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進撃の巨人

進撃の巨人 主題歌の英語まとめ|OP/ED全曲の英語タイトル・アーティスト・なぜドイツ語?を解説

進撃の巨人 主題歌・OP/ED 英語まとめ アイキャッチ(紅蓮の弓矢・自由の翼・The Rumbling ほか)

「進撃の巨人の主題歌って、英語だと何ていう曲名なんだろう?」「OPで叫んでいるあの言葉、英語じゃなくてドイツ語らしいけど、どういう意味?」——結論からお伝えすると、進撃の巨人の主題歌はOP(オープニング)もED(エンディング)も全シーズン分そろっており、その多くをLinked Horizon(リンクトホライズン)が手がけています。 そして最大の特徴が、「英語」だけでなく「ドイツ語」が象徴的に使われていること。たとえばThe Final Season Part2のOPは英語タイトルそのままの「The Rumbling」(=地鳴らし)、名曲として名高いエンディングは「悪魔の子(Akuma no Ko)」——というように、英語・日本語・ドイツ語が混ざり合っているのが進撃サウンドの魅力です。

この記事では、進撃の巨人のOP・ED主題歌を全曲、「日本語タイトル+ローマ字+英語での意味」「アーティスト」「担当シーズン・クール」の3点セットで一覧表にまとめます。そのうえで、多くの人が気になる「なぜドイツ語が多用されるのか」という背景を解説し、曲名や歌に関連するドイツ語・英語の"単語"を単語カード形式で意味づけしていきます。歌詞そのものは扱いませんが、曲名と語彙を押さえるだけでも、進撃の音楽はぐっと深く楽しめます。作品全体の英語トピック(タイトルの意味やキャラ名、視聴方法)は進撃の巨人は英語で?タイトル・キャラ名・視聴方法まで完全ガイドにまとめています。

私はアニメ・海外ドラマ・サッカー観戦で英語を身につけ、留学経験がないままTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)を取得し、元海外事業担当として英語を使ってきた2児の父です。なお、主題歌の公式な英語表記や英訳を海外版で確認したい方に先にお伝えすると、NordVPNでアメリカなど英語圏のサーバーに接続してから配信アプリを開くと、英語字幕付きの海外版で本編とセットの主題歌クレジットを確認できます。 具体的な手順は記事の後半で紹介します。

まず結論:進撃の主題歌は「全シーズン分」+ドイツ語が象徴

結論として、進撃の巨人のテレビアニメはシーズン1からThe Final Season(最終章)まで、各クールごとにOP・EDの主題歌が用意されており、劇場版や特別編のテーマ曲も加えると相当な曲数になります。全体像は、次の3つのポイントで押さえておきましょう。

第一に、OP主題歌の中心はLinked Horizonです。「紅蓮の弓矢」「自由の翼」「心臓を捧げよ!」「憧憬と屍の道」「最後の巨人」など、シリーズを代表する主題歌の多くを、Revo(レヴォ)率いるLinked Horizonが担当しています。第二に、シーズンが進むほど多彩なアーティストが参加し、YOSHIKI feat. HYDE、神聖かまってちゃん、SiM、ヒグチアイ、安藤裕子、cinema staff(シネマスタッフ)など、ジャンルの幅が広がっていきます。第三に、本記事の核でもあるのが、「ドイツ語」が作品の象徴として使われているという事実。英語タイトルの曲、日本語タイトルの曲、そしてドイツ語が織り込まれた曲が共存しているのが、進撃サウンドの個性です。以下、OP・EDを一覧表で確認し、「英題がローマ字の曲」「なぜドイツ語なのか」「単語カード」と掘り下げていきます。

進撃の巨人 OP主題歌(オープニング)一覧【英語タイトル付き】

結論として、進撃の巨人のOP主題歌は、テレビアニメ本編だけで見てもシーズン1(前後半)・2・3(前後半)・The Final Season(Part1・2・特別編)と続き、それぞれに個性的な曲が当てられています。まずは一覧で、曲名・英語での意味・アーティスト・担当シーズンをまとめて確認しましょう(曲名・アーティスト・シーズンは進撃の巨人 公式ポータルサイトの表記に基づきます)。

曲名(日本語/ローマ字)英語タイトル・意味アーティスト・シーズン
紅蓮の弓矢(Guren no Yumiya)劇場版英題 Crimson Bow and Arrow(紅蓮の=深紅の/弓矢=bow and arrow)Linked Horizon・シーズン1 前半
自由の翼(Jiyū no Tsubasa)Wings of Freedom(自由=freedom/翼=wings)Linked Horizon・シーズン1 後半
心臓を捧げよ!(Shinzō wo Sasageyo!)Dedicate Your Heart!(捧げる=dedicate/心臓=heart)Linked Horizon・シーズン2
Red SwanRed Swan(英語タイトル。swan=白鳥)YOSHIKI feat. HYDE・シーズン3 前半
憧憬と屍の道(Shōkei to Shikabane no Michi)直訳 The Path of Longing and Corpses(憧憬=longing/屍=corpse/道=path)※公式英題なし・逐語訳Linked Horizon・シーズン3 後半
僕の戦争(Boku no Sensō)My War(公式併記)(戦争=war)神聖かまってちゃん・The Final Season Part1
The RumblingThe Rumbling(英語タイトル。=地鳴らし/rumble=地響き)SiM・The Final Season Part2
UNDER THE TREEUNDER THE TREE(英語タイトル。=木の下で)SiM・The Final Season 特別編(Part3 テーマ曲)
最後の巨人(Saigo no Kyojin)直訳 The Last Titan(最後の=last/巨人=Titan)※逐語訳Linked Horizon・The Final Season 完結編(OP)
二千年…もしくは…二万年後の君へ…(Nisennen Moshiku wa Nimannen Go no Kimi e)To You, in 2,000 – or 20,000 – Years From Now(二千年/二万年後の君へ)Linked Horizon・The Final Season 完結編 テーマ曲

一覧のとおり、進撃のOPは「Linked Horizonの物語音楽」と「外部アーティストの強烈な一曲」が交互に現れる構成になっています。英語タイトルの曲(Red Swan/The Rumbling/UNDER THE TREE)と、日本語タイトルの曲(紅蓮の弓矢ほか)がはっきり分かれているのがポイントです。以下、時系列で見ていきましょう。

シーズン1〜2のOP:紅蓮の弓矢・自由の翼・心臓を捧げよ(Linked Horizon)

シリーズの顔ともいえる初期3曲は、いずれもLinked Horizonが担当しています。シーズン1前半のOP「紅蓮の弓矢(Guren no Yumiya)」は、「紅蓮」が燃えるような深紅・真っ赤な炎を意味する言葉。劇場版(前編)の英語タイトルがAttack on Titan: Crimson Bow and Arrowであることから、公式の英語表現としてはCrimson Bow and Arrowが対応します。crimson=深紅、bow and arrow=弓矢、というシンプルな対応で覚えられます。

シーズン1後半のOP「自由の翼(Jiyū no Tsubasa)」の英語での意味はWings of Freedom。これは劇場版(後編)の英語タイトルとしても採用されており、調査兵団の紋章「自由の翼」とも重なる重要なフレーズです。そしてシーズン2のOP「心臓を捧げよ!(Shinzō wo Sasageyo!)」は、英語ではDedicate Your Heart!。この「心臓を捧げよ」は作中の敬礼と決めゼリフであり、最終章の話数タイトルにも Dedicate Your Heart として使われている公式度の高い英訳です。dedicate=(身命を)捧げる、heart=心臓、と押さえておきましょう。

シーズン3〜The Final SeasonのOP:Red Swan〜Saigo no Kyojin

シーズン3以降は、アーティストの顔ぶれが一気に華やかになります。シーズン3前半のOP「Red Swan」は、なんとX JAPANのYOSHIKIとL'Arc〜en〜CielのHYDEという大物2人のコラボ(YOSHIKI feat. HYDE)。曲名は英語で、swanは「白鳥」を意味します。シーズン3後半は再びLinked Horizonの「憧憬と屍の道(Shōkei to Shikabane no Michi)」。公式の英題は付いていませんが、逐語訳するとThe Path of Longing and Corpses(憧憬=longing/屍=corpse/道=path)で、理想へのあこがれと、その道に横たわる犠牲を同時に表した重いタイトルです。

The Final Season(最終章)に入ると、Part1のOPは神聖かまってちゃんの「僕の戦争(Boku no Sensō)」で、公式にはMy Warと英語併記されています。Part2のOPはSiMの「The Rumbling」——これは英語タイトルそのもので、作中最大の脅威「地鳴らし」の英語名 the Rumbling と完全に一致します。さらに特別編(完結編)では、SiMの「UNDER THE TREE」、Linked Horizonの「最後の巨人(Saigo no Kyojin=The Last Titan)」、同じくLinked Horizonの「二千年…もしくは…二万年後の君へ…(To You, in 2,000 – or 20,000 – Years From Now)」と、物語の結末を彩る曲が続きます。英語タイトルの曲がぐっと増えるのが最終章の特徴です。

進撃の巨人 ED主題歌(エンディング)一覧【英語タイトル付き】

結論として、ED主題歌もOPに負けず多彩で、cinema staffやSiMの英語タイトル曲、ヒグチアイ「悪魔の子」のようなローマ字英題の曲まで幅広くそろっています。こちらも一覧で確認しましょう。

曲名(日本語/ローマ字)英語タイトル・意味アーティスト・シーズン
美しき残酷な世界(Utsukushiki Zankoku na Sekai)直訳 Beautiful Cruel World(美しき=beautiful/残酷な=cruel/世界=world)日笠陽子(Yōko Hikasa)・シーズン1 前半
great escapegreat escape(英語タイトル。=大脱走/escape=脱出)cinema staff・シーズン1 後半
夕暮れの鳥(Yūgure no Tori)直訳 Bird of the Twilight(夕暮れ=twilight/鳥=bird)神聖かまってちゃん・シーズン2
暁の鎮魂歌(Akatsuki no Requiem)Requiem of the Dawn(暁=dawn/鎮魂歌=requiem)Linked Horizon・シーズン3 前半
Name of LoveName of Love(英語タイトル。=愛の名)cinema staff・シーズン3 後半
衝撃(Shōgeki)公式ローマ字 Shogeki/意味 Shock・Impact(衝撃=shock)安藤裕子(Yuko Ando)・The Final Season Part1
悪魔の子(Akuma no Ko)英題はローマ字 Akuma no Ko/意味 A Child of Evil・The Devil's Child(悪魔=devil/子=child)ヒグチアイ(Ai Higuchi)・The Final Season Part2
UNDER THE TREEUNDER THE TREE(英語タイトル。特別編のEDとしても使用)SiM・The Final Season 特別編
いってらっしゃい(Itterasshai)英題はローマ字 Itterasshai/意味 "See you / Take care as you go"(送り出しのあいさつ)ヒグチアイ(Ai Higuchi)・The Final Season 完結編(ED)

EDは「英語タイトルの曲」「日本語タイトルの曲」「ローマ字がそのまま英題になる曲」の3タイプが混在します。順に見ていきましょう。

シーズン1〜3のED:美しき残酷な世界〜Name of Love

シーズン1前半のED「美しき残酷な世界(Utsukushiki Zankoku na Sekai)」は、声優・日笠陽子さんが歌う一曲。逐語訳はBeautiful Cruel Worldで、壁の中の平穏と、その外に広がる残酷さという作品テーマを凝縮したタイトルです。シーズン1後半のED「great escape」cinema staffによる英語タイトル曲。escapeは「脱出・逃走」で、the Great Escape(大脱走)という有名な戦争映画も連想させます。

シーズン2のED「夕暮れの鳥(Yūgure no Tori)」神聖かまってちゃん。逐語訳はBird of the Twilight(夕暮れ=twilight/鳥=bird)です。シーズン3前半のEDはLinked Horizonの「暁の鎮魂歌(Akatsuki no Requiem)」——「鎮魂歌」にrequiem(レクイエム)という読み(ふりがな)が当てられており、英語での意味も Requiem of the Dawn=暁(夜明け)の鎮魂歌。requiemは「死者を悼む鎮魂の音楽」を指す言葉です。シーズン3後半のEDは再びcinema staffの「Name of Love」で、こちらも英語タイトルの曲です。

The Final SeasonのED:衝撃・悪魔の子・いってらっしゃい

最終章のEDは、単独でヒットした名曲ぞろいです。Part1のED「衝撃(Shōgeki)」安藤裕子さんが担当。公式のローマ字表記はShogekiで、英語での意味はShock/Impact心を激しく揺さぶられるような衝撃を表す言葉です。そしてPart2のED「悪魔の子(Akuma no Ko)」は、シンガーソングライターヒグチアイさんによる屈指の人気曲。英語タイトルは日本語ローマ字のAkuma no Koがそのまま使われ、意味としてはA Child of Evil/The Devil's Child(悪魔=devil/子=child)にあたります。

さらに特別編(完結編)では、SiMの「UNDER THE TREE」がエンディングとしても流れ、完結編のED「いってらっしゃい(Itterasshai)」は再びヒグチアイさんが担当。「いってらっしゃい」は英訳しにくい日本語の送り出しの言葉で、英題もローマ字のItterasshaiが採用され、意味としては「行ってきてね/気をつけて」といった見送りのあいさつにあたります。物語の結末を静かに包む、余韻の深いエンディングです。

「悪魔の子(Akuma no Ko)」など英題がローマ字の曲について

結論として、進撃の主題歌の英語タイトルには、日本語をそのままローマ字にした"英題"がいくつかあります。代表が「悪魔の子」=Akuma no Ko、そして「いってらっしゃい」=Itterasshai、EDの「衝撃」=Shogekiです。これらは「英語に訳した公式タイトル」ではなく、日本語の題をローマ字表記したものが海外での正式表記になっているパターンだと理解しておきましょう。

なぜ訳さずローマ字なのかというと、日本語のニュアンスを英語一語に置き換えるのが難しい、あるいは原題の語感そのものを世界共通で残したいという判断があるためです。たとえば「いってらっしゃい」は、英語のgoodbyeともsee you laterとも少しずつ違う、送り出す側の温かい気持ちを含んだ日本語独特の表現。無理に英訳するより、Itterasshaiとローマ字で残したほうが原曲の空気が伝わります。「悪魔の子」も、Akuma no Koという響きごと海外リスナーに親しまれています。

海外の配信サービスやSpotify・Apple Musicで曲を探すときは、「Akuma no Ko」「Itterasshai」「Shogeki」といったローマ字で検索するのが確実です。逆に「The Rumbling」「Red Swan」「Name of Love」「great escape」「UNDER THE TREE」は最初から英語タイトルなので、そのまま英語で検索すれば見つかります。「この曲は英訳題なのか、ローマ字題なのか」を意識すると、海外版の検索でつまずかなくなります。

なぜ進撃の巨人の主題歌はドイツ語が多いのか

結論として、進撃の巨人の主題歌にドイツ語が多用されるのは、作品世界のヨーロッパ的な世界観と、主要な作曲者たちの作風がかみ合った結果です。特にOPを多く手がけるLinked Horizon(Revo)の音楽性が、大きな理由になっています。ここは進撃サウンドを語るうえで欠かせないポイントなので、少し掘り下げましょう。

Linked Horizon(Revo)の作風とヨーロッパ的世界観

進撃のOPの多くを担当するLinked Horizonは、Revo(レヴォ)を中心とした音楽プロジェクトで、その前身Sound Horizonの頃から「物語音楽(Story/Fantasy music)」を掲げ、ヨーロッパの神話・歴史・言語を題材にした壮大な楽曲を作ってきました。ドイツ語・フランス語・ラテン語などの外国語を効果的に織り込むのは、Revoの作風の大きな特徴です。

進撃の巨人の舞台は、壁に囲まれた中世ヨーロッパ風の都市で、地名や人名にもヨーロッパ的な響きが多く使われています。作中の民族「エルディア」やその迫害の歴史には、実在の20世紀ヨーロッパ史を思わせるモチーフも指摘されます。こうした重厚で、どこか西洋の軍歌・讃美歌を思わせる世界観に、ドイツ語の硬質で荘厳な響きがぴたりとはまるのです。英語よりもドイツ語のほうが、切迫感・悲壮感・軍事的な緊張感を強く演出できる——それが、進撃の主題歌でドイツ語が選ばれる大きな理由だといえます。

有名なドイツ語フレーズ「Sie sind das Essen…」の正体

進撃ファンの間で最も有名なのが、シーズン1前半OP「紅蓮の弓矢」の冒頭で叫ばれるドイツ語のフレーズです。歌い出しは英語ではなくドイツ語で、「Sie sind das Essen…(ズィー・ズィント・ダス・エッセン…)」という言葉から始まります。歌詞そのものはここでは引用しませんが、この一節が「人類(=獲物)」と「巨人/狩る者(=狩人)」の対比を示す、作品テーマそのものを凝縮した宣言であることは広く知られています。

ここで大事なのは、フレーズを丸ごと覚えることよりも、使われている個々のドイツ語の"単語"の意味を知ることです。たとえば Essen(エッセン)=食事・獲物(餌)Jäger(イェーガー)=狩人・ハンター といった単語の意味が分かると、なぜこのフレーズが「食う者と食われる者」の物語を象徴するのかが腑に落ちます。しかもJägerは、主人公エレン・イェーガー(Eren Yeager/Jäger)の姓とまったく同じ綴り。「進撃の巨人=Attack Titan」を継承するエレンが「狩人(Jäger)」の名を持つのは、偶然ではないわけです。次の章で、こうした単語を一覧にまとめます。

主題歌に出てくるドイツ語 単語カード【語彙リスト】

結論として、進撃の主題歌に登場するドイツ語は、単語単位で意味を押さえると一気に理解が深まります。 ここでは歌詞そのものではなく、曲や作品世界に関連する"単体の語彙"を単語カード形式でまとめます。英語と綴りや意味が似た単語も多く、ドイツ語入門としても面白いはずです。

ドイツ語英語日本語の意味
Jägerhunter狩人・ハンター(※主人公エレンの姓Jäger/Yeagerと同綴り)
Essenfood / meal食事・獲物(餌)
Feindenemy
Angriffattack攻撃・進撃
Freiheitfreedom自由(自由の翼のテーマ語)
Flügelwing(s)
Vogelbird
Käfigcage檻・鳥かご
Bauklötzebuilding blocks積み木
Siethey彼ら
wirwe私たち
sindare(be動詞の複数形)
undand~と/そして
der / die / dasthe定冠詞(男性/女性/中性)

まず注目したいのが、進撃の作品タイトルや世界観と直結する単語です。Angriff=attack(攻撃・進撃)Feind=enemy(敵)Freiheit=freedom(自由)Flügel=wing(翼)——これらは、「進撃」「自由の翼」「敵」といった作品の核心的モチーフと見事に対応しています。FreiheitFlügelを合わせた「Flügel der Freiheit(フリューゲル・デア・フライハイト=自由の翼)」は、まさに調査兵団の紋章の名でもあります。

次に、英語と見比べると覚えやすい単語もたくさんあります。ドイツ語のundは英語のandwirwesindはbe動詞のareにあたり、英語とドイツ語が「兄弟言語(ゲルマン語派)」であることがよく分かります。der/die/dasはすべて英語のtheにあたる定冠詞で、名詞の性によって使い分けます。好きな作品の主題歌を入り口に、英語の知識を足がかりにドイツ語の単語を増やせるのは、進撃で音楽を聴く大きな役得です。

主題歌の英語タイトルで学ぶ 英単語カード

結論として、英語タイトルの曲名そのものが、良質な英単語の教材になります。進撃の主題歌の英語タイトルや英訳から、覚えておくと便利な英単語を単語カードにまとめました。

英語日本語の意味/登場曲
crimson深紅・紅蓮(紅蓮の弓矢=Crimson Bow and Arrow)
bow and arrow弓矢(同上)
wings of freedom自由の翼(自由の翼=Wings of Freedom)
dedicate捧げる・献身する(心臓を捧げよ=Dedicate Your Heart)
swan白鳥(Red Swan)
rumbling地鳴らし・地響き(The Rumbling)
requiem鎮魂歌・レクイエム(暁の鎮魂歌=Requiem of the Dawn)
escape脱出・逃走(great escape)
shock衝撃(衝撃=Shogeki)
war戦争(僕の戦争=My War)
tree木(UNDER THE TREE)

特に押さえておきたいのが、作中用語と一致する英単語です。rumbling(ザ・ランブリング)は、動詞rumble(ゴロゴロと地響きを立てる)から来た言葉で、作中最大の脅威「地鳴らし」の英語名 the Rumbling とそのまま同じdedicate(捧げる)は「心臓を捧げよ=Dedicate Your Heart」で、作中の敬礼の英訳にも使われる重要語です。crimson(深紅)やrequiem(鎮魂歌)は、日常会話ではあまり使わない少し格調高い単語ですが、主題歌を通じて「文字と意味と響き」をセットで覚えられるので、記憶にしっかり残ります。曲名ひとつが、そのまま単語帳の一項目になるわけです。

ドイツ語タイトルの挿入歌・劇伴(Vogel im Käfig/Bauklötze)

結論として、進撃の巨人でドイツ語が使われているのは主題歌(OP/ED)だけではありません。劇伴(BGM)や挿入歌にも、ドイツ語タイトルの名曲があります。これらを手がけるのは、数多くのアニメ音楽で知られる作曲家澤野弘之(Sawano Hiroyuki)さんです。

代表格が、シーズン1のサウンドトラックに収録された「Vogel im Käfig(フォーゲル・イム・ケーフィヒ)」。これはドイツ語で「鳥かごの中の鳥(Bird in a Cage)」という意味です。Vogel=bird(鳥)Käfig=cage(檻・鳥かご)という単語からできており、巨大な壁の中に閉じ込められた人類の姿を、そのまま象徴するタイトルになっています。感動的な場面で流れる名曲として、海外ファンにも非常に人気の高い一曲です。

もう一つが「Bauklötze(バウクレッツェ)」。こちらもドイツ語で「積み木・building blocks」の意味で、壊れやすい積み木のように積み上げては崩れる人類の営みを思わせるタイトルです。このように、進撃では主題歌のドイツ語(Essen/Jägerなど)劇伴のドイツ語タイトル(Vogel im Käfig/Bauklötze)の両方でドイツ語が効果的に使われ、作品全体に「重厚なヨーロッパ的世界観」を作り上げているのです。

「心臓を捧げよ」「紅蓮の弓矢」を英語でどう説明する?

結論として、進撃の代表曲を英語で説明できるようにしておくと、海外の友人やSNSで作品を語るときに役立ちます。ここでは、特に検索の多い2曲を英語でどう表現するかを整理します。

まず「心臓を捧げよ」は、英語でDedicate Your Heart。これは作中の敬礼(右手を左胸の心臓に当てる仕草)の掛け声でもあり、最終章の話数タイトルにも公式に使われている表現です。「この曲は "Dedicate Your Heart" といって、進撃のシーズン2のオープニングで、Linked Horizonが歌っているんだ(It's the season 2 opening theme by Linked Horizon.)」——このくらい言えれば、海外ファンとの会話は十分に弾みます。dedicateは「(命や心を)捧げる・献身する」という動詞で、自己犠牲がテーマの進撃にぴったりの単語です。

次に「紅蓮の弓矢」は、劇場版の英語タイトルにならってCrimson Bow and Arrowと説明できます。「紅蓮」は燃えるような深紅を意味し、英語のcrimson(クリムゾン)が対応します。「進撃といえばこのOP(the first opening theme)だよね」と言い添えれば、どの曲か一発で伝わるはずです。曲名を英語で言えるだけで、作品の話題が世界中に広がるのが、主題歌の英語を知る醍醐味です。

主題歌を英語字幕・公式英訳付きで聴く方法【NordVPN】

「主題歌の公式な英語表記や、本編とセットのクレジットを、自分の目で確かめたい」——そんなときに便利なのが、英語圏の配信カタログで進撃を視聴する方法です。CrunchyrollやNetflixの海外版では、OP/EDのクレジットや英語字幕付きの本編を確認でき、曲名や英訳表記の"生きた使われ方"に触れられます。

ただし、日本国内で普段どおり配信サービスを開いても、表示されるのは日本向けのカタログで、英語字幕・海外版の表示は基本的に選べません。そこで使うのが、VPNで英語圏(アメリカなど)のサーバーに接続してから配信サービスを開く方法です。手順はシンプルな3ステップです。

VPN×配信で英語表記を確認する3ステップ

1. NordVPNでアメリカなど英語圏のサーバーに接続する 2. その状態で、普段どおりCrunchyrollやNetflixを開く(英語字幕付きの海外版カタログが表示されます) 3. 英語字幕をオンにして本編を再生し、OP/EDのクレジットや用語の英語表記を確認する

進撃の巨人はCrunchyrollやNetflixで世界配信されており、日本のアカウントのままVPNで英語圏に切り替えるだけで海外版を試せる手軽さが魅力です。ポイントは「VPN接続 → その後にアプリを開く」という順番だけ。英語字幕をオンにすれば、the Rumblingやthe Wings of Freedomといった用語が、本編でどう表記・翻訳されているかを一目で確認できます。NordVPNはVPNサービスの中でも利用者が多く、初めての方でも設定に迷いにくいのが特徴です。主題歌の英語や、作品世界の"公式な英語の顔"を確かめたいときに、ぜひ試してみてください。なお、主題歌の歌詞そのものを転載・配布する行為は著作権上できませんが、公式配信で正規に視聴し、曲名や英訳表記を"確認する"分には問題ありません。

主題歌で英語&ドイツ語を楽しく学ぶ【YOSHI流】

最後に、進撃の主題歌を「英語&ドイツ語の教材」として活かす方法を紹介します。結論から言うと、好きな曲のタイトルと"単語"を入り口にすると、語彙が驚くほど頭に残ります。

おすすめは、「曲名の単語を1曲につき1〜2語だけ深掘りする」やり方です。「The Rumbling」を聴いたら、rumble(地響きを立てる)とthe Rumbling(地鳴らし)をセットで覚える。「Dedicate Your Heart」なら、dedicate(捧げる)を自己犠牲・献身のテーマと結びつけて記憶する。曲を聴くたびに1語ずつ増やせば、好きな主題歌を聴き返すだけで語彙が積み上がっていきます。ドイツ語も同じで、Essen・Jäger・Freiheit・Flügelといった印象的な単語を1つずつ拾えば、基礎的なドイツ語彙が身につきます。

もう一つの工夫が、気になった単語をAIに語源解説させること。「Jäger(狩人)と英語のhunter、エレンの姓Yeagerの関係を教えて」と投げれば、語源のネットワークごと解説してくれます。歌詞をコピーするのではなく、あくまで"単語"を起点に調べるのがコツ。留学経験のない私がTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)まで到達できたのも、こうした「好きな素材の中の1語を面白がる」積み重ねでした。好きな主題歌の単語をひとつ深掘りするところから始めてみてください。

まとめ

この記事では、『進撃の巨人』のOP/ED主題歌を、「日本語+ローマ字+英語の意味」「アーティスト」「担当シーズン」の3点セットで全曲一覧化し、あわせて「なぜドイツ語が多いのか」という背景と、ドイツ語・英語の単語カードを紹介してきました。OPの中心はLinked Horizon(紅蓮の弓矢=Crimson Bow and Arrow/自由の翼=Wings of Freedom/心臓を捧げよ=Dedicate Your Heart ほか)、最終章ではSiM「The Rumbling」やヒグチアイ「悪魔の子(Akuma no Ko)」が象徴的——というように、英語・日本語・ドイツ語が共存するのが進撃サウンドの個性です。

ドイツ語が多用されるのは、Linked Horizon(Revo)の物語音楽の作風と、壁に囲まれたヨーロッパ的世界観がかみ合った結果でした。Essen(獲物)/Jäger(狩人)/Freiheit(自由)/Flügel(翼)といった単語や、劇伴のVogel im Käfig(鳥かごの中の鳥)/Bauklötze(積み木)の意味を知るだけでも、作品世界の解像度が一段上がります。曲名の英語の意味と、歌に出てくる語彙をひとつずつ押さえることが、進撃の音楽を深く楽しむ近道です。作中の巨人名・兵団・世界観の英語表記まで確認したい方は進撃の巨人 用語の英語一覧もあわせてどうぞ。まずは好きな主題歌ひとつの英語タイトルから、進撃×英語×ドイツ語の世界を楽しんでみてください。

  • この記事を書いた人

YOSHI

アニメ・海外ドラマ・サッカーなどエンタメで楽しく英語学習中。留学経験はなし。大学時代に英語を始めて就職後は海外事業を担当。現在は独立してフリーランス。2児の父。TOEIC990。VERSANT76。

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