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ハイキュー!!

ハイキュー 主題歌・OP/ED全16曲を英語で|イマジネーション・ヒカリアレ・オレンジの意味とアーティスト一覧【期別】

「ハイキューの主題歌って、結局ぜんぶで何曲あるんだろう?」「1期の後半のOPって何だったっけ?」——結論からお伝えすると、TVアニメ全4期で使われた主題歌はオープニング7曲・エンディング7曲の計14曲。そこにOVAのエンディング1曲と、劇場版『ゴミ捨て場の決戦』の主題歌1曲を加えた全16曲が、『ハイキュー!!』シリーズの主題歌のすべてです。しかもこの16曲、英語学習の視点で見ると驚くほど「おいしい」ラインナップなんです。

というのも、カタカナ表記の曲名は、英語をそのままカタカナに直しただけのものが多いから。「イマジネーション」は imagination、「アイム・ア・ビリーバー」は I'm a Believer、「クライマー」は Climber、「オレンジ」は orange。カタカナを英語に戻すだけで、そのまま使える英単語が手に入るわけです。日本語題の曲も、「ヒカリアレ」「突破口」「発熱」のように、英語で何と言うかを考えると一気に語彙が広がります。

この記事では、ハイキューの主題歌を「期・担当話数/曲名/英語・ローマ字表記/アーティスト」の4点セットで全16曲一覧化したうえで、曲名に使われている英単語の意味を、歌詞には一切触れずに解説していきます。作品タイトルやキャラ名、バレー用語まで含めた「ハイキュー×英語」の全体像はハイキューは英語で何という?完全ガイドにまとめていますので、あわせてどうぞ。

私はアニメ・海外ドラマ・サッカー観戦で英語を身につけ、留学経験がないままTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)を取得し、元海外事業担当として英語を使ってきた2児の父です。なお、英語版の本編でOP/EDのクレジット表記がどうなっているかを確かめたい方に先にお伝えしておくと、NordVPNでアメリカなど英語圏のサーバーに接続してから配信アプリを開くと、英語字幕付きの海外版で曲名・アーティスト名の英語表記をそのまま確認できます。 VPN接続が英語版視聴の前提になるので、具体的な手順は記事の後半でご案内します。


まず結論:ハイキューの主題歌はTVシリーズ14曲+OVA・劇場版で全16曲

結論として、ハイキューの主題歌は次の3つのポイントを押さえると一気に見通しがよくなります。

第一に、TVシリーズ全85話で使われた主題歌はOP7曲・ED7曲の計14曲。英語版Wikipediaのエピソード一覧にも「7つのオープニングテーマと7つのエンディングテーマ、計14曲」と明記されています。第1期・第2期・第4期はそれぞれ前半クールと後半クールでOP/EDが総入れ替えになり、全10話の第3期だけがOP・EDともに1曲ずつという構成です。

第二に、アーティストで見るとSPYAIRが最多の4曲。第1期OP「イマジネーション」、第2期OP「アイム・ア・ビリーバー」、第4期ED「One Day」、そして劇場版主題歌「オレンジ」と、2014年の第1話から2024年の劇場版まで10年にわたって作品に伴走しています。次いでBURNOUT SYNDROMESが3曲、NICO Touches the Walls と tacica が各2曲。

第三に、本記事の核である英語の視点です。16曲のうち、カタカナ題または英語題の曲が9曲カタカナに直された英語を元に戻すだけで語彙が手に入るという、英語学習者にとってありがたい構成になっています。以下、まず全曲一覧で全体像を確認してから、期ごとに掘り下げていきましょう。


ハイキュー!! 主題歌 全曲一覧【期・話数・OP/ED・アーティスト・英語表記】

結論として、ハイキューの主題歌を期・担当話数・曲名・英語表記・アーティストで一覧化すると、次のように整理できます(曲名の日本語表記はアニメ公式サイト haikyu.jp、担当話数とアーティストは英語版Wikipedia各シーズン記事およびAnime News Networkの発表報道に基づきます)。

区分・担当話数曲名(日本語)英語・ローマ字表記アーティスト(英語表記)
第1期 OP1(第1〜13話)イマジネーションImaginationSPYAIR(Spyair)
第1期 ED1(第1〜13話)天地ガエシTenchi GaeshiNICO Touches the Walls
第1期 OP2(第14〜25話)Ah Yeah!!Ah Yeah!!スキマスイッチ(Sukima Switch)
第1期 ED2(第14〜25話)LEOLeotacica
第2期 OP1(第1〜13話)アイム・ア・ビリーバーI'm a BelieverSPYAIR(Spyair)
第2期 ED1(第1〜13話)クライマーClimberGalileo Galilei
第2期 OP2(第14〜25話)FLY HIGH!!Fly High!!BURNOUT SYNDROMES
第2期 ED2(第14〜25話)発熱Hatsunetsu(Fever)tacica
第3期 OP(全10話)ヒカリアレHikariare / Hikari AreBURNOUT SYNDROMES
第3期 ED(全10話)マシ・マシMashi MashiNICO Touches the Walls
第4期 OP1(第1〜13話)PHOENIXPhoenixBURNOUT SYNDROMES
第4期 ED1(第1〜13話)決戦スピリットKessen SpiritCHiCO with HoneyWorks
第4期 OP2(第14〜25話)突破口Toppakō / ToppakoSUPER BEAVER(Super Beaver)
第4期 ED2(第14〜25話)One DayOne DaySPYAIR(Spyair)
OVA『リエーフ見参!』ED星をつかまえてHoshi o Tsukamaete石崎ひゅーい(Huwie Ishizaki)
劇場版『ゴミ捨て場の決戦』主題歌オレンジOrangeSPYAIR(Spyair)

一覧のとおり、日本語題・カタカナ題・英語題がきれいに混在しているのがハイキュー主題歌の特徴です。カタカナ題の曲は英語に戻して、日本語題の曲は「英語ならどう言うか」を考える——この2方向で押さえていくと、16曲がまるごと英単語帳になります。以下、期ごとに見ていきましょう。


第1期の主題歌【全25話・2014年】

第1期は2014年4月6日から9月21日まで、全25話が放送されました。前半(第1〜13話)と後半(第14〜25話)でOP・EDがまるごと入れ替わる構成です。なお英語版Wikipediaには、第14話だけはオープニングが流れず、「Ah Yeah!!」がエンディングとして使われたという興味深い注記もあります。

OP1「イマジネーション(Imagination)」SPYAIR ― imaginary と imaginative の違い

記念すべき第1話のオープニングが、SPYAIRの「イマジネーション」。カタカナ題ですが、中身はそのまま英語の imagination(想像力) です。

ここで押さえたいのが、imagination の親戚である2つの形容詞の違いimaginary=架空の・実在しない(an imaginary friend=空想上の友だち)に対して、imaginative=想像力に富んだ(an imaginative story=想像力豊かな物語)。どちらも imagine から来ているのに、意味はまったく別物なので、英検やTOEICでもよく狙われます。もう1つ imaginable=想像しうる(the worst scenario imaginable=考えうる最悪のシナリオ)まで加えると3点セットで完成です。動詞 imagine は「Imagine you're a bird.(自分が鳥だと想像してみて)」のように使い、Just imagine!(想像してみてよ!) は会話で頻出。「飛べない烏」と呼ばれた烏野の物語が、imagination という一語から始まるのは、今思うと出来すぎた符合です。

ED1「天地ガエシ(Tenchi Gaeshi)」NICO Touches the Walls ― 「ひっくり返す」の英語

前半のエンディングは、NICO Touches the Walls の「天地ガエシ」。「天地」と「返し」を組み合わせた造語風のタイトルで、公式に確定した英語タイトルはなく、英語圏では Tenchi Gaeshi とローマ字のまま扱われます

では「ひっくり返す」を英語で言うとどうなるか。定番は turn ~ upside down(上下逆さまにする)。「The result turned everything upside down.(その結果がすべてをひっくり返した)」のように使います。もう少し軽い動作なら flip(さっと裏返す)、たとえば flip a coin(コインを投げる)、flip a pancake(パンケーキをひっくり返す)。そしてスポーツの実況で最も気持ちいいのが turn the tables=形勢を逆転する というイディオムです。「Karasuno turned the tables in the third set.(烏野は第3セットで形勢を逆転した)」——テーブルごと引っくり返すという語源がそのまま逆転劇のイメージになっている、覚えやすい表現です。作中の名台詞の英訳はハイキューの英語名言・セリフ集でも紹介しています。

OP2「Ah Yeah!!」スキマスイッチ ― yeah / yep / yup の使い分け

後半クールのオープニングは、スキマスイッチの「Ah Yeah!!」公式表記は感嘆符2つ付きの「Ah Yeah!!」ですが、英語版Wikipediaは "Ah Yeah" と感嘆符なしで記載しており、ここは表記が割れています。検索するときは両方試すのが確実です。

英語としては、yeah=うん・そうだねという、教科書には載りにくいけれど会話では最頻出の相づち。仲間には yep(軽く断定的に「うん」)、yup(yepとほぼ同じ)、uh-huh(相手の話を聞いている合図)、nah(no のくだけた形)があります。フォーマルな場では yes、友人同士なら yeahという使い分けが基本。ちなみに Oh yeah? は文脈次第で「へえ、そうなんだ」にも「へえ、そうかね?」という挑発にもなるので、トーンに注意が必要です。バレーのコートで飛び交う短い掛け声は、まさにこの手の口語表現の宝庫。ハイキューを英語音声で観る醍醐味のひとつです。

ED2「LEO」tacica ― ラテン語 leo としし座 Leo

後半のエンディングは、tacica(タシカ)の「LEO」アーティスト名 tacica は全小文字表記が公式で、英語版Wikipediaでは "Tacica" と頭文字が大文字になっています。

LEO はラテン語で ライオン を意味する単語で、そのまま英語に入っています。最も身近なのは星座の Leo=しし座(7月下旬〜8月下旬生まれ)。「I'm a Leo.(僕はしし座です)」のように、英語圏の雑談では星座の話がよく出ます。形容詞の leonine=ライオンのような・堂々とした はやや文語ですが、a leonine mane(たてがみのような髪)のように使われます。人名の Leo、Leonard、Leon、Lionel、さらにイタリアの Leonardo もすべて同じ語根で、「ライオンのように強い」という願いが込められた名前です。ちなみに英語で「百獣の王」は the king of beasts。コート上の王様(the King of the Court)と並べてみると、英語における「王」の比喩の広さが見えてきます。


第2期 セカンドシーズンの主題歌【全25話・2015〜2016年】

『ハイキュー!! セカンドシーズン』は2015年10月4日から2016年3月27日まで、全25話(通算26〜50話)が放送されました。第1期と同じく、前半(第1〜13話)と後半(第14〜25話)でOP・EDが入れ替わる構成です。

OP1「アイム・ア・ビリーバー(I'm a Believer)」SPYAIR ― believe と believe in

第2期前半のオープニングは、SPYAIRの「アイム・ア・ビリーバー」。カタカナ題を英語に戻すと I'm a Believer、直訳すれば「私は信じる者だ」です。

ここでの学習ポイントは2つ。1つ目は -er 接尾辞で「〜する人」を作る仕組み。believe(信じる)→ believer(信じる人・信奉者)、climb → climber、play → player と、動詞に -er を付けるだけで人を表す名詞になるのは英語の基本パターンです。2つ目が believe と believe in の違いbelieve him は「彼の言うことを信じる(その発言が本当だと思う)」、believe in him は「彼という人間を信頼する・彼の存在を信じる」。前置詞 in が入るだけで、信じる対象が「発言」から「存在・価値」へ移るという、とても英語らしい仕掛けです。「I believe in this team.(このチームを信じている)」——スポーツものの英語では欠かせない表現になります。なお I'm a Believer は1966年のThe Monkeesの世界的ヒット曲と同じタイトルですが、曲そのものは別物です。

ED1「クライマー(Climber)」Galileo Galilei ― climb の黙字 b

前半のエンディングは、Galileo Galilei の「クライマー」。バンド名はイタリアの天文学者ガリレオ・ガリレイから採られており、英語圏でもそのまま Galileo Galilei と表記されます。

曲名の climber は climb(登る)+ -er で「登る人・登山家」。ここで注意したいのが、climb の末尾の b が発音されない「黙字(silent letter)」だということ。発音は /klaɪm/ で、「クライム」であって「クライムブ」ではありません。同じ黙字 b の仲間には comb(櫛)thumb(親指)lamb(子羊)debt(借金)doubt(疑い) があり、まとめて覚えると一気に発音の精度が上がります。比喩表現も豊富で、social climber は「出世欲の強い人・玉の輿狙いの人」というやや辛口な言い回し。climb the ladder(はしごを登る=出世する) もビジネス英語の定番です。バレーの用語をもっと知りたい方はハイキュー バレーボール用語の英語一覧もどうぞ。

OP2「FLY HIGH!!」BURNOUT SYNDROMES ― fly high と烏野の「飛べ」

後半クールのオープニングは、BURNOUT SYNDROMES の「FLY HIGH!!」このバンドにとってはメジャーデビュー曲であり、ハイキューとの長い付き合いの起点になった一曲です。

英語としては、fly high が文字どおり「高く飛ぶ」であると同時に、比喩で 意気揚々としている・絶好調である という意味を持つのがポイント。「The team is flying high after three straight wins.(3連勝でチームは絶好調だ)」のように使います。関連表現として take flight(飛び立つ)soar(舞い上がる)leap(跳ぶ) をセットで覚えておくと表現の幅が広がります。そして忘れてはいけないのが、烏野高校の横断幕「飛べ」の英訳が Flyということ。作品を象徴する一語と、第2期後半のOPタイトルがまっすぐつながっているわけです。

ED2「発熱(Hatsunetsu / Fever)」tacica ― fever と temperature

後半のエンディングは、再び tacica の「発熱」英語版Wikipediaはこの曲を "Hatsunetsu (Fever)" と、ローマ字の後ろに英語の意味を添える形で記載しています(正式な英語タイトルではなく、意味を示すための併記です)。

fever=熱・発熱は名詞。「I have a fever.(熱があります)」が定番ですが、イギリス英語では I have a temperature. と言うことも多いので両方知っておくと安心です。体温そのものは temperature、平熱は normal temperature。そして面白いのが比喩用法で、fever pitch は「熱狂の極み」。「The crowd reached fever pitch in the final set.(最終セットで観客の熱狂は最高潮に達した)」のように、スポーツ中継で実際によく使われる表現です。ほかにも cabin fever(閉じこもりによる憂鬱)、spring fever(春先のそわそわ感)など、英語の fever は「体温」から「熱狂」まで幅広くカバーします。


第3期 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校の主題歌【全10話・2016年】

第3期『ハイキュー!! 烏野高校 VS 白鳥沢学園高校』は2016年10月8日から12月10日まで、全10話(通算51〜60話)という短期集中で放送されました。全10話まるごと白鳥沢戦の1試合を描くという異例の構成のため、シリーズで唯一、OP・EDが1曲ずつしかない期になっています。

OP「ヒカリアレ(Hikariare)」BURNOUT SYNDROMES ― Let there be light

オープニングは、BURNOUT SYNDROMES の「ヒカリアレ」。カタカナで書かれていますが元は日本語で、「光あれ」=「光よ、そこにあれ」という古風な祈願の言い方です。

これを英語にすると、まさに Let there be light. ——旧約聖書「創世記」の天地創造の一節として、英語圏では誰もが知っているフレーズです(※これは「ヒカリアレ」の公式英題ではなく、日本語の言い回しに対応する英語表現としてご紹介しています)。ここで学べるのが 使役・許可の let を使った祈願構文Let there be ~ で「〜があらんことを」。Let it be.(そのままにしておこう=ビートルズの名曲)、Let it go.(手放そう)、Let's ~(〜しよう、Let us の短縮)と、let は英語のなかでも特に応用範囲の広い動詞です。単語としての light も、名詞「光」・形容詞「軽い/明るい」・動詞「火を点ける」と三役をこなすので、あわせて押さえておきたいところ。「飛べない烏」と呼ばれたチームが絶対王者に挑む10話に、「光あれ」というタイトルが冠されている——意味を知ってから聴くと、また違って響きます。

ED「マシ・マシ(Mashi Mashi)」NICO Touches the Walls ― extra / double / loaded

エンディングは、NICO Touches the Walls の「マシ・マシ」元はラーメン店の「増し増し」(トッピングをどっさり増やすこと)から来た日本語の口語で、英語圏ではローマ字のまま Mashi Mashi と表記されています。

では「増し増し」を英語で言うには? もっとも近いのが extra。「Extra cheese, please.(チーズ増しでお願いします)」のように、注文のときは名詞の前に extra を置くだけでOKです。量を2倍にするなら double(a double shot=ダブルショット)、全部のトッピングを盛るなら loaded(loaded fries=具だくさんのフライドポテト)や the works("I'll take a burger with the works."=全部乗せのバーガーをください)。「the works」で「全部入り」を意味するのは、英語圏のダイナーで実際に飛び交う言い方で、知っていると一気にネイティブっぽく聞こえます。副詞の extra には「余分に・特別に」の意味もあり、「Try extra hard.(いつも以上に頑張って)」のようにも使えます。


第4期 TO THE TOP の主題歌【全25話・2020年】

第4期『ハイキュー!! TO THE TOP』は全25話(通算61〜85話)の分割2クール。第1クールが2020年1月11日〜4月4日、第2クールが2020年10月3日〜12月19日の放送です。第2クールは当初2020年7月放送予定でしたが、新型コロナウイルスの影響で10月へ延期されました。

OP1「PHOENIX」BURNOUT SYNDROMES ― 発音と rise from the ashes

第1クールのオープニングは、BURNOUT SYNDROMES の「PHOENIX」BURNOUT SYNDROMESにとってはハイキュー3曲目の主題歌にあたります。

phoenix=不死鳥・フェニックスは、英語学習者が発音でつまずく代表格の単語です。正しくは /ˈfiːnɪks/、カタカナで近づけるなら「フィーニクス」。ph が f の音になる(photo, phone, physics と同じ)のに加え、oe が「イー」と読まれるのがポイントです。語源はギリシャ語の phoînix。500年ごとに自ら燃え尽き、その灰から再び生まれるという神話から、英語には rise from the ashes(灰の中から蘇る=どん底から復活する) という決まり文句があります。「The team rose from the ashes.(チームはどん底から蘇った)」——まさにハイキューという物語そのものです。ちなみに米アリゾナ州の州都 Phoenix も同じ綴りで、焼け跡から築かれた街という由来を持っています。各校の選手名の英語表記はハイキュー キャラクター英語名一覧にまとめてあります。

ED1「決戦スピリット(Kessen Spirit)」CHiCO with HoneyWorks ― showdown と spirit

第1クールのエンディングは、CHiCO with HoneyWorks の「決戦スピリット」アーティスト名は「CHiCO」の i だけが小文字という独特の表記なので、検索のときは要注意です。

「決戦」を英語で言うなら showdown(最終決戦・直接対決) が最も雰囲気の近い一語。「the final showdown(最後の決戦)」のように使い、元は西部劇のガンマン同士の対決を指した言葉です。より硬い言い方なら decisive battle(決定的な戦い)、スポーツなら the decider(勝敗を決める一戦) も使えます。そして spirit は「精神・意気込み」。fighting spirit(闘志)team spirit(チームの結束)school spirit(母校愛) と、スポーツの文脈で組み合わせが無限に広がる便利な名詞です。複数形の spirits になると「気分」の意味になり、「in high spirits(上機嫌で)」「Keep your spirits up!(元気出して!)」のように使います。単数と複数で意味が変わる、地味に間違えやすい単語です。

OP2「突破口(Toppakō)」SUPER BEAVER ― breakthrough と break through

第2クールのオープニングは、SUPER BEAVER の「突破口」英語版Wikipediaは長音記号なしの "Toppako" と表記していますが、ヘボン式で厳密に書けば Toppakō、キーボードで打つなら Toppakou となり、ここも表記が三分しています。

「突破口」を英語にすると breakthrough。「a major breakthrough(大きな突破口・大躍進)」のように使う名詞です。ここで押さえたいのが、breakthrough(1語・名詞)と break through(2語・動詞句)の書き分け。「We finally made a breakthrough.(ついに突破口を開いた)」と「We finally broke through their block.(ついに相手のブロックを突破した)」——同じ語なのに、スペースの有無で品詞が変わるわけです。この「動詞句が名詞化するとくっつく」パターンは英語に非常に多く、take off / takeoff(離陸)set up / setup(設定)work out / workout(運動) など枚挙にいとまがありません。ちなみにバンド名の beaver(ビーバー) は、勤勉さの象徴として eager beaver(張り切り屋) というイディオムにもなっています。

ED2「One Day」SPYAIR ― one day と someday の違い

TVシリーズ最後のエンディングを飾ったのが、SPYAIR の「One Day」元から英語タイトルなので、そのまま英語の教材になります。

one day は、実は過去にも未来にも使えるという珍しい表現です。未来に使えば「いつか(きっと)」、過去に使えば「ある日」。「One day, I'll play on that court.(いつか、あのコートに立ってみせる)」と「One day, he just stopped coming.(ある日、彼はぱったり来なくなった)」——同じ2語が両方向を向いています。よく比較される someday未来にしか使えず、しかも「いつになるか分からない、漠然とした future」というニュアンス。つまり、one day のほうがわずかに実現の手触りが強いのです。加えて the other day=先日(過去のみ)、some day or other=いつかそのうち も一緒に整理しておくと、時を表す表現がすっきりします。TVシリーズ85話の最後を締めるEDが "One Day" という、まだ見ぬ日を指す言葉だったことに気づくと、少し胸が熱くなります。


OVA『リエーフ見参!』の主題歌「星をつかまえて」石崎ひゅーい

意外と知られていないのが、OVA『ハイキュー!! リエーフ見参!』(2014年11月9日/英題 The Arrival of Lev!)にも専用のエンディングテーマがあることです。担当したのは 石崎ひゅーい、曲名は 「星をつかまえて」ジャンプスペシャルアニメフェスタ2014で上映された作品のために書き下ろされた新曲で、ソニーミュージックの公式サイトにもエンディングテーマとして明記されています。配信では「星をつかまえて(ハイキュー!! リエーフ見参ver.)」という名義も存在します。

アーティスト名の英語表記は「Huwie Ishizaki」です。「Hyui」でも「Huey」でもなく、Huwie。 日本人アーティストのローマ字綴りは直感で当てると外しやすい典型例なので、サブスクで探すときは公式表記を確認してください。

英語の語彙としては、star(星) を使った表現がそのまま学べます。reach for the stars は「高い目標を目指す・大志を抱く」という定番のイディオム。「Reach for the stars, but keep your feet on the ground.(大志を抱け、でも足は地に着けておけ)」のように使われます。似た表現の shoot for the moon(月を狙え=高望みしろ)a shooting star(流れ星)star player(花形選手) もセットでどうぞ。「星をつかまえる」という日本語の発想が、英語の reach for the stars とほぼ同じというのは、なかなか気持ちのいい発見です。


劇場版『ゴミ捨て場の決戦』主題歌「オレンジ」SPYAIR

2024年2月16日に東宝配給で公開された 『劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦』。その主題歌が、SPYAIRの「オレンジ」 です。2023年12月のジャンプフェスタ'24で発表され、楽曲は映画公開の2日前にあたる2024年2月14日にリリースされました。SPYAIRにとっては第1期OP・第2期OP・第4期EDに続く4曲目のハイキュー主題歌で、シリーズ最多です。

なお映画そのものも記録的なヒットとなり、日本国内の興行収入は約116億円で2024年の邦画第2位、全世界では約1億ドルを記録しました。

orange の語源と「韻を踏めない単語」という英語のトリビア

曲名の オレンジ=orange は、日本語でもおなじみの単語ですが、英語の語源をたどるとかなりの長旅になります。もとはサンスクリット語の nāraṅga、それがペルシャ語・アラビア語(nāranj)を経てヨーロッパへ渡り、古フランス語を通って英語に入りました。

面白いのがここから。英語に入った当初は a norange だったものが、n が冠詞のほうにくっついて an orange と解釈し直されたと言われています。言語学ではこれを rebracketing(異分析) と呼び、apron(もとは napron)や umpire(もとは noumpere)も同じ経緯で生まれた単語です。「聞き間違いが正式な綴りになった」というのは、英語の懐の深さを感じさせるエピソードです。

もう1つ有名なのが、orange は英語で完全に韻を踏める語がほとんど存在しないという話。ラッパーや詩人にとっては悪名高い「韻を踏めない単語」の代表格で、英語圏ではしばしばネタにされます(silver、purple、month なども同じ仲間です)。色の名前でありながら果物の名でもあるという点も、日本語の「オレンジ」と同じ。ちなみに、色を表すときは orange、「オレンジがかった」は orangeyorangish と言います。

劇場版の英題は Haikyu!! The Dumpster Battle

主題歌とあわせて押さえておきたいのが、劇場版そのものの英題です。『ゴミ捨て場の決戦』は英語圏で Haikyu!! The Dumpster Battle として公開されました。dumpster は「(大型の)ごみ収集容器」で、「ゴミ捨て場」の直訳にあたる語です。北米ではCrunchyrollとSony Pictures Releasingにより2024年5月31日に公開されています。

なお、同じ「ゴミ捨て場の決戦」でも、劇場版タイトルは "The Dumpster Battle"、作中の試合の通称としては "Battle of the Trash Heap" と、英語圏でも複数の言い方が併用されています。作品タイトルや劇場版の英題についてはハイキューは英語で何という?完全ガイドでも詳しく扱っています。視聴方法についてはハイキューを英語で見る方法をご覧ください。


総集編劇場版4作の主題歌はTV版から流用【対応表】

「じゃあ2015年と2017年に公開された総集編の劇場版は?」——ここも混乱しやすいポイントなので整理しておきます。結論として、総集編劇場版4作には新しい主題歌は書き下ろされておらず、いずれもTVシリーズの既存主題歌がそのまま主題歌として使われています(アニメ公式サイトおよびアニメイトタイムズの歴代主題歌まとめに基づきます)。

総集編劇場版公開日主題歌元の使用箇所
ハイキュー!! 終わりと始まり2015年7月3日イマジネーション(SPYAIR)第1期 OP1
ハイキュー!! 勝者と敗者2015年9月18日Ah Yeah!!(スキマスイッチ)第1期 OP2
ハイキュー!! 才能とセンス2017年9月15日アイム・ア・ビリーバー(SPYAIR)第2期 OP1
ハイキュー!! コンセプトの戦い2017年9月29日ヒカリアレ(BURNOUT SYNDROMES)第3期 OP

つまり「主題歌の曲数」を数えるときに総集編4作を別枠で足す必要はありません。 なお、この総集編4作の英語タイトルは媒体によって表記が割れており("Ending and Beginning" と "The End and the Beginning"、"Genius and Sense" と "Talent and Sense" など)、正式な英題は要確認です。 どの媒体がどの英題を使っているのかを媒体別に整理していますので、劇場版やシーズンそのものの英語名が気になる方はハイキューの英語タイトル一覧をあわせてご覧ください。


2027年『VS 小さな巨人』の主題歌は?【2026年7月時点】

「続編の主題歌は?」と気になった方へ。結論として、シリーズの完結編にあたる『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』(英題 Haikyu!! vs. The Little Giant)と、スペシャルアニメ『ハイキュー!! バケモノたちの行くところ』は、いずれも2027年公開予定と発表されています(アニメ公式サイト haikyu.jp および Anime News Network の2025年12月21日付報道に基づく)。

ただし、本記事の執筆時点(2026年7月)では、両作の主題歌(アーティスト・曲名とも)はまだ発表されていません。 公式サイトの作品ページも、キャストは「未発表」、スタッフは監督・脚本の満仲勧とアニメーション制作のProduction I.Gのみが公表されている段階です。「作品が発表されている=主題歌も決まっている」ではないので、ネット上で見かける予想や噂には注意してください。

SPYAIRが4曲、BURNOUT SYNDROMESが3曲と、シリーズを長く支えてきたアーティストが再登板するのか、それともまったく新しい顔ぶれになるのかはファンの大きな注目ポイントです。新しい主題歌が発表され次第、曲名・アーティスト・英語表記の情報を本記事に追記していく予定です。


曲名・アーティスト名の英語表記ゆれ早見表【サブスクで見つからないとき】

SpotifyやApple Music、海外の配信サービスで主題歌を探していて「検索してもヒットしない」という経験はありませんか。結論から言うと、ハイキューの主題歌は媒体によって大文字・小文字・ローマ字の綴りがバラバラなので、別の綴りを試すのがいちばんの近道です。

対象公式・日本側の表記英語版Wikipedia等でよく見る表記
SPYAIRSPYAIR(全大文字)Spyair
NICO Touches the WallsNICO Touches the WallsNico Touches the Walls
BURNOUT SYNDROMESBURNOUT SYNDROMESBurnout Syndromes
SUPER BEAVERSUPER BEAVERSuper Beaver
tacicatacica(全小文字)Tacica
CHiCO with HoneyWorksCHiCO with HoneyWorks(iのみ小文字)同左(表記ゆれ少)
スキマスイッチスキマスイッチSukima Switch
石崎ひゅーい石崎ひゅーいHuwie Ishizaki
Ah Yeah!!Ah Yeah!!(感嘆符2つ)Ah Yeah
天地ガエシ天地ガエシTenchi Gaeshi / Tenchigaeshi
発熱発熱Hatsunetsu(Fever)
ヒカリアレヒカリアレHikariare / Hikari Are
マシ・マシマシ・マシMashi Mashi / Mashi-Mashi
突破口突破口Toppako / Toppakō / Toppakou
決戦スピリット決戦スピリットKessen Spirit
星をつかまえて星をつかまえてHoshi o Tsukamaete

ポイントは3つあります。1つ目は、日本のバンド名は全大文字が公式でも、英語圏の媒体は「頭文字だけ大文字」に直してしまうこと。英語版Wikipediaは表記ルールとして固有名詞を通常のキャピタライゼーションに揃えるため、SPYAIR が Spyair、SUPER BEAVER が Super Beaver に変換されるわけです。2つ目は、長音のローマ字化に3通りあること。「突破口」の「こう」は、マクロン付きの ō、母音を重ねる ou、長音を省く o のいずれもあり得ます。3つ目は、感嘆符や中黒が落ちることがあること。検索でヒットしないときは、曲名の一部だけ("Ah Yeah" ではなく "Yeah" を含むアーティスト名検索など)に切り替えるのが確実です。 キャラクター名の英語表記にも同じような揺れがあり、詳しくはハイキュー キャラクター英語名一覧にまとめています。


主題歌で学ぶ英単語カード【語彙まとめ】

結論として、ハイキューの主題歌は曲名そのものが良質な英単語カードになります。ここまで登場した語彙を、歌詞ではなく曲名・タイトル由来の「単語」として一覧にまとめました。

英語表現意味関連する曲名
imagination想像力イマジネーション
imaginary / imaginative架空の/想像力豊かなイマジネーション(比較語彙)
turn ~ upside downひっくり返す天地ガエシ
turn the tables形勢を逆転する天地ガエシ(関連イディオム)
yeah / yep / yupうん・そうだね(口語)Ah Yeah!!
Leoラテン語のライオン/しし座LEO
believer信じる人・信奉者アイム・ア・ビリーバー
believe in(人・価値を)信じるアイム・ア・ビリーバー
climb登る(bは黙字)クライマー
climb the ladder出世するクライマー(関連イディオム)
fly high高く飛ぶ/絶好調であるFLY HIGH!!
fever / fever pitch熱/熱狂の極み発熱
Let there be light光あれヒカリアレ
extra / the works増し/全部乗せマシ・マシ
phoenix不死鳥(発音はフィーニクス)PHOENIX
rise from the ashesどん底から復活するPHOENIX(関連イディオム)
showdown最終決戦・直接対決決戦スピリット
fighting spirit / team spirit闘志/チームの結束決戦スピリット
breakthrough / break through突破口(名詞)/突破する(動詞句)突破口
one day / somedayいつか・ある日/いつか(未来のみ)One Day
reach for the stars大志を抱く星をつかまえて
orangeオレンジ(韻を踏めない単語)オレンジ

こうして並べると、ハイキューの主題歌は「基本語」「イディオム」「発音の落とし穴」がバランスよく揃っていることが分かります。とくに覚えて帰っていただきたい「型」は3つ。1つ目は -er で人を作る仕組み(believe → believer、climb → climber)。2つ目は 黙字の存在(climb, comb, thumb, debt, doubt)。3つ目は 2語と1語で品詞が変わるパターン(break through / breakthrough、take off / takeoff)。曲名ひとつが、そのまま単語帳の一項目になるわけです。


アーティスト別の担当曲数|SPYAIRが最多4曲

最後に、独自にまとめたアーティスト別の担当曲数を紹介します。結論として、最多はSPYAIRの4曲2014年の第1話から2024年の劇場版まで、10年にわたってハイキューに伴走した唯一のアーティストです。

アーティスト曲数内訳
SPYAIR4曲イマジネーション/アイム・ア・ビリーバー/One Day/オレンジ
BURNOUT SYNDROMES3曲FLY HIGH!!/ヒカリアレ/PHOENIX
NICO Touches the Walls2曲天地ガエシ/マシ・マシ
tacica2曲LEO/発熱
スキマスイッチ1曲Ah Yeah!!
Galileo Galilei1曲クライマー
CHiCO with HoneyWorks1曲決戦スピリット
SUPER BEAVER1曲突破口
石崎ひゅーい1曲星をつかまえて

3曲を担当したBURNOUT SYNDROMESについては、歴代主題歌をカバーしたアルバム『ハイキュー!!×BOS – 主題歌たちの宴 -』が2026年8月19日に発売予定とアニメ公式サイトが発表しています(本記事執筆時点の2026年7月では発売前です)。「ハイキュー!!の日」である8月19日にリリースされる予定で、自分たちの曲だけでなく、他アーティストが歌った歴代主題歌もまとめてカバーするという珍しい企画になっています。


主題歌を英語字幕・公式MVで楽しむ方法【NordVPN】

「英語版の本編で、OP/EDのクレジットがどう表記されているか見てみたい」「英語圏のファンがこの曲をどう呼んでいるのか知りたい」——そんなときに便利なのが、英語圏の配信カタログを、英語圏からアクセスした状態で開く方法です。ハイキューは英語字幕版が第1期からCrunchyrollで配信されており、2025年11月以降は第1期から第4期、スペシャル、劇場版まで英語吹き替えもCrunchyrollにそろっています(Crunchyroll公式ニュースおよびAnime News Networkの報道に基づく/本記事執筆時点の2026年7月時点)。英語版の本編を再生すれば、OP/EDのクレジットで曲名とアーティスト名がどうローマ字表記されているかを、そのまま確認できます。

ただし、日本国内から普段どおり配信サービスを開いても、表示されるのは日本向けのカタログで、英語音声・英語字幕は基本的に選べません。そこで前提になるのが、VPNで英語圏(アメリカなど)のサーバーに接続してから配信サービスを開くという方法です。手順はシンプルな3ステップだけです。

VPN×配信で主題歌の英語表記を確認する3ステップ

  1. NordVPNでアメリカなど英語圏のサーバーに接続する
  2. その状態で、普段どおりCrunchyrollやNetflixを開く(英語字幕付きの海外版カタログが表示されます)
  3. 英語字幕をオンにして本編を再生し、OP/EDのクレジットや曲名の英語表記を確認する

ポイントは「VPN接続 → その後にアプリを開く」という順番だけ。この順番を守るだけで、いつものアプリが英語版の入り口に変わります。 日本のアカウントをそのまま使えるので、海外専用アカウントを作り直す必要がないのも手軽なところです。NordVPNはVPNサービスの中でも利用者が多く、初めての方でも設定に迷いにくいのが特徴です。逆に言えば、VPNなしで日本から英語音声版のアニメを見るのは基本的に難しいという点にはご注意ください。なお、主題歌の歌詞そのものを転載・翻訳して公開する行為は著作権上できません。 公式配信・公式MVを正規に視聴し、曲名やクレジットの英語表記を「確認する」分には問題ありません。 配信サービスごとの詳しい視聴手順はハイキューを英語で見る方法で解説しています。


主題歌で英語を楽しく学ぶ【YOSHI流】

最後に、ハイキューの主題歌を「英語の教材」として活かす方法を紹介します。結論から言うと、好きな曲のタイトルを1語だけ深掘りするやり方が、いちばん記憶に残ります。

私が実際にやっていたのは、「曲名の単語を、辞書で3つ目の意味まで読む」という習慣です。fever なら「熱」で止めずに「熱狂」「fever pitch」まで見る。phoenix なら「不死鳥」から「rise from the ashes」「アリゾナの州都」まで追う。好きな曲のタイトルという入り口があるだけで、辞書を読むのが作業ではなく発見になります。 1曲につき1〜2語でいいので、通勤中に1曲聴くたびに1語ずつ増やしていけば、好きな主題歌を聴き返すだけで語彙が積み上がっていきます。

もう一つの工夫が、気になった単語をAIに投げて語源ごと解説させること。「phoenix と ashes の関係は?」「breakthrough と break through はどう使い分ける?」と聞けば、語源のネットワークごと解説してくれます。留学経験のない私がTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)まで到達できたのも、こうした「好きな素材の中の1語を面白がる」積み重ねでした。

そしてもう一つ大事なこと。歌詞をコピーして訳すのはNGです(歌詞は著作物です)。あくまで曲名・アーティスト名・公式のクレジット表記という「引用にあたらない情報」を起点に調べるのがコツ。同じやり方は英語版コミックにも応用でき、原作のセリフから英語表現を拾う方法はハイキュー英語版漫画の読み方ガイドにまとめています。好きな主題歌の曲名をひとつ深掘りするところから、気軽に始めてみてください。


まとめ

この記事では、『ハイキュー!!』の主題歌を「期・担当話数/曲名/英語・ローマ字表記/アーティスト」の4点セットで全16曲一覧化し、曲名に使われている英語表現を歌詞に一切触れずに解説してきました。TVシリーズはOP7曲・ED7曲の計14曲、そこにOVA『リエーフ見参!』のED「星をつかまえて」と、劇場版『ゴミ捨て場の決戦』主題歌「オレンジ」を加えて全16曲。最多担当はSPYAIRの4曲で、BURNOUT SYNDROMESが3曲で続きます。 2027年公開予定の『劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人』の主題歌は、本記事執筆時点(2026年7月)ではまだ発表されていないので、続報を待ちましょう。

英語学習の視点で見れば、imagination(想像力)、believer(信じる人)、fly high(絶好調である)、fever pitch(熱狂の極み)、rise from the ashes(どん底から復活する)、breakthrough(突破口)、one day(いつか) といった曲名の表現は、そのまま実用的な語彙です。カタカナ題は英語に戻して、日本語題は「英語ならどう言うか」を考える——この2方向を意識するだけで、16曲がまるごと単語帳に変わります。タイトルやキャラ名・バレー用語・視聴方法まで含めた「ハイキュー×英語」の全体像はハイキューは英語で何という?完全ガイドにまとめていますので、あわせてどうぞ。まずは好きな1曲の曲名から、ハイキュー×英語の世界を楽しんでみてください。

  • この記事を書いた人

YOSHI

アニメ・海外ドラマ・サッカーなどエンタメで楽しく英語学習中。留学経験はなし。大学時代に英語を始めて就職後は海外事業を担当。現在は独立してフリーランス。2児の父。TOEIC990。VERSANT76。

-ハイキュー!!

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