「かぐや様は告らせたい」(英語タイトル:Kaguya-sama: Love Is War)は、シーズンごとにOP・EDが一新される作品で、オープニングは全期を通じて鈴木雅之さんが歌い続けていることで知られています。この記事では、シーズン1から最新のTVスペシャルまでのOP・ED曲名とアーティストを一覧で整理し、タイトルに使われている英語表現・和製英語表現を1つずつ解説します。歌詞そのものは著作権に配慮して引用しませんが、曲名だけでも意外と英語学習のヒントが詰まっています。英語吹替版のアニメとあわせて主題歌も英語圏の感覚で楽しみたい方は、NordVPNでアメリカなど英語圏のサーバーに接続してからCrunchyrollを開くと、English Dub版のオープニング映像ごと視聴できます(詳しい手順は後半で解説します)。留学経験なし・TOEIC990・VERSANT76点(80点満点中)の筆者YOSHIが、実際に使っている英語学習の視点も交えてお届けします。
Contents
- 1 「かぐや様は告らせたい」主題歌・OP/ED一覧(早見表)
- 2 シーズン1 OP「Love Dramatic」・ED「Sentimental Crisis」を英語で読み解く
- 3 シーズン2 OP「DADDY! DADDY! DO!」・ED「風にふかれて」を英語で読み解く
- 4 シーズン3「Ultra Romantic」OP「GIRI GIRI」・ED「ハートはお手上げ」・5話特別ED「My Nonfiction」
- 5 劇場版「ファーストキッスは終わらない」OP「Love is Show」・ED「heart notes」
- 6 TVスペシャル「大人への階段」OP「アブナイキオク」・ED「赤と青」
- 7 英語音声でアニメ本編とあわせて主題歌を楽しむ方法
- 8 主題歌をきっかけに英語表現を広げる勉強法
- 9 まとめ|「かぐや様」の主題歌から英語表現を広げよう
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「かぐや様は告らせたい」主題歌・OP/ED一覧(早見表)
結論として、「かぐや様」のOPは全作を通じて鈴木雅之さんが担当し、EDは毎回異なるアーティストが起用されるというのがシリーズの一貫したスタイルです。本記事執筆時点(2026年8月)で確認できた主題歌は次のとおりです。
| 作品 | OP(曲名・アーティスト) | ED(曲名・アーティスト) |
|---|---|---|
| シーズン1(2019) | Love Dramatic feat. 伊原六花/鈴木雅之 | Sentimental Crisis/Halca |
| シーズン2(2020) | DADDY! DADDY! DO! feat. 鈴木愛理/鈴木雅之 | 風にふかれて/福原遥 |
| シーズン3 Ultra Romantic(2022) | GIRI GIRI feat. すぅ/鈴木雅之 | ハートはお手上げ/鈴木愛理(第5話のみ特別ED「My Nonfiction」) |
| 劇場版 ファーストキッスは終わらない(2022年12月) | Love is Show feat. 高城れに/鈴木雅之 | heart notes/鈴木愛理 |
| TVスペシャル 大人への階段(2025年12月) | アブナイキオク/鈴木雅之 feat. 古賀葵 | 赤と青/四宮かぐや(CV:古賀葵) |
OPだけを並べても、featでコラボするアーティストが毎回違うのが面白いポイントです。伊原六花さん、鈴木愛理さん、Silent Sirenのすぅさん、ももいろクローバーZの高城れにさん、そしてTVスペシャルでは声優の古賀葵さん本人とデュエット、という変遷を見るだけでも、シリーズの広がりが感じられます。なお2021年公開のOVA(シーズン2のBlu-ray特典)については、単独の新曲があるという一次情報は確認できず、シーズン2の主題歌を引き継ぐ形とみられます(要確認)。
シーズン1 OP「Love Dramatic」・ED「Sentimental Crisis」を英語で読み解く
シーズン1のOP「Love Dramatic feat. 伊原六花」は、鈴木雅之さんにとってデビュー39年目で初めて手がけたTVアニメ主題歌でした。ベテランシンガーが満を持してアニメ主題歌に挑んだ、という背景を知っておくと聴こえ方も変わってきます。
タイトルの "Love Dramatic" は英語として少しユニークな語順をしています。英語ネイティブが普通に言うなら "Dramatic Love"(劇的な恋)と、形容詞を名詞の前に置くのが自然です。日本語の主題歌タイトルでは、あえて名詞を先に、形容詞を後ろに置く倒置的な語順が好まれる傾向があり、これは英語というより「英単語を使った日本語のキャッチコピー」に近い作り方です。英語の基本語順(形容詞→名詞)を意識しながら聴くと、逆に正しい語順が記憶に残りやすい、という副次的な効果もあります。
EDの "Sentimental Crisis"(センチメンタルクライシス)は、どちらも英語からの外来語です。"sentimental" は「感傷的な、感情に訴える」という意味で、日本語の「センチメンタル」とほぼ同じニュアンスで使えます。一方 "crisis" は日本語では「クライシス=一大事、危機的状況」という強いイメージで使われがちですが、英語では日常会話でも "a crisis of confidence"(自信の危機)のように「重大な転換点・岐路」程度の意味で使われる場面が多く、必ずしも命に関わるような深刻さだけを表すわけではありません。日本語の「クライシス」よりも英語の "crisis" の方が使える場面が広い、と覚えておくと語彙の応用が利きます。
シーズン2 OP「DADDY! DADDY! DO!」・ED「風にふかれて」を英語で読み解く
シーズン2のOP「DADDY! DADDY! DO! feat. 鈴木愛理」は、タイトルからしてリズム感重視の一曲です。"Daddy" は本来「お父さん」を指す単語ですが、英語の音楽・ポップカルチャーの文脈では、恋人や気になる異性への親しみを込めた呼びかけとしても使われる、いわゆるスラング的な用法があります。同じ単語を2回繰り返す "Daddy! Daddy!" という構成は、ファンク・ソウル系の楽曲によく見られる畳みかけるようなコール&レスポンスの形式で、鈴木雅之さんのルーツであるシャネルズ/ラッツ&スターの時代から続くグルーヴを感じさせるタイトルの付け方です。
続く "Do!" は動詞の原形をそのまま命令形として使うシンプルな形で、英語の曲タイトルではよく見かける手法です。"Just do it." のように、動詞1語だけで「さあやろう」という勢いを表現できるのが英語の面白いところです。文法的に難しいことは何もしていないのに、短い単語の畳みかけだけでノリのよさを演出できる——という意味で、英作文における「簡潔さの力」を学ぶサンプルにもなります。
EDの「風にふかれて」は日本語タイトルですが、英語に訳すなら "Blown by the Wind" のようなニュアンスになります。歌手を務めた福原遥さんは女優としても活躍する方で、シーズン2の落ち着いた雰囲気に合う、しっとりとしたEDになっています。ちなみに2021年公開のOVAでは、Anime News Networkの作品データベース上でもこのシーズン2の主題歌がそのまま記載されており、OVA独自の新曲というより、シーズン2の続編的な位置づけであることがうかがえます。
シーズン3「Ultra Romantic」OP「GIRI GIRI」・ED「ハートはお手上げ」・5話特別ED「My Nonfiction」
シーズン3のOP「GIRI GIRI feat. すぅ」で面白いのは、"GIRI GIRI" が実は英語ではなく日本語の副詞「ぎりぎり」をローマ字表記したタイトルだという点です。「時間ぎりぎり」「予算ぎりぎり」のように「限界すれすれ、間一髪」を意味するこの言葉を、あえて英字だけのタイトルにすることで、英語の楽曲タイトルのようなスタイリッシュな見た目を演出しています。アルファベット表記=英語、とは限らないという、日本のポップカルチャーならではのタイトルの付け方を知っておくと、他の作品の主題歌タイトルを見るときの視点も広がります。
EDの「ハートはお手上げ」も同様に日本語タイトルですが、"ハート" は英語 "heart"(心臓・心)からの外来語です。「お手上げ」は英語で言うなら "at a loss"(途方に暮れる)や "give up"(お手上げ、降参する)に近いニュアンスです。「ハートは形式上英語だが文全体は日本語」という、日本のJ-POPタイトルにありがちな英日ミックスの一例としても興味深い曲名です。
そしてシーズン3第5話には、通常のED「ハートはお手上げ」とは別に、特別EDとして「My Nonfiction」というキャラクターソングが1話限りで使われました。歌唱を担当したのは、白銀御行役の古川慎さんと、藤原千花役の小原好美さんのお二人です。この特別EDについて他サイトでは歌唱者を「かぐや役の声優」と誤って紹介しているケースが見られますが、MY J:COM・電撃オンライン・ファミ通などの一次報道を確認したところ、正しくは白銀役の古川慎さんと藤原千花役の小原好美さんのデュエットです。作詞をラッパーのあっこゴリラさんが手がけたラップ調の楽曲で、タイトルの "Nonfiction"(ノンフィクション=実話、事実に基づく話)という単語どおり、キャラクターたちの飾らない本音を歌ったナンバーになっています。"non-" は「〜でない」を表す接頭辞で、"fiction"(フィクション、作り話)を否定する形で「作り話ではない、本当の話」という意味を作っている、英語の接頭辞のはたらきが分かりやすい単語でもあります。
劇場版「ファーストキッスは終わらない」OP「Love is Show」・ED「heart notes」
2022年12月に公開された劇場版のOPは「Love is Show feat. 高城れに」です。このタイトルは文法的に見ると "Love is a show"(恋は一つのショーだ)のように冠詞 "a" が省略された形になっています。英語ネイティブが日常で書く文章なら本来必要な冠詞を、あえて外して短く言い切るのは、シリーズのベースタイトルである "Kaguya-sama: Love Is War"(恋愛は戦争だ)と同じ、「S is C」の型に単語だけを差し替えて韻を踏むような遊び心のあるタイトル付けだと読み取れます。恋愛を戦争に例えた前作までのタイトルに対し、劇場版では「ショー(見世物・晴れ舞台)」に例え直しているところに、物語がクライマックスへ向かう高揚感が表れています。
EDの「heart notes」も英語のみで構成されたタイトルです。"note" には「音符・メロディー」という意味と「メモ・書き置き」という意味の両方があり、"heart notes" は「心の音色」とも「心に書き留めたメモ」とも取れる、二重の意味を持たせた言葉選びになっています。歌唱を担当した鈴木愛理さんは、シーズン2のEDに続いて再びこの作品の主題歌を担当しており、シリーズを通して聴くと歌声の変化も楽しめます。ちなみに劇場版とは別に、2019年・2021年には俳優陣による実写映画版も公開されていますが、こちらはアニメ版とは別の主題歌(King & Princeの楽曲など)が使われているため、検索する際は「アニメ版」と「実写版」を区別しておくと混同を防げます。
TVスペシャル「大人への階段」OP「アブナイキオク」・ED「赤と青」
2025年12月31日に放送されたTVスペシャル「かぐや様は告らせたい 大人への階段」では、OPを鈴木雅之さんとかぐや役の声優・古賀葵さんが本人としてデュエットするという、シリーズ初の試みが行われました。曲名は「アブナイキオク」で、こちらは日本語のタイトルです。シンガーであるアーティストとキャラクターの声優が同じ曲で共演するという構成自体が、これまでの4作(シーズン1〜3・劇場版)にはなかった新しい試みで、シリーズが積み重ねてきた歴史を感じさせる一曲になっています。
EDの「赤と青」は、劇中のかぐや役として古賀葵さんが歌うキャラクターソングという位置づけです。"赤"(red)と"青"(blue)というシンプルな色の単語は、英語学習の最初期に習う基礎語彙でもあります。日本語のタイトルではありますが、色を対比させて感情の機微を表現するという手法自体は、英語の楽曲タイトルでも "Red" "Blue"(Taylor Swiftなど)のように頻繁に見られる普遍的な手法です。シンプルな単語ほど、聴き手それぞれの解釈の余地を広げるという点は、日英どちらの言語の楽曲タイトルにも共通する面白さだと感じます。
英語音声でアニメ本編とあわせて主題歌を楽しむ方法
主題歌はもちろん日本語版でも楽しめますが、English Dub版のオープニング映像には英語のクレジット表記が入り、英語圏のファンがどうこの作品を紹介しているかを知る手がかりにもなります。本記事執筆時点(2026年8月)で確認したところ、英語吹替・英語字幕でシリーズを視聴できる主なサービスはCrunchyrollです。シーズン1〜3のEnglish Dubが配信されており、オープニング映像もそのまま視聴できます。
ただし、Crunchyrollは日本からの直接アクセスがジオブロックされており、通常の接続では英語吹替版のカタログにたどり着けません。そこで必要になるのがVPNです。仕組みは次の3ステップです。
- NordVPNでアメリカなど英語圏のサーバーに接続する
- その状態で、いつもどおりCrunchyrollのサイト・アプリを開く
- 海外からのアクセス扱いになり、English Dub・英語字幕を含むカタログとオープニング映像が視聴できるようになる
CrunchyrollはVPNで英語圏サーバーに接続することが視聴の前提になります。日本から普段どおりに接続しただけでは、English Dub版のオープニングを含む海外向けカタログにアクセスできません。NordVPNは利用者が多く、初めてVPNを使う方にも選ばれやすいサービスで、サーバーの接続も比較的安定しています。なお日本のNetflixでも作品自体の配信は確認できましたが、英語音声トラックの有無は一次ソースで確認できていないため、英語版を目的とするなら現時点ではCrunchyrollを軸に考えるのが確実です。配信状況の詳しい確認方法や登録手順は、かぐや様を英語で見る方法の記事で詳しく解説しています。
主題歌をきっかけに英語表現を広げる勉強法
主題歌のタイトルだけでも英語表現を学べますが、せっかくならアニメ本編と組み合わせて学習効果を高めたいところです。筆者が実際に取り入れてきた方法を紹介します。
- 反復学習:Crunchyrollアプリのダウンロード機能・バックグラウンド再生を使い、通勤中にオープニング映像とセリフを繰り返し聴く。曲を聴くたびにアニメ本編の場面が思い浮かぶので、単語の意味が自然と記憶に定着しやすくなります。
- スクリプト×AI活用:「Kaguya-sama script」で検索して英語版のセリフ一覧を探し、気になった一文をAI(ChatGPTなど)に貼り付けて「このセリフのニュアンスと文法を教えて」と質問する。主題歌のタイトルで感じた「なぜこの語順なんだろう」という疑問も、同じやり方でAIに聞くと理解が深まります。
- 心理的ハードルを下げる:「勉強」と身構えず、好きな作品だからこそ内容を大体知っている状態で英語に触れる。主題歌はストーリーを知っているからこそ、タイトルに込められた意味がすっと入ってくるという点で、実は英語学習の入り口として最適です。
筆者は留学経験がなく、こうした「好きな作品を繰り返し聴く」学習法を積み重ねて、TOEIC990点、VERSANT76点(80点満点中)まで到達しました。海外事業の仕事でも、英語のキャッチコピーやタイトルのニュアンスを読み解く場面が多く、当時の感覚は今もこうした主題歌タイトルの分析に活きています。アニメを使った英語学習の効果や具体的な方法をさらに詳しく知りたい方は、アニメで英語学習は効果ある?もあわせてご覧ください。
まとめ|「かぐや様」の主題歌から英語表現を広げよう
「かぐや様は告らせたい」のOPは全作を通じて鈴木雅之さんが担当し、EDは毎回異なるアーティストが起用されるのがシリーズの特徴です。シーズン1「Love Dramatic」から最新のTVスペシャル「アブナイキオク」まで、タイトル1つひとつに英語表現・和製英語表現のヒントが詰まっています。
- OPは鈴木雅之さんが全作を通じて担当(S1〜S3・劇場版・TVスペシャル)
- タイトルには "Love Dramatic" のような倒置的な語順や、"GIRI GIRI" のように実は日本語という例もある
- English Dub版のオープニング映像を見るならCrunchyroll+VPNが確実な選択肢
- 歌詞そのものではなく、曲名・タイトルの語感を味わうだけでも英語の発想が学べる
英語音声でオープニング映像から本編まで通して楽しみたい方は、NordVPNで英語圏サーバーに接続してからCrunchyrollを開くところから始めてみてください。お気に入りの1曲のタイトルを英語の目で見直すだけでも、新しい発見があるはずです。
関連記事
かぐや様をさらに深掘りしたい方は、次の記事もあわせてご覧ください。