「葬送のフリーレンのキャラって、英語だと何て綴るんだろう?」——結論からお伝えすると、主人公フリーレンはFrieren、弟子のフェルンはFern、戦士シュタルクはStarkです。日本語の音をなんとなくローマ字にしたものではなく、ほとんどのキャラ名がドイツ語の「単語そのもの」でできています。だからこそ、1人ずつ検索するより、フリーレン一行・過去の勇者パーティ・大陸魔法協会・一級試験の受験者・魔族まで、陣営ごとにまとめて一覧で見たほうが圧倒的に効率的です。
この記事では、主要キャラクター49名の英語表記を陣営別の一覧表にまとめ、それぞれに読み方・ドイツ語の意味・ちょっとした豆知識を添えて解説します。ユーベル(Übel/Ubel)のように綴りが割れるキャラの注意点まで踏み込むので、目的のキャラは気になる見出しから拾い読みしていただいて構いません。 作品全体の英語トピック(タイトルの意味や用語)は葬送のフリーレンは英語で?タイトル・キャラ名・視聴方法まで完全ガイドにまとめています。
私はアニメ・海外ドラマ・サッカー観戦で英語を身につけ、留学経験がないままTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)を取得し、元海外事業担当として英語を使ってきた2児の父です。なお、英語版アニメで実際の表記や声を確認したい方に先にお伝えすると、NordVPNでアメリカなど英語圏のサーバーに接続してから、いつも通りNetflixを開くと、英語音声・英語字幕で視聴できるようになります。 具体的な手順は記事の後半で改めて紹介します。
Contents
- 1 葬送のフリーレンのキャラ英語名の基本ルール【まず押さえる3点】
- 2 フリーレン一行の英語名一覧(Frieren・Fern・Stark・Sein)
- 3 勇者パーティ(過去の勇者一行)の英語名一覧(Himmel・Heiter・Eisen)
- 4 大陸魔法協会・伝説の魔法使いの英語名一覧(Serie・Flamme ほか)
- 5 一級魔法使い試験編の受験者の英語名一覧(Denken・Übel ほか14名)
- 6 魔族(七崩賢・大魔族)の英語名一覧(Aura・Macht ほか15名)
- 7 その他の主要キャラ・北の国の人々の英語名(Granat・Stoltz ほか)
- 8 間違えやすい英語表記・発音の注意点【Übel/Ubel問題】
- 9 英語版でキャラ名から英語を学ぶ【YOSHI流・独自】
- 10 まとめ
葬送のフリーレンのキャラ英語名の基本ルール【まず押さえる3点】
結論からお伝えすると、フリーレンのキャラクター名は英語版でも意味を英訳せず、ドイツ語の綴りをそのまま固有名詞として使うのが原則です。つまり"Himmel"を"Sky"に、"Eisen"を"Iron"に置き換えたりはしません。まずは全キャラに共通する基本ルールを押さえておきましょう。
名前はほぼ全てドイツ語の「単語」でできている
1つ目のルールは、登場人物の名前がほぼ例外なくドイツ語の実在する単語だという点です。主人公フリーレン(Frieren)はドイツ語で「凍える・寒がる」、勇者ヒンメル(Himmel)は「空・天」、戦士アイゼン(Eisen)は「鉄」を意味します。名前の意味がそのままキャラクターの人柄や役割と結びついているのが、この作品最大の特徴です。英語版を手がけるVIZ Mediaも、英語Wikipediaも「The character names are all German words(キャラ名はすべてドイツ語)」と明記しています。
英語版でも「翻訳しない」——固有名詞として扱う理由
2つ目のルールは、その意味を英語版であえて訳さないという判断です。もしフリーレンを"Freeze"、ユーベルを"Evil"と意味訳してしまうと、キャラクターが「役割の記号」に見えてしまい、作品特有の静かな余韻が壊れてしまいます。そこで英語版は「意味は訳さず、響きと綴りを守る」という誠実な選択をしています。その代わり、名前に隠れた意味は視聴者の知識に委ねられます。 裏を返せば、ドイツ語の元の意味を日本語のカタカナから推測しやすい私たち日本語話者は、英語圏のファンより一歩得をしているとも言えます。それでは陣営ごとに、具体的な英語名を見ていきましょう。
フリーレン一行の英語名一覧(Frieren・Fern・Stark・Sein)
結論として、現在のフリーレン一行の4名は、いずれもドイツ語の綴りがそのまま英語表記になっています。まずは物語の主役たちから確認しましょう。
| 日本語名 | 英語表記 | 読み方 | 名前の由来(ドイツ語の意味) |
|---|---|---|---|
| フリーレン | Frieren | フリーレン | frieren=凍える・寒がる(動詞) |
| フェルン | Fern | フェルン | fern=遠い・遥かな |
| シュタルク | Stark | シュタルク | stark=強い |
| ザイン | Sein | ザイン | sein=英語のbe動詞「〜である」 |
フリーレン・フェルンの英語名と由来
主人公フリーレンの英語表記はFrieren。ドイツ語の動詞"frieren"は「凍える・寒さを感じる」という意味です。1000年以上を生きるエルフである彼女は、感情がないのではなく、感情が動く速度が人間と違います。時間をかけて後からじわじわ染みてくる感覚は、まさに「少し遅れて寒くなる」という名前の語感そのもので、名前を知ると彼女の見え方が変わります。
弟子のフェルンはFern。ドイツ語の"fern"は「遠い・遥かな」という距離の言葉です。常にフリーレンの隣にいながら、どこか一歩引いた視点で世界を見ている彼女にぴったりです。英語圏のファンには"fern=シダ植物"を連想する人も多いのですが、「静かで目立たないけれど確実に生きている」という植物のイメージも、不思議と彼女像とズレません。
シュタルク・ザインの英語名と由来
戦士シュタルクはStark。これはドイツ語でも英語でも「強い」を意味する、比較的わかりやすい名前です。ただし英語の"stark"は「荒々しい・容赦ない」という硬いニュアンスも含むため、臆病で優しい彼の内面とのギャップが面白いところです。僧侶ザインはSein。これはドイツ語で英語のbe動詞にあたる「〜である/存在する」を意味する、少し哲学的な名前です。ここから紹介する49名は、SEO上位の競合記事(多くは8〜10名、最大でも20名台)を大きく上回る網羅数なので、ぜひ推しのキャラを探してみてください。
勇者パーティ(過去の勇者一行)の英語名一覧(Himmel・Heiter・Eisen)
結論として、物語の起点となる勇者一行のうち、フリーレン以外の3名はHimmel・Heiter・Eisenと表記されます。彼らの名前は、性格との一致が「やりすぎ」なほど徹底しています。
| 日本語名 | 英語表記 | 読み方 | 名前の由来(ドイツ語の意味) |
|---|---|---|---|
| ヒンメル | Himmel | ヒンメル | Himmel=空・天・天国 |
| ハイター | Heiter | ハイター | heiter=晴れやか・陽気な |
| アイゼン | Eisen | アイゼン | Eisen=鉄 |
勇者ヒンメルの名前が背負う「空」と「天国」
勇者ヒンメルの英語表記はHimmel。ドイツ語の"Himmel"は「空」「天」「天国」を同時に意味します。物理的な空の高さと、宗教的な天国が、たった一語に重なっているのがポイントです。物語開始時点で彼はすでに世を去っており、フリーレンが空を見上げるたびに「天にいるヒンメル」を想う——名前そのものが物語の構造を先取りしている、恐ろしくよくできたネーミングです。海外ファンも「Himmelという名前は、ドイツ語の意味を知るともっと刺さる」と語り合っています。
ハイター・アイゼンの名前と性格の一致
僧侶ハイターはHeiterで、ドイツ語の「陽気な・晴れやかな」。酒好きで飄々としながら、人の弱さにやさしい彼の生き方そのものです。軽さではなく、世界の残酷さを知ったうえで選んだ「覚悟としての明るさ」が、この名前には込められています。戦士アイゼンはEisen、そのまま「鉄」。寡黙で頑丈、簡単には折れないドワーフの戦士にこれ以上ない直球の命名で、英語圏の読者ですら「意味を知らなくても、この人は鉄っぽい」と感じるほどキャラ造形が名前に追いついています。
大陸魔法協会・伝説の魔法使いの英語名一覧(Serie・Flamme ほか)
結論として、大陸魔法協会を率いる魔法使いや伝説級の魔法使いも、全員がドイツ語由来の名前を持ちます。ここには「英語の意味とズレるので注意したい名前」も含まれます。
| 日本語名 | 英語表記 | 読み方 | 名前の由来(ドイツ語の意味) |
|---|---|---|---|
| ゼーリエ | Serie | ゼーリエ | Serie=連なり・シリーズ |
| フランメ | Flamme | フランメ | Flamme=炎(英flame) |
| クラフト | Kraft | クラフト | Kraft=力 |
| ゼンゼ | Sense | ゼンゼ | Sense=鎌(scythe) |
| ゲナウ | Genau | ゲナウ | genau=正確に・きっちり |
| メトーデ | Methode | メトーデ | Methode=方法 |
| レルネン | Lernen | レルネン | lernen=学ぶ(動詞) |
| ファルシュ | Falsch | ファルシュ | falsch=間違った・偽の |
| リネアール | Lineal | リネアール | Lineal=定規・ものさし |
ゼーリエ・フランメ・クラフト(伝説級の魔法使い)
大魔法使いゼーリエはSerie。ドイツ語で「連なり・シリーズ」を意味し、太古から続く存在にふさわしい名前です。フリーレンの師フランメはFlamme(炎)、彼女が生前愛した光る花のイメージとも重なります。フリーレンより長命とされるエルフの僧クラフトはKraftで「力」を意味し、英語圏でも紙の"kraft paper(クラフト紙)"で馴染みのある単語なので覚えやすいはずです。
ゼンゼ・ゲナウ・メトーデら試験官の英語名
一級魔法使い試験の試験官たちも見ておきましょう。第二次試験の試験官ゼンゼはSense、第一次試験のゲナウはGenau(正確に)、回復魔法を使うメトーデはMethode(方法)、協会最初の一級魔法使いレルネンはLernen(学ぶ)です。"Lernen"と"Denken(考える)"のように、動詞をそのまま名前にしているのもこの作品の癖で、ドイツ語学習者ならニヤリとするポイントです。
「Sense=鎌」に注意——英語の意味とズレる名前
ここで1つ注意点です。試験官ゼンゼの綴りSenseは、英語の「感覚(sense)」ではなく、ドイツ語の"Sense"=「鎌(scythe)」が由来とされます。同じ綴りでも英語とドイツ語で意味が全く違う好例です。同様に、ゼーリエのSerieも英語の"series"に引っ張られがちですが、あくまでドイツ語読みで「ゼーリエ」と読みます。英語の知識だけで意味を推測すると外す名前がある——これは覚えておくと便利です。
一級魔法使い試験編の受験者の英語名一覧(Denken・Übel ほか14名)
結論として、一級魔法使い試験編は登場人物が一気に増え、英語圏で綴りや発音が誤解されやすい名前の宝庫です。フェルンの仲間になるユーベルやラント、デンケンなど、印象的な受験者を一覧にまとめました。
| 日本語名 | 英語表記 | 読み方 | 名前の由来(ドイツ語の意味) |
|---|---|---|---|
| デンケン | Denken | デンケン | denken=考える(動詞) |
| ユーベル | Übel(表記ゆれ:Ubel) | ユーベル | übel=邪悪・不快・悪質 |
| ラント | Land | ラント | Land=土地・国 |
| ヴィアベル | Wirbel | ヴィアベル | Wirbel=渦・旋風 |
| カンネ | Kanne | カンネ | Kanne=水差し・ポット |
| ラヴィーネ | Lawine | ラヴィーネ | Lawine=雪崩 |
| エーデル | Edel | エーデル | edel=高貴な |
| リヒター | Richter | リヒター | Richter=裁判官 |
| シャルフ | Scharf | シャルフ | scharf=鋭い |
| ラオフェン | Laufen | ラオフェン | laufen=走る・歩く(動詞) |
| エーレ | Ehre | エーレ | Ehre=名誉 |
| ブライ | Blei | ブライ | Blei=鉛 |
| ドゥンスト | Dünste(Dunst) | ドゥンスト | Dunst=蒸気・霞 |
| トーン | Ton | トーン | Ton=音・トーン |
デンケン・ユーベル・ラント(フェルン組・準主役級)
老練な魔法使いデンケンはDenken、ドイツ語で「考える」。合理を重んじ思考をやめない彼の性格をそのまま名前にしています。サディスティックな天才ユーベルはÜbel(媒体によってはUbel)で、「邪悪・不快」というかなり直接的な単語が由来です。名前が先に答えを言ってしまっているにもかかわらず、彼女を単なる悪役にしない描き方が見事です。フェルンのチームメイトになるラントはLand(土地・国)。分身魔法を使う慎重な彼らしい、素朴な名前です。
ヴィアベル・シャルフ・エーレ(北部魔法軍団チーム)
北部魔法軍団の隊長ヴィアベルはWirbel、ドイツ語で「渦・旋風」。場をかき乱し流れを変える彼の戦い方と一致します。カタカナ「ヴィアベル」から"Viabel"と誤って綴られがちなので注意しましょう。同じチームのシャルフはScharf(鋭い)で、花びらを鋼の刃に変える魔法の使い手。レルネンの孫エーレはEhre(名誉)で、岩を操る実力者です。
カンネ・ラヴィーネ(幼なじみコンビ)と語義
フリーレンのチームメイトになる幼なじみコンビも人気です。水を操るカンネはKanne(水差し・ポット)、その水を凍らせるラヴィーネはLawine(雪崩)。「氷を作る=雪崩」という能力と名前がきれいに対応しています。ここで注意したいのがラヴィーネの綴りはローマ字読みの「Ravine」ではなく、ドイツ語の「Lawine」が正しいという点。検索で見つからないときは綴りを疑ってみてください。
リヒター・ラオフェン・エーデルほか受験者の英語名
そのほかの受験者もドイツ語の単語がずらりと並びます。デンケンの仲間リヒターはRichter(裁判官)、高速移動魔法のラオフェンはLaufen(走る・歩く)、催眠魔法のエーデルはEdel(高貴な)です。さらに鉛を操るブライはBlei(鉛)、ドゥンストはDünste/Dunst(蒸気)、一匹狼のトーンはTon(音)。"Richter=裁判官"のように、意味を知ると急に不穏さが増す名前が多いのも、この試験編の魅力です。
魔族(七崩賢・大魔族)の英語名一覧(Aura・Macht ほか15名)
結論として、敵対する魔族たちも例外なくドイツ語由来の名前を持ち、多くが「異名+本名」のセットで登場します。七崩賢(しちほうけん)や大魔族を中心に一覧化しました。
| 日本語名(異名) | 英語表記 | 読み方 | 名前の由来(ドイツ語の意味) |
|---|---|---|---|
| アウラ(断頭台の) | Aura | アウラ | Aura=オーラ |
| マハト(黄金郷の) | Macht | マハト | Macht=力・権力 |
| グラオザーム(奇跡の) | Grausam | グラオザーム | grausam=残酷な |
| ベーゼ(不死なる) | Böse(Bose) | ベーゼ | böse=悪い |
| ソリテール | Solitär(Solitaire) | ソリテール | solitär=孤独な(独・仏に共通) |
| トート(終極の聖女) | Tot(Todとも) | トート | tot=死んだ |
| リヴァーレ(血塗られし軍神) | Rivale | リヴァーレ | Rivale=ライバル |
| クヴァール | Qual | クヴァール | Qual=苦痛・責め苦 |
| リュグナー | Lügner(Lugner) | リュグナー | Lügner=嘘つき |
| リーニエ | Linie | リーニエ | Linie=線 |
| ドラート | Draht | ドラート | Draht=針金 |
| レヴォルテ(神技の) | Revolte | レヴォルテ | Revolte=反乱 |
| ツァルト(残影の) | Zart | ツァルト | zart=やわらかい・繊細 |
| シュラハト(全知の) | Schlacht | シュラハト | Schlacht=戦い |
| 魔王 | Demon King | マオウ | 魔王(Maō) |
断頭台のアウラ・黄金郷のマハト(七崩賢の中心)
七崩賢の代表格、断頭台のアウラはAura。これはドイツ語でも英語でも「オーラ」を意味する数少ない例です。相手を服従させる「服従の天秤」の使い手ですが、フリーレンとの魔力量比べに敗れて自壊しました。黄金郷のマハトはMacht、ドイツ語で「力・権力」を意味します。600年前にフリーレンを退けたこともある、七崩賢最強格で、名前どおりの実力者です。
リュグナー・リーニエ・ドラート(アウラ配下)
アウラに仕える魔族もドイツ語満載です。「平和の使者」を装った策略家リュグナーはLügner(嘘つき)——名前が正体を丸ごとネタバレしているのが皮肉です(Lugner表記も見かけます)。相手の魔力を読むリーニエはLinie(線)、フリーレンの牢に忍び込むドラートはDraht(針金)。いずれも短い単語で、意味を知るとキャラの能力とつながります。
クヴァール・ソリテール・トートほか大魔族
七崩賢以外の大魔族も強烈です。ゾルトラークを生み出した「断頭台」ならぬQual(苦痛)のクヴァール、マハトに人間の魔法を教えたソリテールはSolitär(孤独な/フランス語由来)、星ひとつを覆う呪いを開発する終極の聖女トートはTot(死んだ/Todとも綴られます)。どれも「死・苦痛・孤独」といった重い単語が選ばれており、魔族という種族の不気味さが名前から漂います。
異名(断頭台の/全知の…)は英語でどう訳される?
魔族は日本語で「断頭台のアウラ」「全知のシュラハト」のような異名(二つ名)を持ちますが、こちらは名前と違って英語に意味訳されます。たとえば断頭台のアウラは"Aura the Guillotine"、全知のシュラハトは"Schlacht the Omniscient"、残影のツァルトは"Zart the Lingering Shadow"のように訳されます。名前(ドイツ語)は訳さず、異名(日本語)は訳すという使い分けを知っておくと、英語版が一気に読みやすくなります。ちなみに軍神リヴァーレはRivale(ライバル)、神技のレヴォルテはRevolte(反乱)、そして全ての元凶である魔王は素直にDemon Kingと訳されます。
その他の主要キャラ・北の国の人々の英語名(Granat・Stoltz ほか)
結論として、これまでの陣営に収まらない領主や家族キャラも、やはりドイツ語由来の名前を持っています。よく登場する4名を押さえておきましょう。
| 日本語名 | 英語表記 | 読み方 | 名前の由来(ドイツ語の意味) |
|---|---|---|---|
| グラナト(伯爵) | Granat | グラナト | Granat=柘榴石(ガーネット) |
| シュトルツ | Stoltz(独語Stolz) | シュトルツ | Stolz=誇り |
| グリュック | Glück | グリュック | Glück=幸運・幸福 |
| レーヴェ | Löwe | レーヴェ | Löwe=ライオン |
グラナト伯爵・シュトルツ(シュタルクの兄)
魔族との和平を探る北の領主グラナト伯爵はGranat、ドイツ語で「柘榴石(ガーネット)」を意味します。宝石名がそのまま名前というのは、由緒ある家系らしい響きです。シュタルクの兄シュトルツはStoltz(ドイツ語の単語は"Stolz"=誇り)。弟を「失敗作」と見なす村人と違い、シュタルクを励まし続けた優しい兄で、名前どおりの誇り高い戦士でした。
グリュック・レーヴェ(黄金郷/影の戦士)
マハトと手を結んだ領主グリュックはGlück(幸運・幸福)、皮肉にも黄金像にされてしまう運命をたどります。帝国最北の総督にして影なる戦士(暗殺組織)の高位メンバーであるレーヴェはLöwe(ライオン)。強さと威厳を象徴する動物名で、物語終盤の鍵を握る人物です。このほかにも影なる戦士にはヴォルフ(Wolf=狼)、ラダール(Radaal)など、ドイツ語や外来語をもとにした名前が多数登場します。
間違えやすい英語表記・発音の注意点【Übel/Ubel問題】
結論として、フリーレンのキャラ名は綴りが安定しているものが多い一方で、ウムラウト(ä・ö・ü)やローマ字の誤読によって表記が割れるキャラがいます。検索やグッズ購入で困らないよう、代表例を押さえておきましょう。
Übel/Ubel・Lügner/Lugner・Lawineの誤記に注意
まず最大の要注意キャラがユーベルです。VIZ公式・英語Wikipediaの表記はÜbel(ウムラウト付き)ですが、字幕やファンサイトではUbel(ウムラウトなし)も広く使われています。どちらでも同じキャラを指すので、検索は両方試すのが正解です。同様に、嘘つきの魔族リュグナーはLügner/Lugner、不死なるベーゼはBöse/Bose、孤独なソリテールはSolitär/Solitaireと、ウムラウトの有無で揺れます。加えて、前述のとおりラヴィーネは「Ravine」ではなく「Lawine」、ヴィアベルは「Viabel」ではなく「Wirbel」が正しい綴りです。トートもTot/Todで表記が分かれるとされます。
英語版アニメ・字幕で実際の表記/発音を確認する方法
「結局どの綴りが公式なの?」と迷ったら、英語版アニメの字幕で実際の表記を自分の目で確かめるのが一番確実です。ただし、日本国内で普段どおりNetflixやCrunchyrollを開いても、英語音声・英語字幕は基本的に選べません。表示されるのは日本向けカタログだからです。そこで使うのが、VPNで英語圏(アメリカなど)のサーバーに接続してから配信サービスを開く方法です。手順はシンプルな3ステップだけです。
- NordVPNでアメリカなど英語圏のサーバーに接続する
- その状態で、普段どおりNetflixを開く(英語字幕付きの海外版カタログが表示されます)
- 英語字幕をオンにして、キャラ名の綴りや発音を確認する
英語版は、Netflixが海外の多くのリージョンで配信しており、日本のアカウントのままVPNで英語圏に切り替えるだけで試せる手軽さが魅力です。英語吹き替え(英語ダブ)でじっくり声を聞きたい場合は、英語吹き替えの本拠地であるCrunchyrollが次点の選択肢になります(2023年10月から英語ダブを配信)。NordVPNはVPNサービスの中でも利用者が多く、初めての方でも設定に迷いにくいのが特徴です。ポイントは「VPN接続 → その後にアプリを開く」という順番だけ。字幕をオンにすれば、ÜbelがどちらのつづりでUbelなのか、Wirbelがどう発音されるのかも一目で分かります。
名前の由来を英語で説明してみる
キャラ名の由来は、海外ファンと語り合うと必ず盛り上がる鉄板ネタです。たとえば、
"Frieren means 'to freeze' in German, so her name fits her cold, timeless personality."
(フリーレンはドイツ語で「凍える」という意味で、時間感覚がずれた冷たい性格にぴったりの名前だ)
このように一言添えられると、SNSやオンライン英会話でのトークがぐっと弾みます。名前の由来を英語で言えるように練習してみるのもおすすめです。
英語版でキャラ名から英語を学ぶ【YOSHI流・独自】
最後に、この作品のキャラ名を「英語学習の教材」として活かす、私が実際にやってきた方法を2つ紹介します。結論から言うと、好きなキャラの名前の語源を入り口にすると、英単語が驚くほど頭に残ります。
反復学習法——VODダウンロードで名前と発音を耳に焼き付ける
私が最も効果を感じてきたのが、同じエピソードを繰り返し聴く反復学習法です。NetflixやCrunchyrollのアプリにはダウンロード機能があり、事前に好きな話を端末に保存しておけば、通勤中や家事の合間にオフラインで再生できます。同じ話を5回、10回と聴くうちに、最初は聞き取れなかったキャラ名や台詞が不思議と耳に残るようになります。フリーレンはセリフが穏やかで聞き取りやすく、話の流れも知っているので、音声を"BGMのように"流し聴きする反復学習と相性抜群です。「新しい教材を次々こなす」より「好きな1話をしゃぶり尽くす」ほうが、リスニング力は着実に伸びます。
スクリプト×AI活用法——気になる名前・セリフをAIに語源解説させる
もう一つ愛用しているのが、スクリプト(セリフ一覧)×AIの合わせ技です。まず「Frieren script」「Frieren Beyond Journey's End transcript」のように検索して英語セリフのテキストを探し、気になったキャラ名や台詞をコピーして、ChatGPTなどのAIに「この名前のドイツ語の意味と、英単語との関連を教えて」と投げるだけ。たとえば"Denken"を貼れば「ドイツ語で"to think"、英語のthinkと同語源のthinkに近い」といった具合に、語源のネットワークごと解説してくれます。辞書を引くより速く、文脈に沿った"生きた解説"が得られるので、疑問をその場で潰しながら進められます。留学経験のない私がTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)まで到達できたのも、こうした「好きな素材を深掘りする」学習の積み重ねでした。「勉強」と気負わず、好きな作品の名前を面白がるところから始めてみてください。
まとめ
この記事では、『葬送のフリーレン』のキャラクター英語名を、フリーレン一行・過去の勇者パーティ・大陸魔法協会・一級試験の受験者・魔族・その他まで合計49名、陣営ごとの一覧表でまとめてきました。フリーレン=Frieren(凍える)、ヒンメル=Himmel(空)、ユーベル=Übel(邪悪)というように、名前はほぼすべてドイツ語の単語でできており、その意味がキャラクター性と深く結びついています。Übel/Ubelのような表記ゆれや、Lawine(雪崩)をローマ字読みで誤記しやすい点にも注意すれば、検索や海外Wiki読みで迷うこともなくなるはずです。何より、名前の語源を知っておくと、英単語のスペルも意味もぐっと覚えやすくなります。
作品全体の英語トピック(英語タイトルの意味や作品用語)をまとめて確認したい方は葬送のフリーレンは英語で?完全ガイドを、そもそも「アニメで本当に英語が身につくの?」と気になる方はTOEIC990・元海外事業担当の筆者が実体験をまとめた英語×アニメ学習は効果ある?もあわせてご覧ください。
なお、キャラたちの名台詞を英語版でどう訳しているかを深掘りした葬送のフリーレン 英語の名言・セリフ集と、英語版の具体的な視聴手順をまとめた葬送のフリーレンを英語で見る方法【最新版】も公開中です。まずは好きなキャラの名前の由来から、フリーレン×英語の世界を楽しんでみてください。