「転スラ」こと That Time I Got Reincarnated as a Slime は、シーズンが変わるたびにOP・EDのアーティストが総入れ替えになるほど主題歌のラインナップが豪華な作品です。結論から言うと、Season 1から4までで歴代OP/EDはあわせて16曲にのぼり、そのうち半分以上が英語タイトルを持っています。この記事では、著作権に配慮して歌詞は一切引用せず、曲名とアーティスト、そして曲名に使われている英単語の意味・ニュアンスだけを丁寧に解説していきます。Nameless Storyの-less(〜のない)、PEACEKEEPERのpeace+keeperのような曲名だけでも学べる英語表現がたくさんあるので、リスニング教材を探している方にもおすすめです。実際にフル尺の主題歌を英語音声・英語字幕つきの映像で楽しみたい方は、後半で紹介するNordVPNを使って英語圏サーバーに接続してからCrunchyrollを開く方法が確実です(仕組みは後ほど詳しく説明します)。留学経験なし・TOEIC990・VERSANT76点(80点満点中)の筆者YOSHIが、主題歌をきっかけに続けてきた学習法もあわせて紹介します。
Contents
- 1 転スラ歴代OP/ED主題歌一覧|シーズン1〜4を早見表でチェック
- 2 Season 1のOP/EDを英語で|Nameless Story・Another Colony・Little Soldier
- 3 Season 2のOP/EDを英語で|Storyteller・STORYSEEKER・Like Flames・Reincarnate
- 4 Season 3のOP/EDを英語で|PEACEKEEPER・Believer・Renacer Serenade・Miracle Soup
- 5 Season 4のOP/EDを英語で|絵空事・渇望・TACTIC・Hymnal
- 6 英語吹替版でも主題歌は日本語のまま?視聴前に知っておきたいポイント
- 7 転スラの主題歌をフル尺・英語音声つきで楽しむ方法
- 8 主題歌をきっかけにした英語学習法
- 9 まとめ|曲名を知れば転スラの主題歌がもっと面白くなる
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転スラ歴代OP/ED主題歌一覧|シーズン1〜4を早見表でチェック
結論として、転スラのOP/EDはSeason 1〜4の各シーズンで前半クール・後半クールごとに新曲が用意されており、合計16曲が存在します(本記事執筆時点・劇場版を除くテレビシリーズのみ)。まずは全曲を一覧表で確認しましょう。
| シーズン | 放送時期 | 区分 | 曲名 | アーティスト |
|---|---|---|---|---|
| Season 1 | 2018年 | OP(第1クール) | Nameless Story | 寺島拓篤 |
| Season 1 | 2018年 | ED(第1クール) | Another Colony | TRUE |
| Season 1 | 2018年 | OP(第2クール) | メグルモノ | 寺島拓篤 |
| Season 1 | 2018年 | ED(第2クール) | リトルソルジャー(Little Soldier) | 田所あずさ |
| Season 2 | 2021年 | OP(第1クール) | Storyteller | TRUE |
| Season 2 | 2021年 | ED(第1クール) | STORYSEEKER | STEREO DIVE FOUNDATION |
| Season 2 | 2021年 | OP(第2クール) | Like Flames | MindaRyn |
| Season 2 | 2021年 | ED(第2クール) | Reincarnate | 寺島拓篤 |
| Season 3 | 2024年 | OP(第1クール) | PEACEKEEPER | STEREO DIVE FOUNDATION |
| Season 3 | 2024年 | ED(第1クール) | Believer | 来栖りん |
| Season 3 | 2024年 | OP(第2クール) | レナセールセレナーデ(Renacer Serenade) | ももいろクローバーZ |
| Season 3 | 2024年 | ED(第2クール) | Miracle Soup | MindaRyn |
| Season 4 | 2026年 | OP(第1クール) | 絵空事(Esoragoto) | Eir Aoi(藍井エイル) |
| Season 4 | 2026年 | ED(第1クール) | 渇望(Katsubou) | CiON |
| Season 4 | 2026年 | OP(第2クール) | TACTIC | Daoko |
| Season 4 | 2026年 | ED(第2クール) | ヒムナル(Hymnal) | 田所あずさ |
こうして並べてみると、寺島拓篤さん・田所あずささんは複数シーズンにまたがって主題歌を担当している常連アーティストであることが分かります。一方で、STEREO DIVE FOUNDATIONやMindaRynのようにOPとEDの両方を経験しているアーティストもいて、シーズンをまたいで聴き比べると同じアーティストの表現の幅も楽しめるのが転スラ主題歌の面白いところです。次の章から、シーズンごとに曲名の英語表現を詳しく見ていきます。
Season 1のOP/EDを英語で|Nameless Story・Another Colony・Little Soldier
Season 1(2018年)の主題歌でまず押さえたいのは、Nameless Storyというタイトルに使われている-lessという接尾辞です。namelessはname(名前)+-less(〜がない)で「名前のない」という意味の形容詞になります。careless(不注意な=care+less)やharmless(無害な=harm+less)と同じ作りで、「名詞+less」で「〜を持たない」という形容詞を作れるという英語の基本パターンを覚えるのに向いています。異世界に転生したばかりで、まだ何者でもなかったリムルの物語序盤とタイトルの持つ「名もなき」というニュアンスが重なって見えるのも個人的に好きなポイントです。
ED「Another Colony」のcolonyは「植民地」という意味で覚えている方が多いと思いますが、実は「(アリやハチなどの)群れ、集団」という意味でも使われる単語です。ant colony(アリの集団)のように生物学の文脈でもよく登場します。another(もうひとつの)と組み合わさることで、「もうひとつの集団・居場所」というニュアンスになり、国づくりの物語である転スラのテーマとも響き合うタイトルだと感じます。
第2クールED「リトルソルジャー(Little Soldier)」はシンプルにlittle(小さい、幼い)+soldier(兵士)という組み合わせです。littleは単に「サイズが小さい」だけでなく、「幼い・未熟な」というニュアンスを含むことがあり、little brother(弟)のような使い方と同じ発想です。曲名一覧・キャラクターの英語名についてさらに詳しく知りたい方は、転スラキャラクター英語名一覧もあわせてご覧ください。
Season 2のOP/EDを英語で|Storyteller・STORYSEEKER・Like Flames・Reincarnate
Season 2(2021年)は、-er(〜する人)という接尾辞が付いた単語がタイトルに続くのが特徴的です。OP「Storyteller」はstory(物語)+tell(語る)+-er(〜する人)で「物語を語る人」、ED「STORYSEEKER」はstory+seek(探し求める)+-erで「物語を探し求める人」という意味になります。同じstoryという単語に、teller(語り手)とseeker(探求者)という正反対の役割を組み合わせているのが面白く、英単語のちょっとした語尾の違いで意味がガラッと変わることを実感できる好例です。
第2クールOP「Like Flames」はlike(〜のように)+flames(炎、flameの複数形)というシンプルな直喩表現です。likeは「好き」という意味で覚えている方が多いですが、前置詞として使うと「〜のように」という比較・直喩の意味になるという、中学英語でもおなじみの多義語です。
第2クールED「Reincarnate」は、まさに転スラのタイトルそのものに使われている単語です。reincarnateは「(魂が)転生する」という意味の動詞で、作品タイトルThat Time I Got Reincarnated as a Slimeのreincarnated(過去分詞形)と同じ語源になります。曲名だけでタイトルの核となる単語を再確認できるというのは、転スラファンにとってうれしいポイントです。作品タイトルの成り立ちをより詳しく知りたい方は転スラの英語タイトルを詳しく解説した記事もどうぞ。
Season 3のOP/EDを英語で|PEACEKEEPER・Believer・Renacer Serenade・Miracle Soup
Season 3(2024年)のOP「PEACEKEEPER」は、peace(平和)+keeper(維持する人・番人)という組み合わせで、「平和維持者」という意味の単語です。実はpeacekeeperは国連平和維持軍(UN Peacekeeping Forces)のニュース記事などでもよく見かける、やや硬めの時事英語としても使われる単語です。国づくりを進めるリムルたちの物語と重なる、スケール感のあるタイトルだと感じます。
第1クールED「Believer」はbelieve(信じる)+-er(〜する人)で「信じる人」という意味です。believe in ~(〜の存在・価値を信じる)という形で使うことが多い動詞で、I believe in you(あなたを信じている)のような日常会話でも頻出のフレーズにつながる単語です。
第2クールOP「レナセールセレナーデ(Renacer Serenade)」は、実は英語とスペイン語が混ざった珍しいタイトルです。Renacerはスペイン語で「生まれ変わる」を意味する動詞(re-=再び+nacer=生まれる)、Serenadeは英語で「小夜曲、恋人に捧げる歌」を意味する単語です。歌詞の言語構成は本記事では確認しておらず、あくまでタイトルの語彙としての紹介ですが、「生まれ変わる」を意味する単語がタイトルに選ばれているのは、転生をテーマにした作品らしい選曲だと感じます。
第2クールED「Miracle Soup」はmiracle(奇跡)+soup(スープ)という、一見すると意外な単語の組み合わせです。抽象的な単語(miracle)と具体的な日用品の単語(soup)を組み合わせるのは、洋楽のタイトルでもよく見られる手法で、印象に残りやすいタイトルの作り方のひとつです。
Season 4のOP/EDを英語で|絵空事・渇望・TACTIC・Hymnal
Season 4(2026年)は前半・後半で日本語タイトルと英語タイトルが交互に並ぶ構成になっています。第1クールOP「絵空事(Esoragoto)」は、日本語で「現実離れした作り話、絵に描いた餅」を意味する言葉です。同じく第1クールED「渇望(Katsubou)」も日本語タイトルで、「強く望むこと、渇いたように欲すること」を意味します。この2曲はどちらも英語タイトルではありませんが、日本語のニュアンスを知っておくと、英語で作品を語るときにも「longing」(渇望・切望)や「fantasy」(絵空事・空想)といった対訳の単語を思い浮かべやすくなります。
第2クールOP「TACTIC」はtactic(戦術、作戦)という単語です。ここでひとつ英文法の面白いポイントがあります。「戦術」という意味で使うとき、英語ではtacticsと複数形で使うのが一般的で、His tactics worked well(彼の戦術はうまくいった)のように使います。あえて単数形のTACTICとタイトルに使うことで、「数ある戦術の中のひとつ」という個別性を強調しているとも読み取れ、複数形が基本の単語をあえて単数形にする表現の妙を感じます。
第2クールED「ヒムナル(Hymnal)」はhymn(讃美歌)+-al(形容詞・名詞化の接尾辞)で「讃美歌集」を意味する単語です。普段の会話ではあまり使わない、やや宗教色のある語彙なので、これを機に覚えておくと洋楽・洋画でも「あ、この単語だ」と気づけるはずです。用語の英語表記についてさらに詳しく知りたい方は転スラ用語の英語解説記事でまとめています。
英語吹替版でも主題歌は日本語のまま?視聴前に知っておきたいポイント
結論として、アニメの英語吹替(Dub)版であっても、OP・ED主題歌そのものは原語(日本語)のまま流れることが一般的です。英語吹替版というと「すべてが英語になる」とイメージしがちですが、実際にはセリフ部分だけが英語の声優に差し替えられ、主題歌の歌唱パートは原曲どおり日本語で収録されるのが、アニメ業界でよく見られる標準的なローカライズ方法です。
この点は転スラの個別のCrunchyroll配信版すべてを逐一確認したわけではないため、断定はせず「一般的な慣行として」お伝えしますが、「英語吹替版だから主題歌も英語詞になっているはず」と期待しすぎないほうがよいという点は知っておくと安心です。むしろ、セリフは英語で聞き取りながら、OP・EDでは日本語の歌声を楽しむという切り替えも、アニメを英語で見る醍醐味のひとつだと思います。
転スラの主題歌をフル尺・英語音声つきで楽しむ方法
結論として、テレビ放送でカットされているフル尺のOP・ED映像や、英語音声で本編を楽しみたい場合は、Crunchyrollがもっとも網羅性の高い選択肢です。転スラはCrunchyrollでSeason 1〜4・劇場版2作すべてが英語吹替・英語字幕に対応しています。
ただし、Crunchyrollは日本から通常のインターネット接続でアクセスすると地理的にブロックされてしまいます。ここで役立つのがVPNサービスです。仕組みは次の3ステップです。
- NordVPNでアメリカなど英語圏のサーバーに接続する
- その状態でCrunchyrollのサイト・アプリを開く
- 海外からのアクセス扱いになり、英語吹替・英語字幕を含むカタログにアクセスできるようになる
NordVPNはVPNサービスの中でも利用者が多く、初めての方にも選ばれやすいサービスです。主題歌の曲名・アーティストを先に知ってから本編を見返すと、「あ、この曲だ」とOP・EDが流れるたびに一気に親近感がわいてきます。なお、2026年7月からNetflixでもSeason 1がバイリンガル対応で配信されているという報道がありますが、日本アカウントで英語音声が実際に選べるかは本記事執筆時点で筆者側の実機確認が取れていません。確実に英語音声・字幕で楽しみたい場合はCrunchyrollを軸にするのがおすすめです。配信サービスごとの詳しい比較・操作手順は転スラを英語で見る方法の記事でさらに詳しく解説しています。
主題歌をきっかけにした英語学習法
転スラの主題歌タイトルだけでも、-less(〜のない)、-er(〜する人)、-al(〜の性質を持つ)といった接尾辞のパターンを一気に学べるという発見がありました。「主題歌のタイトルを入り口に英単語を覚える」というのは、堅苦しい単語帳よりもずっと記憶に残りやすいという実感があります。
筆者YOSHIが実際に続けてきた勉強法を3つ紹介します。
- 反復学習:CrunchyrollやNetflixのアプリのダウンロード機能・バックグラウンド再生を使い、通勤中にOP・ED映像を繰り返し流します。曲名と映像がセットで記憶に残るので、単語だけを暗記するより定着が早いのがポイントです。
- スクリプト×AI活用:「Tensura opening」「Tensura ending」のように曲名で検索してアーティスト情報や公式コメントを探し、気になった英単語(例:
peacekeeperやhymnal)をAI(ChatGPTなど)に「この単語のニュアンスと使われ方を教えて」と質問します。歌詞そのものではなく曲名やタイトルに使われた単語をきっかけに語彙を広げる方法なので、著作権的にも安心して取り組めます。 - 心理的ハードルを下げる:「勉強しよう」と身構えるのではなく、好きな主題歌の曲名の意味を知りたいという興味から入るだけで十分です。転スラのように毎シーズン新曲が出るシリーズは、次の主題歌を楽しみに待つモチベーションがそのまま単語力の積み重ねにつながります。
留学経験のない私がTOEIC990点、そしてスピーキング評価のVERSANT76点(80点満点中)まで伸ばせたのも、こうした「好きな作品の言葉から覚える」学習の積み重ねでした。主題歌のタイトルは短いフレーズが多いぶん、声に出して発音してみる練習にもちょうどいい長さです。Nameless StoryやPEACEKEEPERのような曲名を口に出して読んでみるだけでも、英語の発音・アクセントの感覚を養う練習になります。アニメを使った英語学習全般の効果や進め方をもっと詳しく知りたい方は、アニメで英語学習は効果ある?もあわせてご覧ください。
まとめ|曲名を知れば転スラの主題歌がもっと面白くなる
転スラのOP/EDは、Season 1〜4で合計16曲。Nameless Storyの-less、StorytellerとSTORYSEEKERの-er、TACTICの単数形の使い方、そしてRenacer Serenadeのスペイン語×英語のミックスまで、曲名だけでも英語のちょっとした発見がたくさん詰まっているのが転スラ主題歌の魅力です。
歌詞そのものは著作権に配慮して引用していませんが、曲名とアーティスト情報を知っているだけでも、本編を見返すときの楽しみ方が変わってくるはずです。情報は本記事執筆時点(2026年8月7日)のものなので、今後Season 4の続きや劇場版で新たな主題歌が発表される可能性もあります。作品全体の英語タイトルや視聴方法についてさらに詳しく知りたい方は、転スラを英語でまとめた記事もあわせてご覧ください。
関連記事
転スラをさらに深掘りしたい方は、次の記事もあわせてご覧ください。