Audible(オーディブル)とKindle(キンドル)はともにアマゾンが提供する本のサービスです。
本記事では、『Audible×Kindle』を使った効果的な英語学習法を徹底解説します。
ぼく自身はもともと本が好きなので、洋書やオーディオブックを使った英語学習には何度も挑戦してきました。
ただ、「正しく理解しようとするとなかなか進まず、一方で理解が疎かなままだと楽しめない」といった状況で、何度も挫折してきました…。
しかし、『Audible×Kindle』というスタイルに行き着いてからは、快適に多読・多聴に取り組めています。
ぜひ参考にしてみてください。
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『Audible×Kindle』で英語学習が快適になる理由
『Audible×Kindle』で英語学習が快適になる理由は、以下の5つです。
- 確実に読み進められる
- 文章で確認できる
- 単語を瞬時に調べられる
- リズムがあるから分かりやすい
- 状況によって使い分けられる
①:確実に読み進められる
朗読音声と電子書籍があることで、英語の本でも確実に読み進められます。
ぼく自身、「洋書を使った多読」「オーディオブックを使った多聴」に何度も取り組んでは挫折してきました。
その理由は以下の通りです。
- 洋書のみ:細部の理解が気になって前に進めない
- 音声のみ:途中で話の流れを見失ってしまう
朗読があることで読み上げスピードに合わせて確実に読み進めることができ、また文章があることで理解度が上がります。
これまで洋書にチャレンジして挫折した方でも、『Audible×Kindle』なら続けやすいはずです。
ちなみにアメリカ版サービスのWhispersyncという機能を使えば、
- Audible-Kindle間の再生箇所の連携
- 読み上げ部分のハイライト
が可能になるため、さらに快適です。
▼読み上げ箇所をグレー掛けしてくれます▼
一度Whispersyncを使ったら、日本版サービスには戻れなくなるくらい快適ですよ。
詳しい使い方は以下記事を参考にしてください。
≫ Audibleで英語学習するならアメリカ版!日本版との違いやおすすめ機能を徹底紹介
②:文章で確認できる
オーディオブックと電子書籍(Kindle)を併用すれば、音だけに頼らず文章からも理解を深められます。
ぼく自身含め、日本人はリスニングを苦手としている方が非常に多いです。
リスニングで理解しきれないことが、オーディオブックでの学習を難しくしてしまいます。
もちろん英語はコミュニケーションツールなので、最終的には音で聞き取れるようになるべきです。
しかし、読んでも分からないものは聞いても分かりません。
朗読を聴きながら読み進めたり、「流れが分からなくなった」と思ったら遡って文章を読んだりと、音声だけで取り組むよりはるかに理解度が上がるはずです。
ちなみに以下の通り、Kindleはスマホアプリでも十分読めますよ。
③:単語を瞬時に調べられる
電子書籍(Kindle)を利用することで、単語を瞬時に調べられるのも大きなメリットです。
Kindleなら以下のようにワンタッチで単語の意味が表示されます。
英英辞典に設定しておくことも可能です。
④:リズムがあるから分かりやすい
朗読にはリズムがあるので、言葉の意味の切れ目やニュアンスにより理解がしやすくなります。
洋書の文章を自分で読む場合、文の構造を取り違えて理解に時間がかかることも多いでしょう。
朗読音声なら、読み上げ方がヒントになるので、スムーズに理解できます。
⑤:状況によって使い分けられる
AudibleとKindleを併用することで、
- 自宅では洋書
- 移動中はオーディオブック
といった使い分けが可能になります。
繰り返しになりますが、上記のような使い分けをしたい場合は、アメリカ版サービスのWhispersyncを使うのがおすすめです。
≫ Audibleで英語学習するならアメリカ版!日本版との違いやおすすめ機能を徹底紹介
【難易度別】『Audible×Kindle』の英語勉強法を紹介
『Audible×Kindle』の英語勉強法をレベル別に以下4つ紹介します。
- レベル1:先に読んで後で聴く
- レベル2:聴きながら読む
- レベル3:先に聴いて後で読む
- レベル4:状況に応じて使い分ける
レベル1:先に読んで後で聴く
一番簡単なのは、先に読んでから後で聴く方法です。
Kindleを使って分からない単語を調べながら読み進めれば、深い理解が可能となります。
そのうえでAudibleの朗読を聴けば、音声だけでもスムーズに理解できるはずです。
読みたい本の難易度が高い場合や、まだ洋書に慣れていない方におすすめです。
レベル2:聴きながら読む
次に、朗読音声を聴きながら本を読む方法です。
- 音声だけでは聞き取れない言葉を文章で確認できる
- 朗読のリズムにより言葉の切れ目やニュアンスがわかる
ので、書籍・音声どちらか一方で取り組むよりも理解がしやすいでしょう。
朗読のスピードで英語を英語のまま理解するトレーニングとして効果的なので、ぜひ取り入れてみてください。
ここでもアメリカ版サービスのWhispersyncを使うのがおすすめです。
≫ Audibleで英語学習するならアメリカ版!日本版との違いやおすすめ機能を徹底紹介
レベル3:先に聴いて後で読む
洋書に慣れている方や、簡単な児童書などを選んだ方は、まず音声だけで理解するよう努めましょう。
そのうえで、後で洋書を読むことで分からなかった箇所をクリアにしていきます。
最初は音声だけで聴き取るので、リスニング力がかなり鍛えられるはずです。
一方でリスニング力に自信のない方は挫折しやすいので、レベル1・2をまずは試してみてください。
レベル4:状況に応じて使い分ける
最後に、状況に応じて使い分ける方法です。
手が空いているときはKindle、手がふさがっているときはAudibleと使い分けることで、時間を有効活用できます。
ただし、文章のみ・音声のみのどちらでも無理なく理解できることが前提なので、難易度は高いです。
洋書での多読・多聴に慣れてきたら取り入れてみてください。
『Audible×Kindle』にアメリカ版Audibleがおすすめな理由
すでに何度かお伝えしていますが、『Audible×Kindle』に取り組むならアメリカ版Amazonのサービスを利用するのがおすすめです。
①:AudibleとKindleを連携させられる
まず、Whispersyncという機能を使ってAudibleとKindleを連携させられます。
読んでいる箇所・聴いている箇所が常に連動しているので、「さっきAudibleで聴いていた箇所はどこかな」と探す必要がありません。
また読み上げ箇所がKindle上で常に表示されているので、音声を聴きながら読んだりシャドーイングをしたりと、さまざまな使い方ができます。
▼読み上げ箇所はグレー掛けされます▼
Whispersyncを取り入れてから、英語の多読・多聴がかなり快適になりました。
アメリカ版サービスの利用方法は以下記事を参考にしてください。
≫ Audibleで英語学習するならアメリカ版!日本版との違いやおすすめ機能を徹底紹介
②:聴き放題対象作品「以外」のコスパが良い
またアメリカ版Audibleの方が日本版Audibleよりもコスパが良いです。
日本版Audibleの料金プラン
月額費用(税込) | 1,500円 |
内容 | 対象作品が聴き放題 |
追加購入 | 30%オフ |
アメリカ版Audibleの料金プラン
プラン名 | Plus | Premium Plus | Premium Plus |
月額 費用 (税込) |
$7.95 | $14.95 | $22.95 |
内容 | 対象作品が聴き放題 | 1コイン+ 対象作品が聴き放題 |
2コイン+ 対象作品が聴き放題 |
追加 購入 |
割引なし | 30%オフ | 30%オフ |
※年間プランは除く
日本版Audibleとアメリカ版Audible(Premium Plus)は料金としては近いですが、アメリカ版は聴き放題に加えてコインがもらえます。
コインは好きな作品1つと交換できる他、返品も可能です。
聴き放題の対象作品ラインナップは幅広いとは言えないので、好きな本で英語学習をしたい方にはアメリカ版の方がおすすめでしょう。
とはいえ登録は若干手間がかかるので、まずは日本版サービスの聴き放題から始めてみてください。
どちらも無料体験可能なので、日本版サービスに物足りなくなったらアメリカ版を検討しましょう。
『Audible×Kindle』での英語勉強法まとめ
以上、『Audible×Kindle』を使った英語勉強法を解説しました。
以下5つのメリットにより、『Audible×Kindle』なら「好きな本で英語を学ぶ」状態を実現しやすいです。
- 確実に読み進められる
- 文章で確認できる
- 単語を瞬時に調べられる
- リズムがあるから分かりやすい
- 状況によって使い分けられる
まずは気軽に試してみたいという方は日本版Audible、本気で取り組みたいという方はアメリカ版Audibleを利用するのがおすすめです。
今回の記事は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました!