そんな僕が、シャドーイングに特化したサービス「シャドテン」を体験してみたので、詳しく解説していきますね。
英語コーチングで人気のプログリットが、2020年6月に新たに提供を開始したのがシャドテンというサービスです。
シャドーイングというのは、「お手本の英語音声を追いかけるようにマネをする」トレーニングで、特にリスニング力アップに効果的とされています。
▼サッカーの本田圭佑選手が、プログリットでシャドーイングトレーニングしている様子です▼
シャドーイングは効果的ですが、一方で自己流で取り組んで挫折する方も多いので、プロの添削が受けられるのはかなり画期的です。
そんなシャドーイング添削の「シャドテン」をさっそく体験してみたので、詳しくレビューしていきますね。
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シャドテンってなに?
まずは、そもそもシャドテンがどんなサービスなのか、分かりやすく紹介していきますね。
シャドテン=シャドーイング添削サービス
何度も申し上げている通り、シャドテンは「シャドーイング」を「テンサク(添削)」してくれるサービスです。
提供しているのは英語コーチングで最近人気のプログリットです。
先述の通り、サッカーの本田圭佑選手が利用していることでもおなじみですね。
英語のプロが自分の話した英語を細部にわたって添削してくれるので、自分の弱点が客観的に分かり、効率よく英語力をアップさせることができます。
なぜシャドーイングがリスニング力アップに効果的なのか
シャドーイングは、お手本の英語音声を聞きつつ、それを追いかけるようにマネしていくトレーニングです。
聞こえた音が耳に残っている状態でマネしていくことにより、英語の正しい音・リズムが自然に身につきます。
もちろんこれにより発音の改善も見込めますが、シャドーイングで得られる一番大きな効果はリスニング力のアップです。
「簡単な単語ばかりなのに、なぜか聞き取れない」
といった経験は、英語学習者ならだれでもあると思います。
文字で見ればわかるのに聞き取れないのは、「英語特有の音声変化を正しく捉えられていないから」だといえます。
音がくっつくリンキングや、省略されるリダクションなどが有名ですが、この英語独自の変化に慣れていないと、いつまで経っても英語は聞き取れるようになりません。
ぼく自身、大学生の頃に英語を始めたのですが、ヒマさえあれば英語を「耳で聞いてマネする」ことを繰り返していました。
その結果、3カ月後にはTOEIC855点、1年後には975点を取得し、英語を使う仕事にも就くことができました。
英語を聞き取れるようになりたいなら、シャドーイングは大きな味方になるはずです。
シャドテンのやり方は【アプリで練習⇒送信】だけ
「添削」というと、けっこう負荷のかかるトレーニングなのかなと思ってしまいますが、実際にやってみるとすきま時間でサクッと取り組めました。
元々はLINEでのやり取りが主だったようですが、2021年2月からはプログリットの学習用アプリが使えるようになっています。
≫ 英語コーチング「プログリット(PROGRIT)」の学習アプリを、リスニング特化サブスクサービス「シャドテン」受講者も利用可能に
これのおかげで、
- 学習音源の選択
- シャドーイングの練習
- 録音・提出
- フィードバックの確認
といった一連の流れがアプリで完結するようになりました。
余計な手間が一切かからないので、続けやすい仕組みだといえますね。
なお、アプリが使えるにようはなりましたが、従来通りLINEでのチャットによるサポートも充実しています。
教材はディカプリオの音源などレベル別に300以上
以下画像の通り、シャドーイングの教材は「生きた英語」が学べるものも多く収録されています。
最初にレベルチェックテストがあり、それを終えると自分が聞き取れるWPM(Words Per Minute:1分間あたりの単語数)が分かるので、それを参考に選びます。
ぼく自身は、「ダ・ヴィンチ・コード」著者のダン・ブラウン氏の音声でシャドーイングしました。
インタビューの音声なので内容も興味深く、楽しんで取り組めましたね。
料金は月額21,780円(税込)
料金プランはシンプルで、以下の通りです。
正直なところ、初めに見たときは「ちょっと高いな」と思ってしまいました。
月額1万円以内で英会話レッスンが毎日受けられる時代ですからね。
しかし、冷静に考えると「自分の英語をプロが添削してくれるサービス」ってかなり貴重なんですよね。
しかも、音声という客観的に分析しづらいものが対象なので、なおさらです。
例えば、発音矯正レッスンだと1回5,000円以上が相場だったりします。2万円だと、月に4回しかレッスンが受けられませんね。
このあたりを考えると、金額としては高いかもしれませんが、コスパはいいと言えます。
結局のところ、大事なのは実際に効果があるのかどうかですよね。
以下、ネット上の口コミをまとめてみたのでご紹介します。
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シャドテンは効果ある?ネット上の評判・口コミ
以下、シャドテンに関してTwitter上でつぶやかれていた口コミを集めてみました。
まだ新しいサービスなので口コミ自体が多くはありませんが、参考になるはず。
シャドテン #EnglishChallenge コミュニティでもめちゃ流行っているのだけれど、大変おすすめ、本当にリスニングしやすくなっていく気がする…!ひとりでシャドーイングやっても全然効果わからない場合多いので、大変気に入っているけれど、1ヶ月20,000円する英語学習課金地獄、これはもはやセルフ留学
— 伊佐 知美 | Somewhere&Here inc. (@tomomi_isa) July 30, 2020
プログリットのシャドテンを開始しました!😳
毎日シャドーイングやってます。✨
アプリ1つで完結するのが楽チン😇
アプリなんだけどアプリの向こうには毎日添削してくれる人がいるのが良いですね。
私の添削結果をお見せします!#progrit#プログリット#シャドテン pic.twitter.com/sD1l8HRFAu
— 高正熊生@英会話スクール選びの専門家 (@kumaotakamasa) May 29, 2021
シャドテン日記4日目
シャドーイング、4日目にしてかなり上手くできた!😳
添削効果を感じています。✨
ピンポイントに言われた箇所を意識して覚えているから、注意するようになります。🧐
できてないところを毎回改善するのが上達の最短だね。😇#シャドテン#プログリット#progrit
— 高正熊生@英会話スクール選びの専門家 (@kumaotakamasa) May 30, 2021
オーバーラッピングを添削してくれるなんて、何て素晴らしいサービスなんだろ。スタサプにはないメリット&効果。そうなってくるとプログリットのシャドテンってコスパ最強なんじゃないかと思う。
— た@英語学習中 (@ta_toeic900) October 21, 2020
シャドテン(Progritのシャドーイング特化コース)5日完了。
2年前と変わってTED→Japan Timesのインタビュー記事が課題に。スピーチよりも生きた口語だし実践向きに感じる!
TEDでもレベルかなり上がったけど、また改めて負荷がかかって良い.
スポーツ実況が250wpmらしいからそれ目指す笑— アキ___”転職1年生” (@akiii___y) February 5, 2021
✏️original課題6
緩急なくずっとはやい印象、
8日やったけど全く改善できず😭
途中心折れて数日お休みしてしまった。。忙しくてもシャドーイングは優先してきた。が、お休みしたことで気の緩みが出てきた。。
文章を暗記してしまったので
次の課題に😭(半分逃げ)— mi (@mire_english) October 22, 2020
毎日取り組むことで、効果を実感している方が多いですね。
一方で、「心折れて…」といった声も。
シャドーイングを実際にやってみると分かりますが、「思った通りに口が動かない」ということ、本当によくあります。
しかし、同じ音源を何度も何度も聞いて、それを忠実に再現していると、徐々に口の動きが滑らかになっていきます。
「続けていて効果が出るのか」と不安になることもありますが、シャドーイングは本当に多くの方がリスニング力アップにつなげている学習法です。
シャドテンの公式サイトにも、
シャドーイングは長期戦です。今日明日でリスニング力が向上する!ということはありません。
シャドーイングの成果に関してですが、WPM(Words Per Minute:1分間あたりの単語数を表す指標。WPMの数値が高ければ高いほど、スピードが速いことを示す)ごとに3,4つの音源を継続して学習していただくことで安定してそのレベルの速さの音声知覚ができるようになると考えられています(もちろん学習量等によって効果は違ってきます。) 。
3か月ほど続けたところで 3か月前の音源と聞き比べてみると、ご自身の上達をわかりやすく確認できるかと思います。
とある通り、やはり効果が感じられるまでに3か月程度はかかると考えておくのがよさそうです。
その分、毎日続けていれば「あれ?なんか聞き取れるぞ?」という瞬間がきっと訪れるはずです。
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ブログ筆者が実際に使った上で口コミ
ここからは、ぼく自身がシャドテンを体験したのでその様子をレポートしていきます。
ちなみに無料で7日間体験できるので、そちらを利用しました。
シャドテンのよかった点
まずはシャドテンをやってみてよかったと感じた点です。
1.シャドーイングの習慣がつく
まずは何より、毎日課題を提出するというプログラム上、シャドーイングをする習慣が身についたことが大きかったです。
ぼく自身は英語を始めて10年以上経ちます。
シャドーイングの重要性はだれよりも分かっているつもりですが、やっぱり一人で取り組んでいると甘さが出てきます。
シャドテンで毎日添削してもらうことで改めて習慣化できたのはもちろん、「一つの音源を徹底的にコピーする」というシャドーイング本来のやり方に立ち返ることができました。
1分程度の課題音源に対し、4日間を目安に「シャドーイング⇒添削⇒再チャレンジ」を繰り返していきます。
音の細部にわたるまで丁寧に再現することで、英語の音が体に染みつき、聞き取れるようになります。
2.教材が実践的かつ楽しい
先ほども触れましたが、シャドーイング教材は著名人のインタビューなど、生きた英語で楽しいものが多いです。
同じインタビューの中から「課題1」「課題2」「課題3」と切り取られているので、だんだん話が進んでいき、飽きません。
TOEICのパート3・4対策の課題もあるので、TOEICのスコアアップを狙っている方はそちらに取り組むのもありですね。
3.フィードバックが早くて正確
アプリ上で音源を提出すると、24時間以内にフィードバックが返ってきます。
実際にはもっと早くて、日中に送ると数時間後、夜に送ると翌日午前中には返ってくることが多かったです。(※もちろん確約されているものではありません。)
また、その内容が自分ではなかなか気づかないようなポイントが多く、さすがプロだなと感じました。
例えば、「Until I was...」という文に対し、「アンティライワズ」と発音して提出したのですが、冒頭の「アン」は省略されていますよとのご指摘。
たしかに、聞き直すと「ティライワズ」となっていました。
もちろん「アン」があっても英語として間違いではないのですが、そう発音されるのだとインプットしておかないと、「ティライワズ」を耳にしたときに正しくキャッチできません。
音ではなく文字に引っ張られてシャドーイングしてしまっていたわけで、自分ではなかなか気づけないポイントでした。
もちろん指摘だけではなく、以下のようにまずはよかった点を褒めてくれるので、やる気もUPしますよ。
4.1日30分だから続けられる
毎日シャドーイング課題を提出するというと大変そうに聞こえるかもしれませんが、そんなこともなかったです。
やることとしては、
- 前回のフィードバック確認(3分)
- 音源を再度聞きこむ(3分)
- 改善ポイントを意識しつつシャドーイング(15分)
- 録音して課題提出(10分)
といった感じで、30分くらいで完了します。
もちろん上記は目安なので、納得いくまで取り組むことが大事だと思います。
それでも新たな改善ポイントが翌日にはフィードバックされるわけですが(笑)、常にそのときのベストを提出する気持ちで取り組むことで、より大きな成長につながるはずです。
また、英会話レッスンと違って講師との対面ではなく、自分一人で取り組めるという点も、心理的にハードルが低くて続けやすいのかなと思います。
5.LINEでのフォロー体制が万全
アプリが使えるようになったことで、LINEでの直接のやり取りは減ったようです。
しかしそれでも、シャドーイングに取り組む上でのアドバイスを分かりやすい画像付きで配信してくれたり、トラブルの際にはチャットで相談できたりと、LINEの存在がかなり心強かったです。
一度、録音がうまくいかないときがあったのですが、LINEで相談したらすぐに対応してくれました。
(結局自分の操作ミスであることが分かったので、アプリの不具合ではないです(笑))
以上、シャドテンを使ってみてよかった点を5つご紹介しました。
シャドテンの気になった点
逆に、シャドテンを使っていて気になった点としては一つだけ、やっぱり料金ですね。
1年・2年と続けるには、月額2万円はちょっと高いなーというのが正直なところ。
ただ、効果が高いにも関わらずつまずきやすいシャドーイング。
毎日プロの指導が受けられることを考えれば、間違いなくコスパはいいです。
なので個人的には、3か月~6カ月程度、本気でリスニング力をアップさせるんだという覚悟で取り組むのがおすすめです。
もし個人でシャドーイングを始めてみたけど、うまくできているのか分からないという方は、まずは1か月添削してもらうだけでもかなり多くの発見があると思います。
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シャドテンはこんな方におすすめ
これまでに見てきたポイントから、シャドテンがおすすめなのは以下のような方です。
シャドテンがおすすめな人
- シャドーイングに興味があるけど始め方が分からない
- シャドーイングを自分なりにやっているが、効果が感じられない
- 限られた時間で効率的に英語力を伸ばしたい
- 特にリスニング力をアップさせたい
シャドーイングがリスニング力アップに効果的であることはほぼ間違いないので、あとは「正しいやり方で続けられるか」です。
シャドテンはそれを的確にサポートしてくれるので、料金以上の価値はあると思います。
7日間無料体験があるので、まずはそこから始めてみましょう。
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シャドテン無料体験の手順を3ステップで解説
シャドテンの無料体験をする手順もご紹介しておきますね。
登録はたったの3ステップ
登録はたったの3ステップで完了します。
①シャドテン公式ページにて、「7日間無料で体験する」をタップ
②申し込みフォームにて、メールアドレス・氏名を入力して、「個人情報の取り扱い同意」にチェックし、「次へ進む」
③カード情報を入力して、「トライアル開始」
以上です。簡単ですね。
期間中にトライアルをキャンセルしないと有料プランに移行するので、その点だけ注意しておきましょう。
まずはリスニングレベルチェック
登録をすると、まずは現在のリスニングレベルをチェックするため、簡単なテストがあります。
といっても目安6分なので、サクッと受けちゃいましょう。
英文を聞いて、穴埋めをするという形式です。
テスト結果を参考に、音源を選んでシャドーイング
テストが終わると、現時点で聞き取れるWPM(Words Per Minute:1分間あたりの単語数)が分かるので、それを参考に課題を選びましょう。
上記の通り、すぐにシャドーイングの課題に取り組めるので、やっぱり専用アプリがあるのは便利ですね。
以上、無料体験の受け方をご紹介しました。
シャドテンの口コミ・評判まとめ!
本記事では、シャドーイング添削サービス「シャドテン」について、ネット上の口コミ・評判や、ぼく自身が実際に使った感想をご紹介してきました。
もちろん安いサービスではありませんが、自分で取り組んでも効果が感じづらかったり挫折しがちなシャドーイングにおいて、毎日添削&サポートを受ける価値は大きいです。
リスニング力を劇的にアップさせたいという方は、一定期間覚悟を決めてシャドテンに取り組むことをおすすめします。
無料体験だけでも、「シャドーイングってこうやればいいのか」とかなりの気付きが得られるので、ぜひ試してみましょう。
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最後までお読み頂き、ありがとうございました!