『リメンバー・ミー』を英語音声・英語字幕で見たい。その答えは拍子抜けするほど単純で、Disney+に加入し、日本のアカウントのまま再生画面の設定をEnglishに変えるだけです。VPNで海外のサーバーにつなぐ必要も、海外用のアカウントを作り直す必要もありません。
日本のアニメを英語で見ようとした経験がある方ほど、「どうせ面倒な設定がいるんでしょう」と身構えると思います。私も最初はそうでした。ところがDisney+は、再生中にメニューを開いて言語を選ぶだけで英語版になります。作業時間は10秒ほどです。
この記事では、なぜVPNが不要なのかという仕組みから、スマホ・パソコン・テレビそれぞれの操作手順、ダウンロードして繰り返し見る方法、ブルーレイやレンタルとの比較、そしてこの作品でしか起きない「英語字幕をつけてもスペイン語の部分は英語にならない」という現象まで、順番に整理していきます。手っ取り早く環境を整えたい方はDisney+の公式サイトを確認しつつ読み進めてください。読み終える頃には、今夜からミゲルの声を英語で聞ける状態になっているはずです。
Contents
リメンバー・ミーはDisney+で英語音声・英語字幕に切り替えられる(VPN不要)
結論から書くと、定額の見放題で『リメンバー・ミー』を楽しめるのは、本記事執筆時点(2026年8月)でDisney+だけです。しかもDisney+は、日本で契約したアカウントのまま音声と字幕を選び直せる仕組みになっています。
なぜVPNが要らないのか|Netflixとの構造的な違い
Netflixで海外版のカタログを見ようとすると、VPNサービスで海外のサーバーに接続し、あたかも現地からアクセスしているように見せる必要があります。これはNetflixが「接続元の国」ごとに別のカタログを出し分けているためです。
一方のDisney+は、1本のタイトルの中に複数の音声トラックと字幕トラックを最初から内包している配信方式を採っています。つまり接続元の国を変える必要がそもそもなく、再生画面のメニューから言語を選び直すだけで英語版に切り替わるわけです。アカウントの登録国を変更したり、海外の住所やクレジットカードを用意したりする作業も発生しません。
「リメンバー・ミー 英語 VPN」で検索してVPNの契約から始めてしまう人がいますが、この作品に関してはその出費も手間も不要です。ここが最初に押さえておきたい一番大事なポイントです。
Disney+日本の作品ページで確認できたこと(2026年8月時点)
実際にDisney+日本の『リメンバー・ミー』作品ページを確認したところ、次の内容が掲載されていました。
- 公開年2017年、上映時間1時間45分(ディスク版の表記では約105分)
- ジャンルは音楽/アニメーション/ファンタジー、年齢制限はPG
- 監督はLee Unkrich(リー・アンクリッチ)
- ページ上部に「字幕/クローズドキャプション」のバッジが表示されている
- ボタンは月額・年額プランへの加入導線で、別料金のレンタルではなく見放題対象
さらに同じページの「こちらもおすすめ」には『「リメンバー・ミー」オーケストラコンサート』も並んでいます。劇中曲を生演奏で聴ける特別番組で、こちらもDisney+で配信中です。
音声・字幕の対応言語は「地域と作品」で変わる
ここだけは正確に書いておきます。Disney+の公開されている作品ページには、音声・字幕の言語一覧までは表示されません。公式ヘルプも「クローズドキャプション・字幕・音声の対応言語は地域と作品によって異なる」と説明しています。
ですから本記事では「必ずEnglishが選べる」と断定はしません。視聴前に再生画面の設定メニューを開いて、実際に表示される言語を確認するのがいちばん確実です。とはいえディズニー/ピクサーの長編劇場作品は英語がオリジナル音声であり、日本版のブルーレイにも英語音声・英語字幕がきちんと収録されています。過度に心配する必要はありません。
まず知っておきたい音声と字幕の4パターン
Disney+では音声と字幕を別々に設定できるので、自分のレベルに合わせて次の4通りを行き来できます。
| 音声 | 字幕 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 日本語 | 日本語 | まだ内容を知らない人。まず物語を把握する |
| 英語 | 日本語 | 英語の音とリズムに慣れたい初心者 |
| 英語 | 英語 | 音と文字を突き合わせたい中級者 |
| 英語 | なし | 字幕なしの聞き取りに挑戦する上級者 |
この作品でとくに効くのは3行目の「英語音声+英語字幕」です。理由は後半のスペイン語の話で詳しく書きます。
デバイス別|英語音声・英語字幕への切り替え手順
やることはどの端末でも同じで、再生画面のメニューから「音声言語」と「字幕言語」をそれぞれEnglishに変えるだけです。違うのはメニューの開き方だけなので、自分の端末の項目だけ読めば十分です。
| 端末 | メニューの開き方 | ひとこと |
|---|---|---|
| スマホ・タブレット | 再生画面の吹き出し型アイコンをタップ | 指1本、10秒で完了 |
| パソコン(ブラウザ) | 再生画面の吹き出し型アイコンをクリック | 字幕のつづりを読むのに最適 |
| テレビ・ストリーミング端末 | リモコンで下方向にスワイプ、または決定ボタン | 家族と共有する場合は要注意 |
| ゲーム機(PS5/PS4・Xbox) | コントローラーでメニューを呼び出す | テレビ系と同じ流れ |
スマホ・タブレットでの切り替え手順
- Disney+アプリで『リメンバー・ミー』を再生する
- 再生画面に表示される吹き出し型のアイコンをタップする
- 「音声言語」の一覧から
Englishを選ぶ - 続けて「字幕言語」の一覧から
Englishを選ぶ - メニューを閉じてそのまま再生を続ける
字幕の選択肢に English [CC] が並んでいることがあります。CCは Closed Captions(クローズドキャプション)の略で、セリフに加えて効果音や音楽の情報まで文字にした字幕を指します。学習用にはどちらでも構いませんが、まずは English を選んでシンプルなセリフ字幕から始めるのがおすすめです。
なお初期状態では音声が日本語、字幕がオフになっています。「英語音声にしたのに字幕が出ない」と感じたら、字幕側の設定を忘れていないか確認してください。
パソコン(ブラウザ)での切り替え手順
ブラウザ版でも操作はほぼ同じで、再生画面の吹き出し型のメニューアイコンをクリックし、「音声」「字幕」からそれぞれEnglishを選びます。
パソコンの利点は画面の大きさです。英語字幕のつづりを1語ずつ確認したい、知らない単語をその場で辞書に打ち込みたい、という使い方にはパソコンが向いています。一時停止しながらノートに書き出す学習をするなら、断然こちらです。ただしDisney+のWebブラウザ視聴は最高画質1080p・音質ステレオという仕様なので、音の広がりまで味わいたい場合はテレビやスマホのアプリのほうが有利です。
テレビ・Fire TV・Apple TV・ゲーム機での切り替え手順
- 再生中にリモコンのタッチ部分を下にスワイプする(Apple TVの場合)、または下向き矢印・決定ボタンを押す
- 画面に出てくる「字幕」「オーディオ」の項目を選ぶ
- 一覧からEnglishを選択する
Fire TV Stick、Android TV、Chromecast、スマートテレビ内蔵アプリ、PlayStation 5/4、Xboxでも、リモコンやコントローラーでメニューを呼び出す流れは共通です。テレビでDisney+を見るには、テレビ自体がアプリに対応しているか、これらの機器を接続する必要がある点だけ先に確認しておきましょう。
家族と共有しているテレビでは、英語設定が家族全員の視聴にも引き継がれます。子どもと日本語で見る予定があるなら、視聴後に日本語へ戻しておくとトラブルになりません。
一度変えれば他の作品にも引き継がれる
見落とされがちですが、Disney+は一度言語を変更すると、その後に再生した別の作品にも同じ設定が適用されます。毎回メニューを開き直す必要はありません。
これは学習者にとってかなり大きな利点です。「今日は英語で見るぞ」と気合を入れる必要がなく、アプリを開いた時点ですでに英語がデフォルトになっている状態を作れるからです。私の経験上、英語学習が続かない一番の原因は「毎回のひと手間」なので、この一手間がゼロになるのは想像以上に効きます。
学習用にプロフィールを分けておくと便利
Disney+は1つのアカウントで最大7つまでプロフィールを作成でき、プロフィールごとにアプリの言語設定などを個別に持てます。
そこでおすすめしたいのが、自分専用の「英語学習用プロフィール」を1つ作っておくという使い方です。家族が日本語で見たい人でも、プロフィールを分けておけば自分の設定は英語のまま保たれます。視聴履歴やおすすめ作品も学習用の作品に寄っていくので、次に何を見るか選ぶのも楽になります。
英語が選べない・切り替わらないときの対処
まれに「Englishの項目が見当たらない」という声もあります。その場合は次の順に試してください。
- アプリを最新バージョンにアップデートする
- アプリを一度完全に終了してから再起動する
- 作品ページを開き直し、再生し直す
- 別の端末(スマホなど)で同じ作品を開き、そちらでは選べるか確認する
最後の「別端末での確認」は原因の切り分けに効きます。スマホでは選べるのにテレビでは選べないなら、原因はテレビ側のアプリにあると分かるからです。それでも解決しない場合は、Disney+のヘルプセンターで最新の対応状況を確認してください。
英語字幕をつけてもスペイン語の部分は英語にならない
ここからが、他の作品の視聴方法記事には書けない、『リメンバー・ミー』だけの話です。この作品の英語音声には、スペイン語がごく自然に混ざっています。そして英語字幕をオンにしても、その部分が英語に翻訳されて表示されるわけではありません。
英語のセリフにスペイン語がそのまま埋め込まれている
これは感覚的な話ではなく、公開されている英語版の脚本を見れば分かります。たとえばおばあちゃんがミゲルに食事を勧める場面のセリフは Aw, you're a twig, mijo. Have some more.。文の骨組みは完全に英語なのに、呼びかけの部分だけが mijo(スペイン語で「息子・坊や」にあたる親しい呼び方)になっています。
ミゲルのナレーションも同じです。my family still tells her story every year on Día de los Muertos -- the Day of the Dead のように、スペイン語の行事名を言ってから英語で言い直すという話し方をします。papel picado(切り絵の飾り)、ofrenda(祭壇)、luchador(プロレスラー)、tamales(タマレス)といった単語も、英語に訳されずそのまま出てきます。
つまりスペイン語は「たまに混ざる異物」ではなく、英語の文の一部として最初から組み込まれているわけです。舞台がメキシコで、登場人物が全員メキシコの家族なのですから、ある意味で当然のことです。
「聞き取れない」のではなく「そもそも英語ではない」
ここが学習者にとっていちばん重要な点です。英語音声で見ていて知らない音が出てきたとき、多くの人は「自分の語彙が足りない」と落ち込みます。でも実際には、英語ではないものを英語として聞こうとしていただけ、というケースがかなりあります。
英語のネイティブスピーカーでも、スペイン語を知らなければ同じように分かりません。ここを誤解したまま見続けると、「ディズニー映画すら聞き取れない」という不当な自己評価に行き着いてしまいます。それは実力の問題ではなく、単に言語が違うだけです。
ちなみに他サイトでは「舞台がスペインだからスペイン語が出てくる」と書かれているものも見かけますが、『リメンバー・ミー』の舞台はスペインではなくメキシコです。死者の日(Día de los Muertos)はメキシコの行事なので、ここは間違えないようにしたいところです。
先に覚えておきたいスペイン語10語
作中に繰り返し出てくる言葉を10個だけ先に頭へ入れておくと、体感の聞き取りやすさがまるで変わります。文法は考えず、固有名詞のつもりで意味だけ覚えてしまえば十分です。
| 単語 | 読み方の目安 | 意味・使われ方 |
|---|---|---|
| mijo / mija | ミホ/ミハ | 年下への親しい呼びかけ。「坊や」「お嬢ちゃん」 |
| Mamá / Papá | ママ/パパ | 母/父。年長の親族名の頭にも付く |
| abuelita | アブエリータ | おばあちゃん |
| Tío / Tía | ティオ/ティア | おじさん/おばさん |
| ofrenda | オフレンダ | 故人の写真を飾る祭壇 |
| Día de los Muertos | ディア・デ・ロス・ムエルトス | 死者の日 |
| alebrije | アレブリヘ | 極彩色の想像上の霊獣 |
| gracias | グラシアス | ありがとう |
| amigo | アミーゴ | 友よ |
| Salud | サルー | 乾杯 |
とくに ofrenda と Día de los Muertos は物語の設定そのものに関わる言葉なので、意味を知っているだけで理解度が変わります。より広く網羅した一覧と使える言い回しはリメンバー・ミーの英語フレーズ集にまとめています。
英語字幕は「切り分けの道具」として使う
そのうえで、この作品では英語字幕を必ずオンにすることを強くおすすめします。理由は単語の確認のためだけではありません。
英語字幕を出しておくと、聞き取れなかった箇所が「英語なのに拾えなかった」のか「そもそも英語ではなかった」のかを、目で見て切り分けられるからです。英語で書かれていれば自分の課題、スペイン語のまま出ていれば課題ではない。この切り分けができるだけで、学習の手応えの精度が一気に上がります。
なお字幕の表示形式はトラックの種類(English と English [CC])や視聴環境によって差が出ることがあります。ただしどのトラックであっても、スペイン語のセリフが英語の文章に置き換わって表示されることは基本的にないと考えておいてください。字幕は音声の内容を文字にしたものであって、外国語を翻訳するためのものではないからです。
スペイン語音声という第3の選択肢
もうひとつ、この作品ならではの遊び方があります。メキシコが舞台の物語なので、スペイン語音声で見るという選択肢です。スペイン語版ではヘクター役のガエル・ガルシア・ベルナルら一部のキャストが同じ役を演じ直しています。
英語学習が目的なら寄り道になりますが、「同じ場面を3言語で聞き比べる」という体験は、言語によって台詞の運び方がどう変わるかを実感するにはうってつけです。選べる言語は環境によって異なるので、こちらも再生画面で確認してみてください。
ダウンロードして繰り返し見る方法
英語学習でいちばん効くのは、通しで何本も見ることではなく、同じ場面を何度も繰り返すことです。Disney+のダウンロード機能は、そのための道具として非常に優秀です。ただし仕様に少しクセがあるので、先に押さえておきましょう。
ダウンロードできるのはスマホ・タブレットだけ
公式が明記しているとおり、Disney+のダウンロード機能はAndroid・iOSのモバイル機器に対応しており、PCを含むその他の機器では利用できません。対応しているのはiPhone・iPad・iPod touch、Apple Vision Pro、Androidのスマホとタブレット、Amazon Fireタブレットです。
つまりパソコンやテレビには保存できません。「家のPCに落として繰り返す」という使い方はできないので、繰り返し学習は基本的にスマホかタブレットで行うことになります。逆に言えば、持ち歩ける端末で完結するということでもあります。
30日ルールと端末10台の上限
ダウンロード済みの作品は、Disney+を契約している限り視聴できます。ただし30日以上オフライン状態が続くと、ダウンロードしたコンテンツは利用できなくなります。その場合はオンラインでログインし、アプリを起動したうえで再ダウンロードすれば元に戻ります。
月に一度でもアプリをオンラインで開いていれば問題は起きないので、実務上ほとんど気にする必要はありません。またダウンロード機能はスタンダード・プレミアムどちらのプランでも利用でき、10台までの端末で使えます。スマホとタブレットの両方に入れておく、といった使い方も可能です。動画ファイルは容量を食うので、見終わったら削除する習慣をつけておくと安心です。
繰り返しに向いた場面の選び方
1本105分を通しで繰り返すのは現実的ではありません。5分前後の場面を10回聴くほうが、通しで1回見るより圧倒的に効きます。
『リメンバー・ミー』なら、次のような場面が向いています。
- ミゲルが屋根裏でデラクルスの古い映像を見ている序盤(ナレーションと台詞のバランスが良い)
- 広場のコンテストに出ようとする場面(短いやり取りの応酬が多い)
- 終盤、ママ・イメルダがミゲルに言葉をかける場面(一文が短く、感情がはっきりしている)
選ぶ基準はシンプルで、台詞の量がほどよく、感情の起伏がはっきりしている場面です。感情が動く場面ほど、意味と音が結びついて記憶に残ります。逆に大人数が同時にしゃべる食卓の場面は、最初の教材には向きません。作中の名台詞をあらかじめ知っておきたい方はリメンバー・ミーの英語名言・セリフ集を先に読んでおくと、狙いを定めやすくなります。
通勤中に音だけ聞くのが一番続く
私が実際に続けてきたのは、Wi-Fi環境で場面をダウンロードしておき、通勤中にイヤホンで音だけを繰り返し聞くという方法です。画面を見る必要すらありません。
週末に同じ場面を英語字幕付きで見直して答え合わせをすると、平日に「なんとなくこう聞こえていた音」が文字と結びつきます。机に向かう時間をゼロのままでも、移動時間だけで英語に触れる量は確実に増えます。この作品は歌の場面が多いので、音だけでも飽きにくいのも利点です。主題歌まわりの話はリメンバー・ミーの主題歌・挿入歌ガイドにまとめています。
Disney+の料金プランと加入前に確認したいこと
Disney+は2026年3月25日からの料金改定を経て、現在は2つのプランに分かれています。以下は本記事執筆時点(2026年8月)の公式表記です。
| プラン | 月額(税込) | 年額(税込) | 最高画質 | 同時視聴 |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード | 1,250円 | 12,500円 | 1080p Full HD | 2台 |
| プレミアム | 1,670円 | 16,700円 | 4K UHD & HDR | 4台 |
英語学習ならスタンダードで十分な理由
2つのプランの違いは、画質・音質・同時視聴台数です。英語音声・英語字幕への切り替えも、ダウンロード機能(10台まで)も、広告なしで見られる点も、どちらのプランでも同じです。配信作品のラインナップにも差はありません。
つまり英語学習が主目的なら、迷わずスタンダードでかまいません。4Kテレビと本格的な音響設備を持っていて映像作品として最高の環境で楽しみたい、という人だけがプレミアムを検討すればよい、という整理になります。年額プランは月額を12か月続けるより2か月分ほど安くなる計算なので、半年以上続ける見込みがあるなら年額のほうが得です。
年額プラン・セットプラン・追加メンバーの注意点
加入経路によって条件が変わる点は、意外と知られていません。公式に明記されているものを挙げておきます。
- ドコモ・J:COM経由のパートナー決済や、セットプラン(Hulu/ABEMAプレミアム/DMMとの組み合わせ)では年額プランを利用できない
- Apple App Store経由で加入した場合、プレミアムの年額は16,800円(税込)になる
- 世帯外の家族や友人を追加できる「追加メンバー」のアドオンは月額540円(税込)。1つのサブスクにつき1つまで
- 2026年3月25日以降の新規加入者には新料金が適用され、既存会員は2026年5月1日以降の請求分から移行
プランの内容も配信ラインナップも変更されることがあるため、加入前に必ず公式サイトで最新の条件を確認してください。
無料お試し期間は用意されていない
よく聞かれるので先に書いておくと、Disney+には公式の無料トライアルがありません。かつて存在した1か月無料の仕組みは、サービスのリニューアルに伴って終了しています。
ただし時期によって、加入経路ごとのポイント還元やセット割といったキャンペーンが実施されていることがあります。内容は頻繁に入れ替わるので、「無料になる裏技」を探すより、公式サイトで現在実施中のキャンペーンを確認するほうが早いというのが実感です。当然ながら、非公式な配信サイトは著作権上の問題があるので使わないでください。
Disney+以外の視聴手段と比較
「加入するほどではないけれど1回だけ英語で見たい」という方のために、他の選択肢も整理しておきます。結論としては繰り返し学習に使うならDisney+が圧倒的に有利ですが、目的によっては他の手段が合う場合もあります。
| 視聴方法 | 英語音声 | 英語字幕 | 再生中の切り替え | 費用の目安 |
|---|---|---|---|---|
| Disney+ | ○ | ○ | できる | 月額1,250円〜(見放題) |
| ブルーレイ・4K UHD購入 | ○ | ○ | できる(メニューで切替) | 4,400円〜8,580円 |
| Amazonプライムビデオ レンタル | ○(字幕版) | △(日本語字幕) | できない | 400円前後 |
| Amazonプライムビデオ 購入 | ○(字幕版) | △(日本語字幕) | できない | 買い切り |
| Netflix・U-NEXT等 | − | − | − | 見放題配信なし |
ブルーレイ・DVD・4K UHDを買う
ディズニー公式の商品ページで確認したところ、日本版のディスクにはすべて英語音声と英語字幕が収録されています。現在新品で入手しやすいのは、2025年10月15日に発売された2種類です。
- ブルーレイ+DVDセット(品番WDXA-1049・4,400円税込):ブルーレイの音声は英語がDTS-HDマスター・オーディオ7.1chなど3系統、日本語が3系統。字幕は日本語と英語
- 4K UHD+3D+ブルーレイセット(品番WDUA-1049・8,580円税込):4K UHDの音声は英語がドルビーアトモスを含む4系統、日本語が1系統。字幕は日本語と英語
一方、MovieNEX各版は生産終了となっており、デジタルコピーの新規取得(2025年8月31日まで)とMovieNEXワールド(2025年9月30日まで)はすでにサービスが終了しています。中古で買っても付帯サービスは使えないので注意してください。
ディスクの利点は、通信環境に左右されないことと、手元に残ることです。ただし収録言語は版ごとに異なるのが常なので、購入前に商品説明の「音声」「字幕」欄を必ず確認してください。改行の後ろに続きが書かれていることもあるので、最後まで読むのがコツです。
Amazonプライムビデオのレンタル・購入
Amazonプライムビデオでは「字幕版」「吹替版」に分かれてレンタル・購入できます。字幕版は英語音声に日本語字幕が付く形式なので、英語のセリフをそのまま聞くことは可能です。レンタルは400円前後が目安ですが、価格は変動するため購入前に必ず確認してください。
ただし学習用途では大きな制約があります。版を選んで買う方式なので、再生中に音声や字幕を自由に切り替えられません。用意されているのは日本語字幕で、英語音声に英語字幕を重ねる使い方は基本的にできないと考えておいてください。レンタルには視聴期限もあるため、1回だけ物語を楽しむには手軽ですが、繰り返し学習の教材としては使いづらいというのが正直なところです。
Netflix・U-NEXTでは見放題配信されていない
本記事執筆時点(2026年8月)で、『リメンバー・ミー』はNetflixやU-NEXTでは見放題配信されていません。「英語字幕といえばNetflix」というイメージから探し始める人が多いのですが、ディズニー/ピクサー作品は自社のDisney+に集約されているためです。
検索すると各サービスの作品ページらしきものが出てくることがありますが、実際に配信中かどうかは別の話なので、ページが開けたことだけを根拠に契約しないよう気をつけてください。定額見放題で英語音声・英語字幕を使いたいなら、実質的にDisney+一択になります。
コストで比べると見えてくること
1回だけ見るなら、Amazonのレンタル400円前後がいちばん安く済みます。しかし英語学習として繰り返すなら、話はまったく変わります。
レンタルには視聴期限があるので、3回・4回と見返すたびに課金が発生します。数回繰り返した時点で、Disney+の1か月分を超えてしまう計算です。しかもDisney+なら、同じ月額の中で『トイ・ストーリー』シリーズも『アナと雪の女王』も同じやり方で英語学習に使えます。
整理すると、1本を単発で楽しむならAmazonのレンタル、この作品を教材として何度も見るならDisney+、手元に残して通信環境を気にせず見たいならブルーレイ。この3択で考えるのが分かりやすいはずです。
英語学習者のための段階的視聴法(YOSHI式5ステップ)
ここからは、留学経験なしでTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)まで伸ばした私が、実際に映像作品でやってきた進め方を紹介します。特別なことは何もしていません。順番を守ることだけがコツです。
ステップ1|まず日本語で1回通す
まだ内容を知らない人は、遠慮なく日本語音声・日本語字幕で1回通して見てください。これは手抜きではなく、必要な準備です。
物語の展開を追う作業と、英語を聞き取る作業を同時にやろうとすると、脳のリソースが足りません。話の結末を知っているからこそ、次の周回で英語だけに集中できるのです。すでに劇場や配信で見たことがある人は、このステップは飛ばして構いません。
ステップ2|英語音声+日本語字幕で耳を慣らす
次に音声だけを英語に変えます。字幕は日本語のままで構いません。この段階の目的は、英語の音のリズムと、キャラクターごとの話し方の違いに耳を慣らすことです。
ミゲルは12歳らしい早口でまっすぐな発音、ヘクターは軽口を叩くときのくだけた崩し方が特徴的です。この対比を意識して聞くだけでも、次のステップの手応えが変わります。意味は日本語字幕が支えてくれるので、聞き取れなくても気にしないでください。
ステップ3|英語音声+英語字幕で1シーンずつ
ここからが本番です。字幕も英語にして、30秒から1分程度の場面を区切って繰り返します。いきなり105分を英語字幕で通そうとすると、ほぼ確実に序盤で心が折れます。
この段階で、先ほど説明したスペイン語の切り分けが効いてきます。聞き取れなかった箇所を英語字幕で確認し、英語で書かれていたなら自分の課題、スペイン語のままなら課題ではないと仕分けていきます。この作業を挟むだけで、「全然分からない」という漠然とした挫折感が、「この単語が拾えなかった」という具体的な課題に変わります。
ステップ4|スクリプトを探してAIに解説させる
私がいちばん効果を感じているのが、英語タイトルに script を付けて検索し、セリフの一覧を探す方法です。この作品なら Coco script で検索すれば、台本形式のページが見つかります。
気になったセリフをコピーして、ChatGPTなどのAIに「このセリフのニュアンスと文法を解説して」と投げてみてください。たとえばデラクルスの決め台詞 Seize your moment. について、なぜ take ではなく seize なのかと聞けば、辞書には載っていない語感の違いまで説明してくれます。
この作品では、スペイン語混じりの台詞をそのまま貼り付けて「どこがスペイン語か教えて」と聞けるのも便利です。自分では切り分けられなかった箇所を、数秒で整理してもらえます。分からない表現をその場で流さず、自分の言葉に置き換えるひと手間が、単語帳の暗記よりずっと記憶に残ります。
ステップ5|字幕なし通し視聴と音読
仕上げは字幕なしでの通し視聴です。ここまで来ると、序盤で拾えなかった台詞がかなり聞こえるようになっているはずです。
そして最後にやってほしいのが音読です。覚えた台詞を実際に声に出すと、口の動きや息継ぎの位置まで意識できます。元海外事業担当としての実感ですが、難しい単語を並べるより、短いフレーズを自分の言葉として使えることのほうが会話では役に立ちます。この作品は一文が短い台詞が多いので、音読の教材としても優秀です。
好きな作品を英語で見られる環境をひとつ用意しておくと、学習は勝手に続きます。まずはDisney+で環境を整えて、今夜の10分を英語に変えてみてください。アニメや映画を使った英語学習の全体像は英語×アニメ学習の総合ガイドにまとめています。
リメンバー・ミーを英語で見るときのよくある質問
Disney+ならVPNなしで本当に英語音声で見られますか?
はい。日本で契約したDisney+アカウントのまま、再生画面の設定を切り替えるだけです。VPNの契約も海外用アカウントの作成も必要ありません。ただし選べる言語は地域と作品によって異なるため、視聴前に再生画面のメニューで実際の表示を確認してください。
英語字幕と日本語字幕、どちらから始めるべきですか?
内容をまだ知らないなら日本語字幕からです。物語を把握してから英語字幕に移ると挫折しにくくなります。すでに内容を知っているなら、最初から英語音声+英語字幕で問題ありません。
英語なのに知らない単語が聞こえるのはなぜですか?
それはスペイン語である可能性が高いです。舞台がメキシコなので、家族への呼びかけや行事に関わる言葉はスペイン語のまま話されます。英語字幕をつけても英語には訳されません。実力不足ではないので、本記事の10語を先に押さえておけば十分です。
パソコンやテレビにダウンロードできますか?
できません。Disney+のダウンロード機能はスマホ・タブレット(iOS/Android/Amazon Fireタブレット)専用です。パソコンやテレビではストリーミング再生のみになります。繰り返し学習はスマホかタブレットで行いましょう。
無料でリメンバー・ミーの英語版を見る方法はありますか?
Disney+に公式の無料お試し期間はありません。時期によって加入経路ごとのキャンペーンがあるため、公式サイトで最新情報を確認するのが確実です。非公式な配信サイトは著作権上のリスクがあるので使わないでください。
英語の難易度はどのくらいですか?
セリフの英語そのものは中学から高校レベルで、決して難しくありません。主人公が12歳で発音も明瞭です。ただしスペイン語が混ざるぶん初見のハードルがやや上がるので、総合的には中級手前といったところです。仕組みさえ知っていれば、難易度は一段下がります。英語タイトルや作品の背景から知りたい方はリメンバー・ミーの英語タイトル一覧もどうぞ。
まとめ|設定を切り替えるだけで、今日から英語で見られる
『リメンバー・ミー』を英語音声・英語字幕で見る方法は、Disney+に加入して日本のアカウントのまま再生画面の設定をEnglishに変えるだけです。要点をまとめておきます。
- Disney+は1タイトルに複数の言語トラックを内包しているためVPNは不要
- スマホ・PC・テレビいずれも「吹き出し型アイコン」または同等のメニューから音声・字幕を選ぶだけ
- 一度変えれば他の作品にも設定が引き継がれ、学習用プロフィールを分ければ家族とも共存できる
- 英語字幕をつけてもスペイン語の部分は英語にならない。聞き取れないのは実力の問題ではない
- ダウンロードはスマホ・タブレット限定(10台まで)。30日以上オフラインだと失効するので月に一度は接続する
- 見放題で見られるのは本記事執筆時点でDisney+のみ。ブルーレイは全版に英語音声・英語字幕を収録
私自身、留学せずに好きな作品を何度も見返すことでTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)まで英語力を伸ばしてきました。特別な才能ではなく、好きだから何度も見た、という順番だっただけです。
『リメンバー・ミー』は、内容を知ってから見直すと序盤の何気ない一言が全部伏線に見えてくる作品です。「勉強のために我慢して見る」ではなく「もう一度見たいから見る」が成立する、数少ない教材だと思います。作品全体の英語まわりを一気に把握したい方はリメンバー・ミーを英語で楽しむ完全ガイドへ。まずはアプリを開いて、音声を English に切り替えるところから始めてみてください。