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ブルーロック

【2026年最新】ブルーロックを英語で見る方法|Crunchyroll・Netflixの配信状況と英語吹き替え・英語字幕の選び方

「ブルーロックを英語で見たいけど、結局どのサービスなら英語音声が選べるんだろう」「Netflixで英語の吹き替えを探したのに、音声が日本語しか出てこなかった」——そんな方に向けて、2026年7月時点の配信状況をサービスごとに一つずつ確認したうえでお届けします。結論からお伝えすると、英語吹き替え(英語音声)でブルーロックを見る方法は、Crunchyrollかアメリカのような英語圏のNetflixの2択です。そしてもう一つ、多くの日本語記事が書いていない重要な事実があります。日本のNetflixでブルーロックを開いても、選べるのは英語字幕までで、英語音声は用意されていません。「Netflixにあるから英語吹き替えで見られるはず」という前提は、日本からアクセスしている限り成立しないのです。

その壁を越える手段がVPNです。NordVPNでアメリカなど英語圏のサーバーに接続し、その状態で普段通りNetflixやCrunchyrollを開くと、英語音声・英語字幕を含む海外版のカタログが表示されるようになります。逆に言えば、VPNに接続しないまま日本からアクセスしても、ブルーロックの英語音声にはたどり着けません。この「接続してから開く」という順番が、英語版視聴の前提条件です。具体的な手順は記事の中盤で丁寧に解説します。

私はTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)を留学経験なしで取得し、アニメ・海外ドラマ、そして海外サッカーの英語中継を教材に英語を身につけてきました。前職では海外事業を担当し、現在はフリーランスとして活動しています。サッカーの実況英語を何百試合と聴いてきた立場から、この記事では視聴方法だけでなく「見る前に入れておくと聞き取れる量が一気に増えるサッカー用語」まで、ブルーロックならではの準備をご案内します。


結論|ブルーロックを英語で見る方法は5パターン

本記事執筆時点(2026年7月)で、ブルーロックを英語で楽しむ方法は次の5つに整理できます。①②はいずれもNordVPNなどのVPNで英語圏サーバーに接続してからサービスを開くことが前提になります。

  • ①VPN×アメリカのNetflix……2026年4月に第1期、5月に第2期がアメリカのNetflixへ追加されました。英語吹き替えと英語字幕の両方が利用でき、しかも日本で使っているNetflixアカウントをそのまま使えるのが最大の強み。心理的なハードルがいちばん低いルートです。
  • ②VPN×Crunchyroll……第1期・第2期に加えて劇場版まで英語吹き替えが揃っている唯一のサービス。作品数でも本命ですが、日本からは配信テリトリーの外なのでVPNが必須です。
  • ③日本のNetflix(VPN不要)……英語字幕だけなら、日本からそのまま選べます。音声は日本語のみですが、「まず英語字幕から慣れたい」という方の入口としては十分です。
  • ④北米版Blu-ray・デジタル購入……VPN不要。英語吹き替え+英語字幕が収録された物理メディアや、買い切りのデジタル版を手元に置く、確実性重視の選択肢。
  • ⑤英語版漫画(Kodansha USA/講談社バイリンガル版)……「観る」ではなく「読む」で英語に触れる方法。聞き取れなかったセリフを活字で確認できます。

ポイントは、ブルーロックの英語視聴環境は2024年から2026年にかけて大きく変わったという点です。日本語で書かれた既存記事の多くは2023年時点の情報で止まっており、第2期・劇場版・アメリカのNetflix追加が反映されていません。次の章で、サービスごとの現状を一つずつ確認していきます。


【比較表】サービス別・ブルーロックの英語対応状況

日本から使える主要サービス14種の一覧

ここまでの内容を、サービスごとに整理すると次のようになります。本記事執筆時点(2026年7月)で確認できた範囲です。

視聴方法英語音声(吹替)英語字幕劇場版VPN・地域制限
VPN×Netflix(アメリカ)✕(配信なし)VPNで英語圏サーバーが前提
VPN×Crunchyroll○(第1期・第2期・劇場版)日本からは接続不可。VPNが前提
Netflix(日本)✕(日本語音声のみ)✕(配信なし)VPN不要。英語字幕だけなら可
U-NEXT確認できず確認できず○(レンタル)VPN不要。日本語音声想定
dアニメストア確認できず確認できず確認できずVPN不要。日本語音声想定
DMM TV確認できず確認できず○(見放題)VPN不要。日本語音声想定
Amazon Prime Video(日本)確認できず確認できず○(見放題ほか)VPN不要。日本語音声想定
Hulu(日本)確認できず確認できず○(見放題)VPN不要。日本語音声想定
ABEMA確認できず確認できず✕(配信なし)VPN不要。日本語音声想定
ディズニープラス(日本)確認できず確認できず判定できずVPN不要。日本語音声想定
Lemino○(レンタル)TVシリーズは未配信
FOD✕(配信なし)TVシリーズは未配信
北米版Blu-ray・DVD制限なし(購入すれば視聴可)
デジタル購入(Apple TV/Amazon/Fandango At Home ほか)○(英語吹替版あり)購入は英語圏ストア経由

表の読み解き|「英語音声」「英語字幕」「劇場版」の3軸で選ぶ

この表から読み取れる結論はシンプルです。英語音声で見たいならVPN×アメリカのNetflixかVPN×Crunchyroll、英語字幕だけでいいなら日本のNetflix、劇場版まで英語で見たいならCrunchyroll一択という3択になります。

もう少し具体的に言うと、「とにかく手軽に英語吹き替えを試したい」ならアメリカのNetflixです。新しいサービスに登録し直す必要がなく、VPNをつないでNetflixを開くだけで済みます。「シリーズを全部、劇場版まで英語で押さえたい」ならCrunchyroll。英語圏のアニメ配信では最大手で、ブルーロックに関しては第1期・第2期・劇場版のすべてに英語吹き替えが用意されています。

なお配信ラインナップ・対応言語・対応地域は、地域と時期によって頻繁に変動します。ここに書いた内容は本記事執筆時点(2026年7月)で筆者が各サービスの公式情報・配信データベース等で確認した状況です。契約前・視聴前には必ず各サービスの公式ページで最新の対応状況をご確認ください。

また表の「確認できず」は、「英語で見られない」と断定しているのではなく、「英語音声・英語字幕を選べるという情報を一次確認できなかった」という意味です。日本国内向けの配信は基本的に日本語音声・日本語字幕を想定した設計なので、英語を期待して契約する前に、必ずご自身で作品ページの音声・字幕欄を確認してください。


配信サービス別に英語対応を一次確認した結果

Crunchyroll|「アジアと日本を除く全世界」担当。第1期・第2期・劇場版すべてに英語吹き替え

英語版アニメといえばまず名前が挙がるのがCrunchyroll(クランチロール)です。ブルーロックについては、第1期・第2期・劇場版のすべてに英語吹き替えが用意されている唯一のサービスという位置づけになります。

配信開始日を整理すると次のとおりです。

  • 第1期の英語吹き替え……2022年10月22日
  • 第2期『BLUE LOCK vs. U-20 JAPAN』の英語吹き替え……2024年10月18日
  • 劇場版『BLUE LOCK THE MOVIE -EPISODE NAGI-』……2024年10月17日(米太平洋時間17時)

ここで押さえておきたいのが配信テリトリーです。アニメの英語版公式サイトにはSTREAMINGページがあり、そこに「WORLDWIDE EXCLUDING ASIA → Crunchyroll」とはっきり書かれています。アジア地域はYouTube(Ani-One Asia)、Netflix、Bahamut、ANIPLUS、LAFTELなど国ごとに別のサービスが担当する構成です。

つまり、Crunchyrollは「アジアを除く全世界」の担当であり、日本からのアクセスは想定されていません。日本のIPアドレスのままでは、そもそもブルーロックの視聴ページにたどり着けないのです。NordVPNなどでアメリカなど英語圏のサーバーに接続してからCrunchyrollを開けば、英語圏の視聴者と同じカタログにアクセスでき、英語音声・英語字幕でブルーロックを視聴できるようになります

Netflix(アメリカ)|2026年4月・5月に追加された、いま一番手軽なルート

本記事でいちばんお伝えしたいのがここです。ブルーロックは2026年になってから、アメリカのNetflixに追加されました。第1期が2026年4月25日、第2期が2026年5月25日という順番です。それまでNetflixで配信されていたのは日本・韓国・香港・マレーシア・フィリピン・シンガポール・タイといったアジア地域が中心で、英語吹き替えを求めてNetflixを開いても意味がなかったというのがついこの前までの状況でした。

そして本記事執筆時点(2026年7月)で、アメリカのNetflixでは英語吹き替え音声と英語字幕の両方が選択できます。ここが日本版との決定的な違いです。

このルートの何がありがたいかというと、日本で契約しているNetflixのアカウントをそのまま使えるという一点に尽きます。Crunchyrollの場合は新規にアカウントを作って有料プランに登録する必要がありますが、アメリカのNetflixなら「VPNでアメリカに接続して、いつものNetflixを開く」だけ。すでにNetflixを使っている方にとっては、追加コストがVPN代だけで済みます。

ただしNetflixは公式に「どの国でどの作品を配信しているか」の一覧を公開していません。また同じ作品でもリージョンによって音声トラックの構成が変わることがあります。接続したあとで必ずご自身で作品ページの音声・字幕欄を開いて、Englishが選べるかをご確認ください。

Netflix(日本)|英語字幕は選べるが、英語音声は選べない

日本のNetflixでも、ブルーロックの第1期・第2期は配信されています。ただし、日本のNetflixで選べるのは英語字幕までで、音声は日本語のみです。英語吹き替えは用意されていません。

これは意外と重要なポイントで、「英語字幕で答え合わせをしたいだけ」という方は、実はVPNなしで今すぐ始められるということでもあります。日本のNetflixでブルーロックを再生し、字幕設定を英語に切り替えるだけ。「日本語音声+英語字幕」という組み合わせは、ストーリーを日本語で理解しながら「このセリフは英語だとこう言うのか」を確認できるので、英語学習の入口としては非常に優秀です。

一方で、リスニングを鍛えたい・シャドーイングをしたいという目的なら、日本のNetflixでは目的を達成できません。英語音声が必要になった時点で、VPNでアメリカのNetflixかCrunchyrollへ、という判断になります。

日本国内のサービス|作品は揃っているが英語は選べない

日本国内では、U-NEXT・DMM TV・dアニメストア・Amazon Prime Video・Hulu(日本)・ABEMA・ディズニープラス・Netflix(日本)といった多くのサービスがブルーロックを配信しており、作品自体はとても見つけやすい状況です(Lemino・FODはTVシリーズが未配信)。

しかし、国内向けの配信は基本的に日本語音声・日本語字幕を想定したもので、英語音声や英語字幕を選べるという情報は確認できませんでした。実際、日本語で書かれた既存の比較記事でも、U-NEXT・Amazonプライム・Hulu・dアニメストアは「英語での視聴不可」として扱われています。

なお、日本のNetflix以外の国内サービスについて、筆者は音声・字幕仕様を個別に確認できていません(要確認)。「国内サービスでも英語が選べるかもしれない」と期待して契約する前に、必ず各サービスの作品ページで音声・字幕の欄をご自身でご確認ください。国内サービスは「日本語で物語を頭に入れる1周目」に使い、英語での2周目はアメリカのNetflixやCrunchyrollに切り替える、という役割分担が現実的です。

米国Hulu・米国ディズニープラス|本記事執筆時点では配信を確認できず

「アメリカのHuluやディズニープラスなら英語で見られるのでは」と考える方もいると思います。ここは正確にお伝えします。

配信状況を横断的に確認できるJustWatchでアメリカリージョンのブルーロックを調べると、本記事執筆時点(2026年7月)で掲載されているのはNetflix/Netflix(広告つき)/Crunchyroll/Crunchyroll Amazon Channel/YouTube TV、そして無料枠としてSpectrum On Demand(Adult Swim経由)でした。アメリカのHuluとアメリカのディズニープラスは、このリストに入っていません

ただしこれは「絶対に配信されていない」という意味ではなく、「本記事執筆時点で配信を確認できなかった」という意味です。配信権は動くものなので、断定は避けます。いずれにせよ、アメリカのHuluやディズニープラスは海外専用のアカウント作成と支払い手段が必要になり、手続きのハードルが高いサービスです。ブルーロックに関してはNetflixとCrunchyrollという確実な選択肢があるので、あえてこちらを狙う理由は乏しいと考えています。

Ani-One Asia・Animax などアジア向けサービス|日本からの英語学習には向かない

アニメ英語版公式サイトのSTREAMINGページを見ると、アジア地域には非常に多くのサービスが並んでいます。YouTube(Ani-One Asia)Netflix、Bahamut、CATCHPLAY、Vidio、meWatch、ANIPLUS、LAFTEL、Hami Video、KKTV、LINE TV……といった具合です。

このうちAni-One AsiaはYouTube上で無料公開されることもあり、「無料で見られるのでは」と思うかもしれません。ただし、Ani-One Asiaの対象国リストに日本は含まれていません。また、これらのアジア向けサービスは基本的に現地語の字幕を想定しており、英語吹き替えを目的に使うものではありません。英語学習という目的に対しては、素直にCrunchyrollかアメリカのNetflixを選ぶのが正解です。

北米版Blu-ray・DVD|VPN不要で英語音声+英語字幕

「地域制限に振り回されたくない」「同じ試合を何度も見返したい」という方には、北米版のBlu-ray・DVDを購入するという選択肢もあります。

ブルーロックについては、Crunchyrollが北米向けにBlu-rayを2セット発売しています。Part 1が2023年11月14日、Part 2が2024年5月28日です。イギリスでもAnime Limitedから第1期のPart 1・Part 2が発売されており、こちらは日本語音声と英語音声を収録したデュアルオーディオ仕様です。通信環境にも配信終了にも左右されないのが物理メディアの強みです。

注意点としては、リージョンコード(北米版Blu-rayはRegion Aが中心)に対応したプレーヤーが必要になる場合があること、輸入のタイムラグ、そして相応の費用がかかることが挙げられます。収録言語や特典は版によって変わるため、購入前に必ず商品ページで対応言語を確認してください。

デジタル購入(Fandango At Home/Apple TV/Amazon)|買い切りという抜け道

意外と知られていないのが、英語圏のデジタルストアで買い切り購入するというルートです。JustWatchのアメリカリージョンには、サブスクとは別に「購入」の項目があり、Fandango At Home・Apple TV Store・Amazon Videoが並んでいます。

とくに面白いのがFandango At Homeで、商品名がそのまま「BLUELOCK English Dubbed Season 1 Part 1」となっており、英語吹き替え版を買い切りで入手できることが分かります。月額のサブスクを続けたくない方や、「この話数だけ何度も見返したい」という方には現実的な選択肢です。

ただし、英語圏のデジタルストアでの購入は、その国のアカウントと支払い手段が必要になる場合があります。購入したコンテンツが別リージョンで再生できるかもストアの規約によります。手軽さではサブスク+VPNに劣るので、優先度は下げて考えてください。


【最重要】日本からだと英語音声が選べない理由

配信は「国別ライセンス」で切り分けられている

そもそも、なぜ日本から普通にアクセスすると英語音声が出てこないのでしょうか。理由はシンプルで、配信サービスは接続元の国・地域によって、表示するカタログや音声・字幕のオプションを切り替えているからです。

アニメ作品のライセンスは国ごと・地域ごとに売買されます。日本国内の配信権を持っている会社と、北米の配信権を持っている会社は別です。そして英語吹き替えの音源は「英語圏向けのライセンス」に紐づいているため、日本からアクセスすれば日本向けのライセンス範囲、つまり日本語音声しか提供されないという構造になっています。

ブルーロックの場合、この切り分けが公式サイトにはっきり書かれているのが特徴です。「WORLDWIDE EXCLUDING ASIA → Crunchyroll」「ASIA → Netflix、Ani-One Asia ほか」という記述がそれです。つまり、どのサービスで英語版が見られるかは、最初から地域ごとに設計されているわけです。

Crunchyrollはそもそも日本が配信テリトリーの外

もう一段踏み込むと、Crunchyrollに関してはさらに厳しい制約があります。Crunchyrollはブルーロックの配信テリトリーから日本を含むアジアが外れているため、日本から普通にアクセスしても英語版は出てきません。「Crunchyrollに登録すれば見られる」ではなく、「英語圏からアクセスしている状態」を作らないと始まらないのです。

ここを誤解したまま「とりあえずCrunchyrollに登録してみよう」と進むと、月額を払ったのに作品ページにたどり着けないという一番もったいない失敗をします。順番としては、先にVPNで英語圏サーバーへ接続 → その状態でCrunchyrollのサイトを開いてブルーロックが表示されるかを確認 → それから有料プランに登録、が安全です。

一方Netflixは、アカウント自体は日本のものをそのまま使えます。カタログだけが接続元の国に応じて切り替わる仕組みなので、「登録し直しが不要」という一点でNetflixのほうがハードルが低いというのが筆者の実感です。だからこそ、本記事ではアメリカのNetflixを最優先で紹介しています。


NordVPNで英語圏サーバーに接続する3ステップ

ステップ1〜3|接続する→開く→英語を選ぶ

NetflixでもCrunchyrollでも、英語版にたどり着くための土台は同じです。日本からのアクセスでは日本向けのカタログ・音声・字幕しか表示されませんが、英語圏のサーバーを経由すると英語音声・英語字幕を含む海外版のカタログにアクセスできるようになります。手順は3ステップだけです。

  1. NordVPNでアメリカなど英語圏のサーバーに接続する……アプリを起動して「United States」などのサーバーを選ぶだけです。
  2. 接続したまま、いつも通りNetflixやCrunchyrollのアプリ・サイトを開く……あたかも海外からアクセスしているかのように扱われ、英語圏向けのカタログに切り替わります。
  3. 音声・字幕の設定で英語(English)を選ぶ……あとはブルーロックの作品ページを開いて再生するだけです。

「VPNに接続してから配信アプリを開く」という順番さえ守れば、あとは普段の動画視聴と同じ感覚で英語版ブルーロックを楽しめます。逆に、アプリを先に開いてしまうと日本向けのカタログが表示されたままキャッシュが残ることがあるので、うまく切り替わらないときは一度アプリを完全に終了して開き直してみてください。

なぜNetflixを最優先で勧めるのか

VPNを使う前提が同じなら、次に効いてくるのは「そのサービスに新しく登録する手間があるかどうか」です。

  • アメリカのNetflix……日本で使っているアカウントのまま。追加の登録・支払い設定は不要。
  • Crunchyroll……新規アカウント作成+有料プランへの登録が必要。
  • アメリカのHulu・ディズニープラス……海外専用アカウントと支払い手段が必要になり、さらに手間が増える。

この差はかなり大きく、「英語で1話だけ試してみたい」という段階の人ほど、登録の手間が離脱の原因になります。だからこそ、まずはVPN+アメリカのNetflixで英語吹き替えを体験してみて、「劇場版まで英語で見たい」「他のアニメも英語で見たい」と思った段階でCrunchyrollを検討する、という順番をおすすめしています。NordVPNはVPNサービスの中でも利用者が多く、初めての方にも選ばれやすいのが特徴です。なお料金プランやセール内容は時期によって変わるため、具体的な金額は公式サイトでご確認ください。

VPN接続は視聴の前提条件

ここは誤解が生まれやすいので、あらためてはっきり書いておきます。

VPNに接続していない状態では、英語圏向けのカタログにアクセスできません。日本からVPNなしでブルーロックの英語音声を選ぶことは基本的にできず、VPN接続はあくまで視聴の前提条件です。

例外は一つだけ、日本のNetflixで英語字幕を選ぶ場合です。これはVPNなしで可能です。ただし音声は日本語のままなので、「英語音声で聞きたい」という目的には届きません。英語字幕だけならVPN不要、英語音声が欲しいならVPN必須——この線引きだけ覚えておけば、迷うことはなくなります。


Netflixで英語音声・英語字幕に切り替える手順

再生画面の「音声と字幕」から選ぶ

VPNでアメリカのサーバーに接続してNetflixを開けたら、操作自体は日本で使っているときとまったく同じです。

  1. ブルーロックの作品ページを開き、エピソードを再生する
  2. 再生画面の「音声と字幕」(吹き出しのアイコン)を選択する
  3. 音声(Audio)で「English」、字幕(Subtitles)で「English」または「日本語」を選ぶ

ここで見ておきたいのが、音声リストにEnglishが並んでいるかどうかです。並んでいれば英語吹き替えが利用できる状態、日本語しか出てこなければ、接続先の国が切り替わっていない可能性があります。その場合はVPNの接続先をアメリカに変更して、アプリを開き直してみてください。

日本のNetflixでも英語字幕だけなら今すぐ試せる

繰り返しになりますが、日本のNetflixでも字幕を英語に切り替えることはできます。VPNもいりません。ブルーロックを再生して、同じく「音声と字幕」から字幕をEnglishにするだけです。

「まずVPNを契約する前に、英語字幕でどのくらい読めるか試したい」という方は、この状態で1話だけ観てみるのを強くおすすめします。日本語音声で内容は分かっている状態なので、英語字幕を読むことに集中できます。ここで「意外と読める」と感じられたら、英語音声へのステップアップもスムーズです。


Crunchyrollで音声・字幕を英語に切り替える手順

歯車アイコン→Audio と Subtitles は独立した設定

英語圏サーバー経由でCrunchyrollを開けたら、あとの操作はシンプルです。一般的な手順は次のとおりです。

  1. 視聴したいエピソードを再生する
  2. 画面下部(またはタップで表示される操作バー)の歯車(設定)アイコンを選択する
  3. メニューの中に「Audio(音声)」と「Subtitles(字幕)」がそれぞれ独立した項目として表示されるので、Audioから聞きたい音声言語を、Subtitlesから表示したい字幕言語をそれぞれ選ぶ。

ここで押さえておきたいのが、音声と字幕は完全に独立した設定であるという点です。音声を英語にしたからといって字幕も自動的に英語になるわけではなく、「日本語音声+英語字幕」「英語音声+英語字幕」「英語音声のみ」といった組み合わせを目的に応じて自由に選べます。ブルーロックのCrunchyroll版は英語のほかアラビア語・ドイツ語・スペイン語・フランス語・イタリア語・ポーランド語・ポルトガル語の吹き替えも用意されており、対応言語の手厚さは配信サービスの中でも群を抜いています。

ただしこの説明はあくまで一般的なUI操作であり、実際のメニュー名や画面配置はアプリのバージョンやデバイス(スマホ・PC・テレビアプリ)によって異なる場合があります。実際に操作する際は、お使いの環境の表示に沿って確認してください。

英語字幕と英語吹き替えの英文は一致しない

意外と知られていないのが、英語字幕の英文と英語吹き替えのセリフは同じではないということ。これはブルーロックに限らず、英語版アニメ全般に共通する仕様です。

理由は制作工程にあります。字幕は「一定時間内に読み切れる長さ」に収める必要があり、吹き替えは「キャラクターの口の動きと尺」に合わせる必要があります。同じ日本語のセリフから、別々のチームが別々の制約のもとで英文を作っているため、当然ながら訳語も文の長さも変わってきます。誤訳ではありません。

これは学習者にとってはむしろチャンスです。同じセリフの英語バリエーションを2つ同時に手に入れられるわけですから。ただし英語音声+英語字幕で観ると「聞こえる音と表示される文字が違う」という混乱が起きるので、最初は片方ずつに絞るのがおすすめです。名言レベルのセリフが字幕と吹き替えでどう違うのかは、ブルーロックの名言・セリフを英語で読む記事で詳しく比較しています。


劇場版『ブルーロック -EPISODE 凪-』を英語で見る方法

英題は「BLUE LOCK THE MOVIE -EPISODE NAGI-」

スピンオフ漫画『ブルーロック -EPISODE 凪-』を原作とする劇場版の公式英題は、「BLUE LOCK THE MOVIE -EPISODE NAGI-」です。全て大文字で、前後にハイフンが付き、BLUEとLOCKの間にスペースが入ります。日本公開は2024年4月19日、北米・カナダでの劇場公開は2024年6月28日でした。国際プレミアは同年6月10日、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭です。

凪誠士郎と御影玲王の出会いから、ブルーロックに足を踏み入れるまでを描いた作品なので、TVシリーズ第1期と時系列が重なっており、第1期を観たあとに観ると理解が深まります。英語学習の観点でも、凪の「めんどくさい」という口癖が英語でどう処理されているかなど、見どころが多い一作です。

Crunchyrollで2024年10月17日から配信。英語吹き替えは6言語対応

配信については、Crunchyrollが2024年10月15日に公式プレスリリースを出し、2024年10月17日(米太平洋時間17時/米東部時間20時)からCrunchyrollでストリーミング配信を開始しました。

プレスリリースに書かれている対応言語がかなり手厚いので、そのまま整理しておきます。

  • 吹き替え……英語、ラテンアメリカ・スペイン語、カスティーリャ・スペイン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語の6言語
  • 字幕……英語、ラテンアメリカ・スペイン語、カスティーリャ・スペイン語、ブラジル・ポルトガル語、ヨーロッパ・ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、ロシア語、アラビア語の10言語

英語吹き替えのキャストもTVシリーズと同じ顔ぶれで、潔世一役のRicco Fajardo、凪誠士郎役のBryson Baugus、御影玲王役のKamen Casey、絵心甚八役のDerick Snowらが続投しています。英語音声で劇場版を観たいなら、事実上Crunchyroll一択です。

ただしプレスリリースには「select territories(一部の地域)」で配信すると書かれており、全世界一律ではありません。接続先のサーバーの国が配信対象に含まれていない場合、作品ページにたどり着けないことがあります。アメリカなど主要な英語圏のサーバーを選ぶのが無難です。

落とし穴|劇場版はNetflixでは配信されていない

ここが最大の落とし穴です。劇場版『ブルーロック -EPISODE 凪-』は、Netflixでは配信されていません。本記事執筆時点(2026年7月)で、日本のNetflix・アメリカのNetflixのいずれでも配信を確認できませんでした。

TVシリーズがNetflixにあるので、劇場版もあるだろうと思ってしまいがちですが、TVシリーズと劇場版では配信権の売られ方が別です。実際、日本の映画情報サイトが集計している配信状況一覧でも、劇場版は「配信されていないサービス」の欄にNetflixが明記されています。

つまり実務的にはこういうことになります。「TVシリーズはアメリカのNetflix、劇場版はCrunchyroll」という使い分けが必要です。劇場版まで英語で押さえたい方は、最初からCrunchyrollを選んだほうが手間が少なくて済みます。

日本国内はPrime Video・DMM TV・Huluなどにあるが日本語音声のみ

なお、劇場版は日本国内でも広く配信されています。本記事執筆時点で確認できたのは、Amazon Prime Video(見放題・レンタル・購入)/DMM TV(見放題)/Hulu(見放題)/U-NEXT(レンタル)/Lemino(レンタル)/J:COM STREAM(レンタル)/music.jp(レンタル)です。逆に、FOD・TELASA・ABEMA・Netflix・WOWOWオンデマンド・TSUTAYA DISCASでは配信されていません。

ただし、これらの国内配信はいずれも日本語音声を想定したものです。国内サービスで劇場版の英語版を期待するのは難しいと考えたほうがよいでしょう。日本語で一度観てストーリーを頭に入れておき、英語での2周目はCrunchyrollで、という進め方が現実的です。


第2期・第3期・実写版の英語視聴はどうなる?

第2期『BLUE LOCK vs. U-20 JAPAN』は全14話。英語吹き替えは2024年10月18日開始

第2期の正式なタイトルは『ブルーロック VS. U-20 JAPAN』、英語表記は BLUE LOCK vs. U-20 JAPAN です。2024年10月5日から12月28日までテレビ朝日「IMAnimation」枠で放送されました。

ここで一つ、よく間違われる点を訂正しておきます。第2期を「全13話」と書いている情報を見かけますが、これは誤りで、正しくは全14話(通し25〜38話)です。最終回の2024年12月28日に第37話・第38話が2話連続で放送されたため、放送週数が13週になったことが混同の原因です。

英語吹き替えは、Crunchyrollが2024年10月17日に配信開始を告知し、2024年10月18日から配信が始まりました。ADRディレクターはJonathan Rigg、英語脚本はClayton BrowningとBonny Clinkenbeardが担当しています。第1期から第2期まで同じキャストが続投しているので、声の連続性という点でも安心して観られます。アメリカのNetflixにも2026年5月25日に第2期が追加されているので、Netflixルートでも第2期まで英語で追いかけられます。

第3期『Neo Egoist League』は放送開始日そのものが未発表

第3期については、慎重に事実だけをお伝えします。

  • 2025年9月28日のイベント「ブルーロック エゴイストフェスタ 2025」で制作決定が発表されました。
  • 2026年6月8日にサブタイトルが『ネオ・エゴイストリーグ』(英語表記 Neo Egoist League)に決定し、ビジュアルが公開されました。

そして本記事執筆時点(2026年7月)で、第3期の放送開始日は公式に発表されていません。「2026年10月放送」と断定している記事を見かけますが、アニメ公式・Anime News Network・英語版Wikipediaのいずれにもその記載はありません。当然、英語吹き替えの有無や配信サービスも未発表です。

過去2シーズンと劇場版がCrunchyrollで英語吹き替え配信されていることから、第3期も同様の展開になる可能性は高いと考えられます。ただしこれは予想であって確定情報ではありません。放送時期が近づいたら、必ず公式サイトと公式SNSで確認してください。ちなみに「Neo Egoist League」は、日本語の作品タイトルにそのまま英語が使われている珍しい例でもあります。この点はブルーロックは英語で何という?という記事で詳しく解説しています。

実写映画・スピンオフは別物として整理する

情報を追っていると混ざりやすいので、ここで整理しておきます。

  • 実写映画『ブルーロック』……2026年8月7日に日本公開(東宝配給)。上映時間128分。アニメ第3期とはまったく別の企画です。英語圏での配信予定は本記事執筆時点で未発表です。
  • 劇場版『ブルーロック -EPISODE 凪-』……アニメ作品。Crunchyrollで英語吹き替え配信中。
  • スピンオフ漫画『ブルーロック -EPISODE 凪-』……原作漫画のスピンオフで全8巻。英語版はKodansha USAから刊行されています。

「ブルーロックの映画」と検索すると、劇場版アニメと実写映画の情報が混在して出てきます。英語で観たいのはどちらなのかを最初にはっきりさせておくと、無駄な遠回りを避けられます。


英語吹き替えと英語字幕、学習にはどちらが効く?

英語吹き替え(English Dub)でリスニング・シャドーイングを鍛える

英語音声で見る最大のメリットは、リスニング力と発音・イントネーションを同時に鍛えられることです。特に効果的なのがシャドーイング——聞こえてきた英語を数秒遅れで真似して声に出す練習法です。

ブルーロックはこの練習に対して、得意な部分と苦手な部分がはっきり分かれている作品です。試合中の掛け合いや、選手同士の短い煽り合いは1文が短くてシャドーイング向き。一方、絵心甚八の理論を語る長台詞は、一文が長く抽象度も高いので、初心者がいきなり真似をするにはハードルが高めです。

そこでおすすめしたいのが、試合シーンから練習を始めるという方法です。「Nice pass!」「Go!」「I'll take it!」のような短い掛け合いなら、1文単位で区切って繰り返しやすい。長いモノローグからシャドーイングを始めて挫折した経験がある方こそ、ブルーロックの試合パートから入ってみてください。

英語字幕でリーディングと表現ストックを鍛える

英語字幕を使った学習は主にリーディング(英文読解)を鍛えます。「日本語音声+英語字幕」なら、ストーリーを日本語で理解しながら「このセリフは英語だとこう言うのか」を目で確認できます。すでに知っている場面だからこそ、英語表現がすっと頭に入るのがアニメ学習の強みです。

ブルーロックの場合、英語字幕から拾える表現の質がかなり高いのが特徴です。「be supposed to(〜することになっている)」「I have no idea(見当もつかない)」といった日常表現から、仮定法や関係詞を使った長めの構文まで、幅広く登場します。会話量が多い作品なので、1話あたりで触れられる英文の量も相当なものです。

「勉強のために英語字幕を読む」と身構えると続きませんが、好きなシーンのセリフだけメモしていくくらいの気持ちで始めると、気づいたときには表現のストックが増えています。

目的別・組み合わせ早見

  • リスニングを鍛えたい……英語音声+英語字幕(アメリカのNetflix/Crunchyroll)。聞き取れなかった箇所をすぐ文字で回収できます。
  • 表現をストックしたい……日本語音声+英語字幕(日本のNetflixでもOK)。意味は分かっている状態で英訳だけを追えます。
  • 総仕上げ……英語音声のみ。字幕を消して、どこまで拾えるかを試します。
  • 1周目でストーリーを頭に入れたい……日本語音声+日本語字幕(国内サービス)。まず物語を知ることを優先します。

大事なのは「一度に全部やろうとしない」ことです。1周目は日本語、2周目は日本語音声+英語字幕、3周目は英語音声、というように役割を分けると、同じ作品を何度も楽しみながら着実に力がつきます。


【本記事の目玉】見る前に入れておきたいサッカー英語10語

まず10語だけ頭に入れる

ブルーロックを英語で見るなら、ぜひ意識してほしいのがサッカー用語です。というのも、日本のサッカー中継で使うカタカナ語には、英語にすると意味がズレる「和製英語」がかなり多いから。ここを知らないまま試合シーンを見ると、「簡単な単語のはずなのに何を言っているのか分からない」という状態になりがちです。

まずはこの10語だけ入れておくと、聞き取れる量がはっきり変わります。

日本語(カタカナ)英語ひとことメモ
シュート(名詞)shotshoot は動詞。「強烈なシュート」は a powerful shot
ナイスシュートGood shot! / What a strike!Nice shoot! は品詞が誤り
ロスタイムstoppage time / added time完全な和製英語。日本サッカー協会も呼称を変更済み
ボランチdefensive midfielder / holding midfielderポルトガル語由来。英語では通じない
サイドバックfull-back(right-back / left-back)side back という英語は存在しない
センタリングcross動詞でも to cross と使う
トラップfirst touch / control the ball「最初のタッチ」という発想
スルーパスthrough ballthrough pass は標準ではない
ゴールを決めるscore / find the back of the net実況では後者が頻出
オフサイドoffside語尾に s は付けない(規則上の正式表記)

shot / stoppage time / cross ── 和製英語の三大トラップ

この中でも、試合シーンで真っ先につまずくのが shotstoppage timecross の3つです。

shot は、日本語の「シュート」が動詞 shoot の形で定着してしまったせいで混乱が起きます。英語では、名詞は shot、動詞は shoot です。ゴール前で仲間が「Shoot!」と叫ぶのは英語でも自然ですが、「いいシュートだった」と言いたいときは That was a great shot. になります。ブルーロックはシュートが物語の中心にある作品なので、この語は嫌というほど耳に入ります。

stoppage time は、日本語の「ロスタイム」がまったく通じないという典型例です。英語では stoppage timeadded timeinjury timeadditional time などが使われます。試合終盤の緊迫した場面で必ず出てくる語なので、知らないと展開そのものを見失います

cross は、日本語の「センタリング」に当たる語です。サイドからゴール前へ上げるボールのこと。動詞としても He crosses it into the box. のように使われます。ブルーロックは中央突破の描写が多い作品ですが、サイド攻撃の場面ではこの語が出てきます。

こうした和製英語の一覧や、ポジション名・ゴールを決める表現のバリエーションは、ブルーロックは英語で何という?完全ガイドで一覧表にまとめています。英語音声で観ながら「今の言葉は何と言った?」と気になったときに、そのまま引ける辞書として使ってみてください。

実況で飛び交うスラング:screamer / nutmeg / brace / clean sheet

もう一段踏み込むと、英語のサッカー実況には独特のスラングがあります。ブルーロックの英語版でも、実況・解説パートやKodansha USAの公式あらすじの中に登場します。

  • screamer……とんでもない威力のロングシュート。日本語の「スーパーゴール」に近い感覚です。
  • nutmeg……股抜き。相手の股の間を通すプレー。Kodansha USAの公式あらすじには double nutmeg(股抜き2連発)という表現も出てきます。
  • brace……1試合2ゴール。3ゴールなら hat-trick です。
  • clean sheet……無失点。ゴールキーパーの評価によく使われます。
  • back of the net……ゴールが決まった瞬間の定番表現。find the back of the net で「ゴールを決める」。
  • worldie……イギリスのスラングで「ワールドクラスの一撃」。

これらは口語表現なので、辞書に載っていない、または「informal」と注記されているものが多くあります。試験英語として覚えるのではなく、「実況でこう言っているんだな」という耳のフックとして持っておくのがおすすめです。この6語を知っているだけで、試合シーンの英語が「意味のある音」に変わります

「エゴ」「武器」「化学反応」──作品独自用語の公式英訳

ブルーロックには、サッカー用語とは別に作品オリジナルの概念語が大量に出てきます。これらがどう英訳されたのかを知っておくと、英語版の理解度が一段上がります。英語版漫画を刊行しているKodansha USAの公式あらすじで確認できたものを挙げます。

  • エゴ……ego。動詞化した out-ego everyone(他の全員よりエゴを貫く)という造語まで生まれています。
  • エゴイスト……egoist。第3期のタイトル Neo Egoist League もこの語です。文脈によっては egotist も使われます。
  • 武器……"weapons"(引用符付き)。派生で side weapon という表現も。
  • 化学反応……"chemical reaction"(引用符付き)。
  • 空間認識能力……spatial awareness
  • 覚醒……awakening
  • フロー(挑戦的集中)……flow state。口語では "the Zone" とも。

とくに out-ego は、英語話者から見ても造語だと分かる言葉で、ブルーロックという作品の異質さをよく表しています。英語音声で聞いたときに「今、動詞で ego って言った?」と気づけると、かなり楽しいはずです。


学習ツールの対応状況を一次確認

Language ReactorはNetflix・YouTube専用。Crunchyrollには非対応

英語学習でアニメを見る人の定番ツールが、2言語の字幕を同時表示できるブラウザ拡張機能「Language Reactor」です。ただしここで大事な注意点があります。Language Reactorが公式に対応しているのはNetflixとYouTube、そして自分でインポートしたテキストやウェブサイトです。Crunchyrollには対応していません。「拡張機能を入れればCrunchyrollでも日英同時表示できる」というのは誤りです。

これは筆者がChromeウェブストアの公式説明(バージョン5.1.8、2026年7月1日更新)を直接確認した結果です。説明文に挙げられているのは「Netflix」「YouTube」「Books and Websites」の3項目のみで、Crunchyrollの名前はどこにも出てきません。

裏を返すと、アメリカのNetflixでブルーロックを見る場合はLanguage Reactorが使えるということです。前述のとおりアメリカのNetflixには英語吹き替えと英語字幕の両方があるので、「英語音声+英語字幕+日本語訳」という、答え合わせに最適な環境を作れる条件がそろっています。これもNetflixルートを推す理由の一つです。ただしNetflix側の仕様や字幕トラックは変更されることがあるため、実際の動作はご自身の環境でご確認ください。

Crunchyrollで2言語字幕を出すならCR Dual Subtitles系

「劇場版まで見たいからCrunchyrollを使いたい。でも2言語字幕も欲しい」という方には、Crunchyroll専用に作られた拡張機能があります。代表的なのがCR Dual Subtitlesで、Crunchyrollの公式字幕をもとに別言語へ機械翻訳し、2つの字幕を同時表示する仕組みです。公式サイトによれば、本記事執筆時点での最新バージョンは3.2.0(2026年3月20日更新)です。

注意したいのは、これがあくまで「機械翻訳」であるという点です。Crunchyrollが公式に提供している字幕言語ならそのまま表示できますが、英語圏カタログのブルーロックに日本語字幕が用意されていない場合、日本語側は機械翻訳になります。訳の正確さを過信せず、「英語字幕を読むための補助」くらいの位置づけで使うのが現実的です。

なおCR Dual SubtitlesはCrunchyroll公式の製品ではなく、開発元も「Crunchyroll, LLCとは提携・承認・スポンサー関係にない」と明記しています。Crunchyroll側のプレーヤーが更新されると一時的に動かなくなることがあり、実際2026年初頭にはその報告も出ていました。動作は環境やタイミングに左右される前提でお使いください。

ダウンロード反復+スクリプト×AIで地力をつける

最後に、筆者が留学経験ゼロからTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)に到達する過程で実際にやっていた方法を2つ紹介します。

  1. ダウンロード機能で同じ話を繰り返し聴く……配信アプリのダウンロード機能で端末に保存し、通勤中に同じエピソードを何度も再生します。5話を1回ずつ観るより、同じ1話を5回聴くほうがはるかに効きます。ブルーロックは試合展開が頭に入っていれば音だけでも追えるので、この方法との相性がとても良いです。
  2. スクリプト×AIで深掘りする……「Blue Lock script」「Blue Lock transcript」で検索して英語セリフの書き起こしを探し、気になった一文をChatGPTなどのAIに「このセリフのニュアンスと文法を解説して」と投げてみてください。辞書では分からない語感まで拾えます。絵心の長台詞のように構文が入り組んだセリフほど、この方法が効きます。

「アニメで英語を学ぶ」という方法そのものの効果や始め方は、アニメ×英語学習の全体像をまとめた記事で体系的に解説しています。


レベル別・どこから英語で見始める?

初心者|日本語で第1期を1周→日本語音声+英語字幕→英語音声

英語学習の初心者には、いきなり英語音声で見るのではなく、まず日本語で第1期を1周して人物関係とルールを頭に入れることをおすすめします。ブルーロックは登場人物が非常に多く、しかも各キャラの「武器」や思考回路が物語の鍵になるので、話の流れが分かっている状態のほうが英語に集中できます。

そのうえで2周目を「日本語音声+英語字幕」に切り替えます。これは日本のNetflixでもできるので、VPNを契約する前に試せるのが利点です。ここで英語字幕を読むことに慣れてから、3周目で英語音声に挑戦する、という3段階が挫折しにくい流れです。

おすすめの入口は第1期の第1話から第5話あたり。ブルーロック施設に集められて最初の試験が始まるまでの区間で、絵心のルール説明が繰り返し出てくるため、同じ語彙(striker、goal、egoist、selection など)が何度も耳に入って定着しやすいのです。

中〜上級者|絵心甚八の長ゼリフに字幕なしで挑む

ある程度英語に慣れている方には、字幕なしで観て、聞き取れなかった箇所だけ英語字幕で確認するという進め方をおすすめします。

ブルーロックで最も歯ごたえがあるのは、間違いなく絵心甚八の理論を語る長台詞です。抽象的な概念語が多く、一文が長く、しかも早口。ここを字幕なしで追えるようになれば、TOEICのリスニングパートは相当楽に感じるはずです。試合中の実況・解説パートも、専門用語が固まって出てくるので良い訓練になります。

なお、どのレベルの方にも共通して言えるのは、派手なプレーの最中よりも、寮や食堂での会話シーンのほうが日常的な表現を多く拾えるということ。ただしブルーロックは日常シーンが少ない作品としても知られており、23分の1話のうち日常的な会話は数分程度という分析もあります。日常英会話を狙うなら他作品、サッカー英語と論理的な議論の英語を狙うならブルーロック、という割り切りが必要です。

「何話から?」への直答

「英語で見るなら何話から始めればいい?」というのは、実際によく検索されている疑問です。結論はこうです。

  • 英語学習として始めるなら第1期第1話から。 物語の前提説明が英語で繰り返されるので、語彙が自然に固まります。
  • すでに日本語で全部観ている方は、好きな試合の回から。 内容を覚えている回のほうが、英語に集中できます。
  • セリフの密度で選ぶなら二次選考以降。 キャラクター同士の駆け引きが増え、英文の種類が豊かになります。
  • 劇場版から入るのはおすすめしません。 単体でも楽しめますが、英語で観るなら第1期の語彙を先に入れておいたほうが圧倒的に理解しやすいです。

「好きなシーンを英語で聞き直す」というのが、いちばん続く始め方です。名言として有名なセリフが英語でどう訳されているかを先に知っておくと、その場面が来たときの理解が段違いになります。気になる方はブルーロックの名言・セリフ英語まとめを先に読んでから視聴してみてください。


つまずきやすいポイント7つ

最後に、実際にブルーロックを英語で見ようとしたときにハマりやすい落とし穴を整理しておきます。

  1. 日本のNetflixで英語音声を探して見つからない……日本版で選べるのは英語字幕までです。英語音声が欲しい時点でVPNが必要になります。
  2. Crunchyrollに日本から登録しようとする……ブルーロックはCrunchyrollの配信テリトリーから日本が外れています。VPNで英語圏サーバーに接続してから、作品ページが表示されることを確認したうえで登録してください。
  3. 2023年の記事どおりに動いてしまう……日本語の既存記事の多くは第1期24話・2023年10月時点の情報で止まっています。第2期・劇場版・アメリカのNetflix追加はどこにも書かれていません。
  4. TVシリーズが見られたので劇場版も見られると思い込む……劇場版はNetflixでは配信されていません。Crunchyrollへ切り替える必要があります。
  5. VPNに接続する前に配信アプリを開いてしまう……順番が逆だと日本向けカタログが表示されたままになることがあります。「接続してから開く」を徹底してください。
  6. 字幕と吹き替えのセリフが違うのを「誤訳」だと思ってしまう……リップシンクや翻訳チームの違いによるもので、間違いではありません。むしろ英語表現を2種類学べるチャンスです。
  7. 第3期の放送時期を、根拠のない情報で信じてしまう……本記事執筆時点で放送開始日は公式未発表です。「2026年10月放送」などの断定的な記述には根拠がありません。

同じ悩みは他の作品でも起きます。作品ごとの配信事情は本当にバラバラなので、同じスポーツ作品であるハイキューを英語で見る方法もあわせて読むと、「この作品はどこを見ればいいのか」という判断が早くなります。ハイキューは英語吹き替えがCrunchyrollに集約されている一方、日本のNetflixでは英語字幕すら選べないという、ブルーロックとはまた違う事情を抱えています。

なお、ブルーロックのキャラクター英語名一覧サッカー用語・エゴ用語の詳細一覧は、それぞれ個別の記事として公開済みです。英語版漫画(Kodansha USA版・講談社バイリンガル版)についてはブルーロックの英語版漫画で英語学習に、英語タイトルの由来についてはブルーロックの英語タイトル一覧にまとめています。主題歌の英語はブルーロックの主題歌・英題まとめとして公開しました。視聴前に曲名の英語表記を押さえておくと、海外の配信サービスでも曲を探しやすくなります。


まとめ|目的別の最短ルート

この記事では、ブルーロックを英語で見る方法を本記事執筆時点(2026年7月)の配信状況にもとづいて整理しました。要点をまとめます。

  • とにかく手軽に英語吹き替えを試したいなら……VPN×アメリカのNetflix。2026年4月に第1期、5月に第2期が追加され、日本のアカウントのままVPNでつなぐだけで英語音声・英語字幕が使えます。
  • 劇場版まで含めて全部英語で見たいなら……VPN×Crunchyroll。第1期(2022年10月22日)・第2期(2024年10月18日)・劇場版(2024年10月17日)のすべてに英語吹き替えがあります。
  • 英語字幕だけでいいなら日本のNetflixでVPN不要……ただし音声は日本語のみ。英語音声が欲しくなった時点でVPNが必要になります。
  • 劇場版はNetflixでは配信されていません……TVシリーズと劇場版は配信権が別。ここは分けて考えてください。
  • 第2期は全14話……13話ではありません。第3期『Neo Egoist League』は放送開始日そのものが未発表です。
  • 確実性を求めるなら……北米版Blu-ray(Crunchyroll版はPart 1が2023年11月14日、Part 2が2024年5月28日発売)や、英語圏ストアでのデジタル購入という手もあります。
  • 学習ツール……Language ReactorはNetflix・YouTube専用でCrunchyrollには非対応。Crunchyrollで2言語字幕を出すならCR Dual Subtitles系の拡張機能を使います。
  • ブルーロックならではの準備……shot / stoppage time / cross といったサッカー用語を先に入れてから試合シーンを見ると、聞き取れる量が一気に増えます。

配信の世界は本当に動きが速く、ブルーロックの英語視聴環境もこの2年で大きく変わりました。ここに書いた情報も、地域と時期によって変わり得ます。契約前・視聴前には必ず各サービスの公式ページで最新の対応状況をご確認ください。

それでも、環境さえ整えてしまえばブルーロックは最高の英語教材です。留学経験なしでTOEIC990点・VERSANT76点(80点満点中)を取った私が言えるのは、「好きな作品を英語で味わう」という入口の楽しさが、そのまま学習の継続力になるということ。まずは第1期の第1話を英語音声で開いて、egoist という単語が絵心の口から飛び出す瞬間を待ってみてください。英語タイトルの意味やキャラクターの英語名、サッカー用語の全体像をもっと知りたい方は、ブルーロックは英語で何という?完全ガイドもあわせてどうぞ。

  • この記事を書いた人

YOSHI

アニメ・海外ドラマ・サッカーなどエンタメで楽しく英語学習中。留学経験はなし。大学時代に英語を始めて就職後は海外事業を担当。現在は独立してフリーランス。2児の父。TOEIC990。VERSANT76。

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