こういった疑問にお答えします。
本記事の内容
- 海外ドラマでの英語学習を毎日続けて感じた4つの効果
- 見るだけでは英会話が上達しない理由とおすすめ対処法
この記事を書いている人
Twitter:Yoshi@yoshiblog0721
この記事を書いている僕は留学経験などはなく、独学で英語を勉強してきて、TOEICは満点を取ることができました。
しかし会社でアメリカ事業担当になったのをきっかけに、力不足を感じ、
「ネイティブの英語をもっとクリアに聞き取れるようになりたい」
という目的でアメリカの海外ドラマを半年ほど毎日見続けていました。
この記事では、そんなぼくが、海外ドラマを半年ほど毎日見続けて感じた効果について詳しく解説します。
記事を読むことで、海外ドラマでの英語学習を続けたら一体どうなれるのか、具体的なイメージを描くことができますよ。
海外ドラマで英語を学んでみたいと思っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
タップできる目次
海外ドラマでの英語学習を毎日続けて感じた4つの効果
ぼく自身、半年くらいかけて海外ドラマの『フレンズ』をシーズン7まで視聴しました。
1回視聴して終わりではなく、スクリプト(字幕の書き起こし)を印刷して読み込み、音源を録音しておいて移動中などに聞き続けました。
その結果として、以下4つの効果を感じました。
海外ドラマ英語学習を半年ほど毎日続けて感じた効果
- アメリカ人の英語が聞き取りやすくなった
- ネイティブならではの口語表現に強くなった
- 字幕を読むスピードが早くなった
- 基本単語の多様な使い方が学べた
順番に解説していきますね。
効果①:アメリカ人の英語が聞き取りやすくなった
まず1つ目として、一般にいるアメリカ人の英語が聞き取りやすくなりました。
海外ドラマでの英語学習を始める前は、TOEIC満点を持ちながらもネイティブ相手になると、なかなか言っていることが理解できないケースが多かったです。
TOEICってかなり丁寧に話された英会話のリスニングなので、難易度は高くないんですよね。
それに比べて海外ドラマや一般人の会話などのリアルな英語では、よりカジュアルな発音・表現が用いられます。
海外ドラマを見続けたことでこういった要素に慣れたことが、アメリカ人の英語が聞き取りやすくなった要因だと思います。
海外ドラマ自体も、元々は50%くらいの理解度だったものが80%~90%くらいに上がったと感じています。
効果②:ネイティブならではの口語表現に強くなった
さらに、資格試験では学べないネイティブの口語表現がたくさん学べたことも効果的でした。
海外ドラマを見ていると、知っている単語ばかりなのに理解できない、ということがよくあります。
これはイディオムなどの口語表現が原因であることが多いです。
例えば以下のような感じです。
- a ballpark figure(およその数字)
- back to square one(振り出しに戻って)
- catch-22(板挟みの状態)
- foam at the mouth(激怒する)
こういったイディオムが多数収録された参考書で覚えつつ、海外ドラマを見続けたことでかなり理解できるフレーズが増えました。
実際に使ったおすすめの本は以下記事にまとめているので、ぜひ参考にしてみてください。
-
英語イディオム・口語表現が学べるおすすめ本【リアル英会話に役立つ洋書3冊】
続きを見る
効果③:字幕を読むスピードが早くなった
英語字幕はその時々でオンにしたりオフにしたりしていたのですが、先述の通り視聴後にスクリプトを読み込みました。
1話分のスクリプトとなるとけっこうな量になるのですが、これを通勤時間などを利用して読み込み、分からない単語・フレーズを調べました。
これにより、かなりリーディングスピードが上がったと感じています。
実際、当初は字幕のスピードになかなか付いていけませんでしたが、今では楽しみながら見ることができています。
効果④:基本単語の多様な使い方が学べた
基本単語って、中学や高校で習って以来あまり深くは学んでこなかったという方が多いと思います。
しかし、例えば
「You are so mean to me.」
と言うと、「あなたって本当に意地悪ね。」という意味になります。
meanに「意地悪な」という意味があるなんて、海外ドラマを見始めるまでは知りませんでしたが、本当によく出てくる表現です。
こういった「よく使われるのに意外と知らない基本単語の意味」を学べたのも効果的だったと思います。
以上、海外ドラマを半年ほど見続けて感じた効果を4つ挙げてみました。
当時実践した勉強手順については、「【必見】海外ドラマ英語学習を超効率的に進める勉強法+おすすめドラマ20選」で解説しているので、本気で海外ドラマ英語学習をしてみたいという方はぜひ参考にしてみてください。
海外ドラマを見続けるだけでは英会話は上達しない ⇒ 対処法も解説
一方で、海外ドラマを「見るだけ」では、残念ながら英会話の力はそこまでアップしませんでした。
英会話の上達には話す機会が必要
理由はシンプルで、話す練習を全くしていなかったからですね。
もちろん視聴したエピソードで音読やシャドーイングはしていました。
※シャドーイング: お手本の音声に少し遅れてマネをしていくトレーニング
英会話を上達させたければ、海外ドラマで学んだことをしっかりアウトプットする機会を作っていく必要があります。
海外ドラマ×オンライン英会話がおすすめ
そこでおすすめなのが、海外ドラマで学びつつ、オンライン英会話を始めることです。
ぼく自身、オンライン英会話を始めて3カ月で大きく英会話力アップさせることができました。
具体的には、外資系企業などに採用されているVERSANTというスピーキングテストで、3カ月で58点から69点にアップしました。「1カ月で1点上がるかどうか」と言われているテストなので、結構すごいはずです。
おすすめのオンライン英会話活用法は、以下の通りです。
- ドラマが放送された国のネイティブと語り合う
- 学んだフレーズを実践で使ってみる
- ドラマで分からなかったところの解説をお願いする
ぼく自身もアメリカ人を相手に実践していますが、海外ドラマ好きな方がけっこう多く、話が弾んで楽しいですよ。
同じドラマのファンを見つけたら、お気に入り登録して繰り返しレッスンを受けてみてもいいですね。
具体的に僕がやっている方法は「【留学不要!】海外ドラマで英会話を身につける方法&おすすめ作品5選紹介」で解説しています。
まとめ:海外ドラマで英語学習はリスニング・リーディングに効果あり
以上、海外ドラマでの英語学習を半年ほど毎日続けて感じた効果を解説しました。
リスニング・リーディングなど英語を理解する力は確実にアップしましたが、一方で見るだけでは英会話力の向上はそこまで期待できないというのが結論です。
このあたりは自分の目標と照らし合わせて、うまく活用していく必要があります。
以下2つの記事を参考にしてみてください。
- 海外ドラマを理解できるようになりたい: 【必見】海外ドラマ英語学習を超効率的に進める勉強法+おすすめドラマ20選
- 海外ドラマで学びつつ、英会話も身につけたい: 【留学不要!】海外ドラマで英会話を身につける方法&おすすめ作品5選紹介
本記事の内容は以上です。
最後までお読みいただきありがとうございました。