!NANAの主題歌・OP/ED曲名の意味と英語表現をTOEIC990の筆者が解説
アニメ『NANA』のオープニング・エンディングは、実はすべて英語タイトルなんです。OPの「Rose」「Wish」「Lucy」から、EDの「A Little Pain」まで、曲名を並べてみると全部が英語。しかもそれぞれがシンプルで覚えやすく、英語学習の入り口としてちょうどいい題材になっています。この記事では、OP3曲・ED5曲の曲名と歌手・使用話数を一覧で整理し、Anna Tsuchiya(土屋アンナ)とOlivia Lufkin(オリヴィア)が劇中バンドとどう結びついているか、そして曲名から学べる英語表現まで解説します。なお、著作権に配慮して歌詞そのものは一切引用せず、曲名・アーティスト・英語表現の解説にとどめます。筆者はTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)で、アニメと海外ドラマで英語を学んできた人間です。ちなみに『NANA』の英語版を実際の音声・字幕で観たい方は、NordVPNでアメリカなど英語圏サーバーに接続してからNetflixを開くと海外版カタログにアクセスできます(NordVPNはこちら)。作品全体の英語学習ガイドは頂点記事『NANA』で英語を学ぶ完全ガイドもあわせてどうぞ。
Contents
NANAの主題歌は全部英語タイトル
結論から言うと、アニメ『NANA』の主題歌はOP3曲・ED5曲、計8曲すべてが英語タイトルです。日本のアニメでOP/EDが全曲英語タイトルというのは、当時としてもかなり珍しい構成でした。これは『NANA』が音楽(バンド)を軸にした物語であること、そして楽曲が「作中バンドの新曲」という体裁で作られていることと深く関係しています。
英語タイトルだからこそ、「この単語ってどういう意味だっけ?」と気になった瞬間が、そのまま英語学習のきっかけになります。この記事では歌詞は引用しませんが、曲名だけでも十分に学びの素材になるので、まずは全曲を一覧で見ていきましょう。
オープニングテーマ一覧(Rose/Wish/Lucy)
オープニングは全部で3曲。歌手はAnna Tsuchiya(土屋アンナ)とOlivia Lufkin(オリヴィア・ラフキン)の2人が分担しています。使用話数は放送・パッケージ情報をもとにした概ねの区切りです。
| 曲名 | 歌手 | 使用話数(概ね) |
|---|---|---|
| Rose | Anna Tsuchiya | 第1話〜21.5話 |
| Wish | Olivia Lufkin | 第22話〜36.5話 |
| Lucy | Anna Tsuchiya | 第37話〜47話 |
最初のOP「Rose」は、シングルとして2006年6月28日にリリースされ、オリコン週間ランキングで最高6位を記録した代表曲です(本記事執筆時点=2026年8月の各種音楽データベース記載による)。使用話数の細かい切り替わりタイミングは資料により表記が分かれるため、あくまで「概ね」の目安として捉えてください。
エンディングテーマ一覧(A Little Pain 他)
エンディングは全部で5曲と、OPより多めです。こちらもAnna TsuchiyaとOlivia Lufkinの2人が歌い分けています。
| 曲名 | 歌手 | 使用話数(概ね) |
|---|---|---|
| A Little Pain | Olivia Lufkin | 第1話〜17話 |
| Starless Night | Olivia Lufkin | 第18話〜29話・第40〜42話 |
| Kuroi Namida(黒い涙/ローマ字表記) | Anna Tsuchiya | 第30話〜39話・第47話 |
| Winter Sleep | Olivia Lufkin | 第43話・第44話 |
| Stand by Me | Anna Tsuchiya | 第45話・第46話 |
EDのなかで唯一、英語ではなくローマ字表記なのが「Kuroi Namida」(黒い涙)です。曲名だけ日本語なので一覧のなかで目立ちますね。同曲はシングルとして2007年1月にリリースされています。使用話数は途中で以前の曲へ戻る回もあり、区切りは概ねの目安です。全曲を通しての共通点は、後述するように「歌手=作中バンドのボーカルの歌声」という設定になっている点です。
歌手とキャラクターの関係(Anna Tsuchiya×Nana Osaki、Olivia Lufkin×Reira Serizawa)
『NANA』の主題歌が面白いのは、歌手が担当するのが単なる主題歌ではなく「作中キャラクターの歌声」だという点です。OP/ED自体が「作中バンドの新曲」という体裁になっていて、これが本作の音楽演出の大きな特徴になっています。キャラクターごとの詳しい解説はNANAの登場人物・キャラクター解説もあわせてどうぞ。
Anna Tsuchiya=Black StonesのNana Osaki
Anna Tsuchiya(土屋アンナ)が歌う楽曲は、劇中バンドBlack Stones(ブラックストーンズ/通称ブラスト)のボーカル・Nana Osaki(大崎ナナ)の「歌声」という設定です。実際、クレジットも「ANNA TSUCHIYA inspi' NANA (BLACK STONES)」という表記になっていて、歌手が作中キャラの声として楽曲を歌っていることが名義からも分かるようになっています。「Rose」「Lucy」「Kuroi Namida」「Stand by Me」がこの担当です。
Olivia Lufkin=TrapnestのReira Serizawa
一方、Olivia Lufkin(オリヴィア)が歌う楽曲は、劇中バンドTrapnest(トラネス)のボーカル・Reira Serizawa(芹澤レイラ)の「歌声」という設定です。こちらもクレジットは「Olivia inspi' Reira (Trapnest)」となっています。2つのバンドの歌声を、現実の2人のアーティストが歌い分けているという構図が、作品世界と音楽をリンクさせているわけです。「Wish」「A Little Pain」「Starless Night」「Winter Sleep」がこの担当です。
曲名から学べる英語表現
歌詞は引用しませんが、曲名だけでも学べる英語表現はたくさんあります。シンプルな単語ばかりなので、初級者の方にもおすすめの題材です。以下、参考訳(公式タイトルの日本語訳ではなく、あくまで英語学習用の参考です)とあわせて見ていきましょう。
- Rose(参考訳:バラ):シンプルな名詞ひとつのタイトル。動詞 rise の過去形も同じ綴り(rose)なので、文脈で品詞を見分ける練習になります。
- Wish(参考訳:願い):ここでは名詞用法の「願い・望み」。動詞の wish(〜を願う)と混同しやすいので、名詞と動詞の両方をセットで覚えると便利です。
- A Little Pain(参考訳:少しの痛み):「a little+不可算名詞」の基本パターン。pain は不可算名詞なので a little がつく、という文法の型がそのまま学べます。
- Starless Night(参考訳:星のない夜):接尾辞 -less(〜がない)の使い方。star+less で「星のない」。同様に careless(不注意な)、hopeless(絶望的な)など応用が効きます。
- Stand by Me(参考訳:そばにいて):「stand by+人」で「〜を支える・味方する」という定型表現。同名の有名曲(Ben E. King)がありますが、本作の楽曲との直接の関連性は確認できておらず、慣用句由来の書き下ろし楽曲と見るのが妥当です。
こうして並べると、名詞・接尾辞・句動詞(定型表現)と、バランスよく学べるラインナップになっているのが分かります。曲名を口ずさむだけでも、単語が自然と記憶に残りやすくなりますよ。
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まとめ
アニメ『NANA』の主題歌は、OP3曲(Rose/Wish/Lucy)・ED5曲(A Little Pain/Starless Night/Kuroi Namida/Winter Sleep/Stand by Me)で、Kuroi Namidaを除けばすべて英語タイトルでした。歌手はAnna Tsuchiya(=Black StonesのNana Osaki)とOlivia Lufkin(=TrapnestのReira Serizawa)が、それぞれ作中キャラの「歌声」として歌い分けています。曲名はどれもシンプルで、名詞用法・接尾辞・定型表現など英語学習の入り口にぴったりです。
作品全体を通した英語学習法は頂点記事『NANA』で英語を学ぶ完全ガイドに、キャラクターごとの解説はNANAの登場人物・キャラクター解説、バンド・音楽まわりの用語はNANAの用語解説にまとめています。あわせて読んで、『NANA』の世界と英語の両方を楽しんでください。