語を直接結びつけてあげるのが一番ですからね。
うた・朗読・チャントがセットになったおすすめ英語絵本
すでにご紹介した通り、ワールドライブラリーイングリッシュの英語絵本は初めての読み聞かせにすごくおすすめです。
世界のベストセラー絵本に「歌・音楽付き朗読・チャンツ(リズムで区切った朗読)」が入ったCDが付いており、現在上記の6冊がラインナップされています。
※「A BIT LOST」は、ReadingとSingingの収録のみでChantingはないそうです。
6冊ともサンプル動画があるので、ぜひチェックしてみてください。
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ちなみに2,000円以上購入すると送料が無料になりますよ。
初めての英語絵本|読み聞かせのコツまとめ!
以上、初めての英語絵本読み聞かせのコツとおすすめ本をご紹介しました!
ただ読み聞かせるだけでは、子どもに興味を持たせるのはむずかしいです。
少しずつ時間をかけて、子どもが「英語がわかる」という状態になるようサポートしてあげましょう。
子どもが興味を持ってくれると、親としても英語絵本の時間が楽しくなりますよ。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!