「アナと雪の女王のキャラクターって、英語だと何て言うんだろう?」——結論からお伝えすると、エルサはElsa、アナはAnna、クリストフはKristoff、オラフはOlafと、日本語吹替の呼び方とほぼ同じ綴りです。Frozenはもともと英語(アメリカ)で作られたディズニー作品なので、私たちが調べているのは「英語版での呼び方」ではなく、そのままの原名という点がまず押さえておきたいポイントです。
この記事では、主要キャラクターから脇役、続編Frozen IIの新キャラクターまで、英語原名・日本語吹替声優・英語版オリジナル声優を一覧表で整理しました。ウェーゼルトン公爵にまつわる小ネタや、オラフ役の日本語吹替声優交代の経緯まで、一次情報を確認しながらまとめています。なお、Disney+に加入すれば、日本のアカウントのまま英語音声・英語字幕に切り替えて、ここで紹介する声優たちの実際の演技を確認できます。 具体的な手順は記事の後半で紹介します。
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アナと雪の女王のキャラ英語名を読む前に知っておきたい2つの前提
結論から言うと、Frozenのキャラ名を調べるときは、「翻訳」ではなく「原名」を確認しているという前提を持つことが大切です。日本アニメのキャラ英語名とは、そもそもの成り立ちが逆になっています。
原題が英語だから「英語名」は翻訳ではなく原名
コナンやナルトのような日本アニメの場合、日本語の名前を英語版でどう表記するかという「翻訳」の話になります。しかしFrozenは英語で企画・脚本・作画された作品なので、Elsa・Anna・Kristoffといった名前こそがオリジナルで、私たちが普段耳にする日本語吹替の「エルサ」「アナ」「クリストフ」の方が、英語の音をカタカナに置き換えた側です。
日本語吹替名はほぼ英語名のカタカナ読み
もう1つの前提が、日本語吹替のキャラ名は、ほぼ例外なく英語名のカタカナ読みになっているという点です。コナンの「江戸川コナン=Conan Edogawa」のように語順が変わったり、まったく違う名前が当てられたりすることはほとんどありません。「聞こえた音をそのままカタカナにすればだいたい正解」という、覚えやすさもFrozenの英語学習における魅力の1つです。
主要キャラクターの英語名・日本語吹替声優・英語版声優一覧
結論として、物語の中心となるエルサ・アナ・クリストフ・オラフ・ハンス・スヴェンの6名は、英語版オリジナル声優もミュージカル俳優・実力派として著名なキャストが揃っています。まずは一覧表で確認しましょう。
| 日本語表記 | 英語名 | 日本語版声優 | 英語版声優 |
|---|---|---|---|
| エルサ | Elsa | 松たか子 | Idina Menzel |
| アナ | Anna | 神田沙也加 | Kristen Bell |
| クリストフ | Kristoff | 原慎一郎 | Jonathan Groff |
| オラフ | Olaf | 武内駿輔 | Josh Gad |
| ハンス王子 | Hans | 津田英佑 | Santino Fontana |
| スヴェン(トナカイ) | Sven | 原慎一郎が鳴き声を兼任 | Frank Welker(1作目・ノンクレジット)/Jonathan Groff(Frozen II) |
エルサ&アナを演じる声優
エルサ役のIdina Menzelはブロードウェイ女優としても著名で、劇中歌「Let It Go」の歌唱力の高さでも知られています。アナ役のKristen Bellもミュージカル出身。日本語吹替は、エルサ役を松たか子、アナ役を神田沙也加が務め、いずれも歌唱シーンを自ら歌い上げていることで話題になりました。綴りで特に注意したいのはElsa。「エルザ」ではなくElsaで、発音も濁らない点が英語らしさのポイントです。
クリストフ&スヴェンの英語名と声優
クリストフ役はJonathan Groff、日本語吹替は原慎一郎です。Kristoffは末尾にfが2つ続く綴りが落とし穴で、Christophのようなドイツ語風の綴りと混同しないよう注意しましょう。相棒のトナカイ、スヴェン(Sven)は劇中で言葉を話しません。1作目では鳴き声をFrank Welkerがノンクレジットで担当し、続編Frozen IIではクリストフ役のJonathan Groffがスヴェンの鳴き声も兼任しています。1人の俳優が主要キャラとその相棒の両方を演じているのは、英語版ならではの豆知識です。
オラフ&ハンス王子の英語名と声優
雪だるまのオラフ役はJosh Gad。コミカルな演技と歌唱で、Frozenを象徴するキャラクターの1人です。日本語吹替は現在武内駿輔が担当しています(交代の経緯は後述します)。ハンス王子役はSantino Fontana、日本語吹替は津田英佑です。物語終盤で正体を明かすハンスは、英語版の声のトーンの変化にも注目したいキャラクターです。
脇役キャラクターの英語名一覧
結論として、脇役キャラクターも英語名自体はシンプルなローマ字表記が中心ですが、日本語吹替声優については一次情報で特定できなかったキャラも一部あります。断定できない箇所は正直に「未確認」として扱います。
| 日本語表記 | 英語名 | 日本語版声優 | 英語版声優 |
|---|---|---|---|
| ウェーゼルトン公爵 | Duke of Weselton | 多田野燿平 | Alan Tudyk |
| パビー(トロールの長老) | Grand Pabbie | 安崎求 | Ciarán Hinds |
| ブルダ(クリストフの育ての親トロール) | Bulda | 未確認 | Maia Wilson |
| ウーケン(商店の主人) | Oaken | 未確認 | Chris Williams |
| マシュマロウ(雪の巨人) | Marshmallow | 未確認 | Paul Briggs |
ウェーゼルトン公爵とKaiの「Weasel Town」ジョーク
脇役の中でも英語表現として面白いのが、ウェーゼルトン公爵(Duke of Weselton)にまつわる小ネタです。舞踏会の場面で、執事のKaiが彼を紹介する際に「The Duke of Weasel Town.」と誤って発表し、本人が「Weselton! It's Weselton!」と訂正するくだりがあります。物語終盤では、アレンデール(エルサの国)からの正式な通達として、あえて「will henceforth and forever no longer do business of any sort... with Weaseltown」(今後いっさい、ウィーズルタウンとは取引しない)と、わざと間違えた呼び方で仕返しをする場面も。"Weselton"と"Weaseltown"(weasel=イタチ)は綴りも意味もまったく違う言葉で、劇中の意図的な言い間違いだという点を押さえておきましょう。
両親・王族の英語名と声優──1作目と続編で担当声優が変わった理由
結論として、エルサとアナの両親役は、1作目とFrozen IIで英語版声優も日本語吹替声優も総入れ替えになっています。理由は、1作目での出番の少なさにあります。
| 役柄 | 英語名 | 作品 | 日本語版声優 | 英語版声優 |
|---|---|---|---|---|
| 国王(父) | King Agnarr | Frozen(2013) | 根本泰彦 | Maurice LaMarche |
| 王妃(母) | Queen Iduna | Frozen(2013) | 未確認 | Jennifer Lee(共同監督own voice) |
| 国王(父) | King Agnarr | Frozen II(2019) | 前田一世 | Alfred Molina |
| 王妃(母) | Queen Iduna | Frozen II(2019) | 吉田羊 | Evan Rachel Wood |
| 先代国王(祖父) | King Runeard | Frozen II(2019) | 吉見一豊 | Jeremy Sisto |
1作目のアグナル国王とイドゥナ王妃は、物語の早い段階で船の事故により命を落とすため、台詞がほとんどない役柄でした。英語版Wikipediaによれば、王妃役は共同監督を務めたJennifer Lee自身が声を当てています。ところが続編Frozen IIでは、幼少期のエルサ・アナや両親の過去が物語の中心テーマになるため、Alfred MolinaとEvan Rachel Woodという実力派俳優が正式にキャスティングされ直しました。同じキャラクターでも作品によって声優が変わるという、シリーズものならではの構造を知っておくと、聞き比べの楽しみが増えます。
Frozen IIで新登場したキャラクターの英語名・声優一覧
結論として、続編Frozen IIではノーサルドラの民を中心に新キャラクターが多数登場し、そのうち3体は言葉を話さない精霊として描かれています。
| 日本語表記 | 英語名 | 日本語版声優 | 英語版声優 |
|---|---|---|---|
| ホニーマレン | Honeymaren | 壹岐紹未 | Rachel Matthews |
| ライダー | Ryder | 小林親弘 | Jason Ritter |
| イエレナ(ノーサルドラの長) | Yelena | 余貴美子 | Martha Plimpton |
| マティアス中尉 | Lieutenant Mattias | 松田賢二 | Sterling K. Brown |
| ゲイル(風の精霊) | Gale | 声優クレジットなし | 声優クレジットなし |
| ブルーニ(火のサラマンダー) | Bruni | 声優クレジットなし | 効果音:Dee Bradley Baker |
| ノック(水の精霊・馬) | The Nokk | 声優クレジットなし | 声優クレジットなし |
ゲイル・ブルーニ・ノックは「声優クレジットなし」の精霊たち
風の精霊ゲイル(Gale)、火のサラマンダーであるブルーニ(Bruni)、水の精霊の馬ノック(The Nokk)の3体には、人間のような台詞がありません。ゲイルとノックは風・水のアニメーション表現のみで演じられ、声優クレジット自体が存在しません。ブルーニだけは鳴き声の効果音をDee Bradley Bakerが担当していますが、これも「台詞を話す声優」とは性質が異なります。精霊たちは名前だけ英語で覚えておき、「誰が演じているか」までは無理に探さないのが正解です。
【豆知識】オラフの日本語吹替声優交代について
結論からお伝えすると、オラフの日本語吹替声優は、2019年に交代しています。初代オラフ役はピエール瀧でしたが、同年3月の薬物関連の逮捕を受けてウォルト・ディズニー・ジャパンが降板を発表し、同年公開のFrozen IIから武内駿輔が新たにオラフ役を担当することになりました。
さらに、Frozen IIだけでなく、1作目や短編作品(「アナと雪の女王/エルサのサプライズ」など)も遡って武内駿輔の声で再録・配信し直されている点も特徴的です。現在配信されているアナと雪の女王シリーズのオラフは、基本的にすべて武内駿輔の声だと考えておけば間違いありません。声優交代は俳優本人の不祥事という経緯によるもので、作品の内容自体に問題があったわけではありません。
綴りで注意したいキャラ英語名
結論として、Frozenのキャラ英語名は比較的シンプルですが、Elsa・Kristoff・Weseltonの3つは、綴りを間違えやすい代表例として押さえておきたいところです。
Elsa:「エルザ」と濁って発音・表記しがちですが、正しくはElsaで濁りません。Kristoff:語尾のffを1つにしてしまうミスが多発します。Christophのような別の綴りとも混同しないよう注意しましょう。Weselton:劇中でもわざと間違えられる名前ですが、公式の綴りはWeselton。イタチを意味するweaselとは無関係のオリジナルの地名です。
こうした細かい綴りは、英語字幕を実際に目で追って確認するのが一番確実です。Disney+なら、日本のアカウントのまま英語字幕をオンにできるので、気になる綴りをその場でチェックできます。
Disney+で英語音声のキャラクター名・セリフを確認する方法
結論として、Disney+に加入すれば、日本で契約したアカウントのまま、再生画面の設定から英語音声・英語字幕に切り替えるだけで、ここまで紹介したキャラクターたちの英語のセリフや発音を自分の耳と目で確認できます。海外サーバーへの接続や、追加のアカウント作成は不要です。
手順はとてもシンプルです。
- Disney+アプリでアナと雪の女王(またはFrozen II)を再生する
- 再生画面のメニュー(字幕・音声アイコン)をタップ/クリックする
- 「音声」から
Englishを選ぶ - 「字幕」からも
English(またはCC)を選ぶ
英語字幕の文字と英語音声のセリフがほぼ一致しているため、「Elsa」「Kristoff」「Weselton」のようなキャラ名の綴りも、字幕を目で追えばすぐに確認できます。本記事執筆時点(2026年8月)で、アナと雪の女王・Frozen II ともに英語音声・英語字幕への切り替えに対応していることを確認済みです。
Disney+に登録すれば、アナと雪の女王シリーズだけでなく、ディズニー・ピクサー作品を幅広く英語音声・字幕で楽しめるので、キャラクター名から発音まで、シリーズを横断して確認できるのも魅力です。より詳しい視聴手順は、Disney+でアナと雪の女王を英語で見る方法にまとめています。
キャラ英語名を使った英語学習法【YOSHI流】
ここからは、留学せずにTOEIC990・VERSANT76点(80点満点中)まで伸ばした筆者YOSHIが、キャラクター名や英語版声優の知識を実際の英語学習にどう活かしてきたかを紹介します。
反復学習法(ダウンロード・バックグラウンド再生)
私が実践していたのは、Disney+アプリのダウンロード機能を使い、キャラクター名が出てくるシーンを繰り返し聴く方法です。通勤中や家事の合間に、エルサとアナの名前が呼び合われる場面をバックグラウンド再生していました。同じキャラ名を繰り返し耳にするうちに、Elsa・Kristoff・Weseltonのような綴りと発音が自然に一致するようになります。1回で覚えようとせず、何周もするつもりで取り組むのがコツです。
スクリプト×AI活用法
もう1つ私がよく使っていたのが、「Frozen script」で検索して英語のセリフ一覧(スクリプト)を探す方法です。ウェーゼルトン公爵の「Weasel Town」のくだりのように、聞き取りにくい固有名詞のジョークも、台本形式のテキストなら一目で確認できます。気になったセリフを見つけたら、それをコピーしてChatGPTなどのAIに「このキャラ名・セリフのニュアンスを解説して」と投げてみてください。辞書だけでは分からない“ジョークの仕組み”まで理解できるのが、この方法の一番のメリットです。アニメ・海外作品を使った英語学習の全体設計は、英語×アニメ学習の総合ガイドでも詳しく解説しています。
まとめ
アナと雪の女王のキャラクター英語名は、エルサ=Elsa(Idina Menzel/松たか子)、アナ=Anna(Kristen Bell/神田沙也加)をはじめ、日本語吹替名とほぼ同じ綴りのものが中心でした。一方で、
- ウェーゼルトン公爵の「Weasel Town」ジョーク
- 1作目とFrozen IIで声優が入れ替わった両親役
- 声優クレジットのない精霊キャラ(ゲイル・ノック)
- オラフの日本語吹替声優交代
など、一次情報を確認して初めて分かる小ネタも数多くありました。作品全体の英語トピック(英題や視聴方法、主題歌まで)を横断的に知りたい方は、アナと雪の女王を英語で楽しむ完全ガイドをあわせてご覧ください。出典付きの名言・セリフをもっと読みたい方はアナと雪の女王の英語名言・セリフ集、Let It Goなど主題歌の背景を知りたい方は主題歌・挿入歌の英語ガイド、シリーズ全体の英題を整理したい方はアナと雪の女王の英語タイトル一覧もどうぞ。
まずはDisney+でアナと雪の女王を開き、音声をEnglishに切り替えて、Elsa・Anna・Olafたちの本当の声を聞いてみてください。