元々英語が全く話せませんでしたが、今ではTOEIC満点を取得し、英語で仕事ができるようになりました。
この記事を書いている僕は、オンライン英会話を利用して英会話力を大きくアップさせることができました。
具体的には、外資系企業などに採用されているVERSANTというスピーキングテストで、3カ月で58点から69点にアップ。「1カ月で1点上がるかどうか」と言われているテストなので、想定以上の伸びでした。
この記事では、そんな僕がオンライン英会話初心者のよくある失敗・撃沈例7選とその対策をお話ししていきます。
オンライン英会話は怖いものではなく、むしろ100カ国を超える世界中の講師と簡単に会話ができる最高のツールです。
少しのコツで、「撃沈」ではなく「エンジョイ」できるようになるはずなので、ぜひチェックしてみてください!
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オンライン英会話初心者のよくある失敗・撃沈例7選
まずは初心者にありがちな失敗を7つご紹介していきます。
オンライン英会話の失敗・撃沈例
- いきなり全てを英語で学ぼうとする
- 雑談で自分のことがうまく話せない
- フリートークで話が弾まない
- わかったフリをしてしまう
- レッスンを受けただけで満足してしまう
- そもそも思った以上にレッスンを受けられない
- 成長を実感できず、挫折
いきなり全てを英語で学ぼうとする
まず、英語初心者なのにいきなり全て英語で学ぼうとすることです。
文法や単語など、日本語のテキストでも理解に苦労する内容を英語で聞いてもなかなか理解できません。
例えば、「Rの音は舌の奥を持ち上げて…」とか「仮定法は動詞を過去形にして…」とかを英語で説明されるわけです。
分からないポイントを質問しようにも、口の中の動きや文法の使い方を英語で質問するのってかなり難易度が高いです。
いきなり全てを英語で学ぼうとするのは効率が悪いと言えます。
雑談で自分のことがうまく話せない
雑談の際にうまく話せなくて撃沈する人も多いです。
オンライン英会話では、フリートークでない場合でも雑談する機会が意外と多いんですよね。
特に、レッスン開始後には自己紹介を兼ねて以下のようなことが聞かれます。
- 調子はどう?
- 今日はどんな日だった?
- どこに住んでるの?
- どんな仕事をしてるの?
- なぜ英会話を学んでいるの?
テキストの予習をばっちりしていても、こういった何気ない雑談で全く話せないと、いきなり意気消沈してしまうことになります。
フリートークで話が弾まない
フリートークでうまく話せない場合も、外国人講師との間に気まずい空気が流れて撃沈することとなります。
フリートークって、なんだか響きがかっこいいし「英会話してる感」があるので憧れますよね。
しかし、英会話初心者がフリートークを選んで辿る道は以下のどちらかです。
- 会話のネタが尽きて気まずい空気
- 講師のマシンガントークをただただ聞かされる
どちらにしてもまあまあの地獄ですね。
英会話にある程度慣れるまでは、素直にテキストを使ったレッスンをしておくのがおすすめです。
わかったフリをしてしまう
講師の説明に対して「わかったフリ」をしてしまうのも、撃沈の原因となります。
わかったフリをされると、講師としても「これ以上は説明不要」という認識で次に進んでしまいます。
すると、進んだ先でさらに分からない状態になり、収拾がつかなくなります。
最後の最後になって「実は分かってませんでした」というのはかなり恥ずかしいです。
オンライン英会話ならまだいいですが、実際の英会話でやると相手の信頼を失うので気を付けましょう。
またわかったフリを続けてしまうと、講師にとっても指導すべきポイントが分からなくなります。
せっかくのレッスンが学びにつながらずもったいないですね。
レッスンを受けただけで満足してしまう
レッスンを受けただけで満足してしまうことも、長期的に見れば失敗につながる可能性が高いです。
英語力が伸び悩むので、「こんなにオンライン英会話を続けてきたのに…!」となるからです。
留学したとしても、英語が流暢になるには2年かかると言われています。
たかだか25分レッスンを毎日続けたくらいでは、残念ながら英語がペラペラにはなりません。
きっちりとレッスンの予習・復習をすることで、ようやく学んだことが定着します。
そもそも思った以上にレッスンを受けられない
思い切ってオンライン英会話を始めてみたものの、忙しい毎日に流されてレッスンができず、そのまま継続に失敗してしまう人も多いです。
サービスに申し込む前は、余裕で続けられそうだと思うんですよね。
でも実際始めてみると、残業や飲み会をきっかけにサボってしまい、翌日も何となくサボってしまい、という負の連鎖が始まります。
MMD研究所が行った調査によると、現在利用しているオンライン英会話プランの利用期間が6カ月以上の人は29.6%だったそうです。(出典:オンライン英会話に関する利用実態調査(MMD研究所))
それだけオンライン英会話の継続は難しいということですね。
成長を実感できず、挫折
最後に、成長を実感できずにそのままやめてしまうパターンです。
これが一番多い失敗要因かもしれません。
原因の一つは、英会話の上達は時間がかかる上、目に見える成果で測りにくいことです。
TOEICのように目標スコアがあればいいんですが、「英会話」となると様々な要素が絡み合うので自己評価が難しいです。
その結果、「しばらく続けてみたけど変化が感じられないのでやめてしまう」という方が多いです。
というわけで、オンライン英会話初心者によくある失敗・撃沈例をまとめると以下の通りです。
オンライン英会話の失敗・撃沈例
- いきなり全てを英語で学ぼうとする
- 雑談で自分のことがうまく話せない
- フリートークで話が弾まない
- わかったフリをしてしまう
- レッスンを受けただけで満足してしまう
- そもそも思った以上にレッスンを受けられない
- 成長を実感できず、挫折
それでは、これらの失敗・撃沈を防ぐ対策を見ていきましょう。
オンライン英会話初心者が失敗・撃沈しないための対策7選
これまで見てきたオンライン英会話初心者の失敗・撃沈例に対する対策を、こちらも7つ紹介していきます。
オンライン英会話の失敗・撃沈対策
- 文法・発音は自分で学ぶ意識を持つ
- 自己紹介・雑談をテンプレ化しておく
- 教材を選んで、ばっちり予習する
- 分からないところはきっちり質問する
- 復習で定着を図る
- 自分の生活リズムに合ったサービスを選ぶ
- 具体的な目標を設ける
文法・発音は自分で学ぶ意識を持つ
英語学習を始めたばかりなら、全てをオンライン英会話で学ぼうとするのではなく、文法や発音などの基礎は自分で学んでいく方が効率がいいです。
オンライン英会話は「学んだことのアウトプットの場」として活用しましょう。
例えば、
- 自分で発音の練習をして、合っているかをオンライン英会話でチェック
- 自分で文法の勉強をして、オンライン英会話で使ってみる
といった感じですね。
自分では間違いに気づきにくいポイントでも、講師がいることで修正しながら身に付けることができます。
英会話の基礎の習得方法については、関連記事「英語初心者がオンライン英会話を始めて効果あるの?【上達するための勉強方法とは】」をチェックしてみてください。
自己紹介・雑談をテンプレ化しておく
よく使う自己紹介・雑談をテンプレ化しておくのもおすすめです。
先述の通り、オンライン英会話では以下のようなことは雑談でよく聞かれます。
- 調子はどう?
- 今日はどんな日だった?
- どこに住んでるの?
- どんな仕事をしてるの?
- なぜ英会話を学んでいるの?
慣れるまでは、事前に回答を考えてシミュレーションしておきましょう。
気持ちに余裕を持って答えることができます。
「事前に考える→実際に使ってみる→復習する」というサイクルを繰り返すことで、使える表現がどんどん増えていきますよ。
教材を選んで、ばっちり予習する
レッスン教材を選んだら、事前に目を通して質問への回答を考えておきましょう。
英語初心者がその場で答えようとしても、うまく回答できる可能性は低いです。
事前に教材を読んでおけば、レッスンの内容だけでなく、どんな質問が来るかまで大体わかります。
実際のレッスンを想定して、そこで使うべき英語表現を準備しておきましょう。
レッスン前に5分早く机に座って、少し目を通すだけでもかなり効果がありますよ。
ちなみに突然の質問にも流暢に答える力をつけるため、「あえて予習しない」という選択もありますが、それは自分の言いたいことがある程度自由に言えるようになってからでOKです。
慣れるまでは、しっかり予習をしておきましょう。
分からないところはきっちり質問する
講師の説明で分からないところがあったら、遠慮なく質問しましょう。
分からない部分を放置すると、それは発音が原因なのか、文法が原因なのか、単語が原因なのか、突き止めることができません。
改善方法が分からなければ英語力は伸びないので、せっかくのオンライン英会話も効果半減です。
講師側にとっても、どこが分からないかが分からなければ、教えようがありません。
遠慮なくどんどん質問していきましょう。
復習で定着を図る
予習と同様、復習も大事です。
レッスンの教材で一度口に出した程度では、翌日の朝にはほとんど忘れています。
できればレッスンを録画・録音しておいて、聞きながら復習するのがおすすめです。
通勤・通学中に聞くことで自分の英語を客観視できる他、「聞き取れてなかった部分をもう一度聞いたら意味が分かった」ということも多いです。
復習することで、英語力はどんどん伸びていきます。
自分の生活リズムに合ったサービスを選ぶ
自分の生活リズムに合ったサービスを選ぶという点も、とても大事になってきます。
オンライン英会話失敗の一番大きな原因が「継続できない」だからです。
例えば、予約制レッスンのサービスを利用しているのに、平日が飲み会や残業で帰宅時間が読めないとなると、なかなかレッスンを予約しづらいですよね。
しかも、予約制のところは大体繰り越しができないので、その日のレッスンチケットが無駄になってしまいます。
逆に、いつでもレッスンを受けられるという人は、予約を前もって入れておかないとずるずる後回しにしがちです。
自分がオンライン英会話を使う場面を想定して、適切なサービスを選んでいきましょう。
おすすめのオンライン英会話とその選び方は、以下の記事が参考になるはずです。
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具体的な目標を設ける
せっかくオンライン英会話を始めるなら、具体的な目標を設定しましょう。
オンライン英会話は、せっかく始めたものの成長を実感できずやめてしまう方がすごく多いです。
効果を実感するまでには早くて3カ月、長いと半年や1年かかる場合もあります。
英会話のレベルって明確な基準があるわけではないので、なかなか自分自身の英会話力に満足できることって少ないです。
そんな中で挫折しないための1つのコツとしては、数値目標を設けることです。
ぼく自身は、オンラインで手軽に受けられるVERSANTというスピーキングテストを利用し、オンライン英会話を開始して3カ月でどれくらいスピーキング力が伸びるか、ある意味自分にチャレンジを課しました。
結果として、1カ月で1点アップするかどうかと言われている試験において、3カ月で11点アップと大きな成長につながりました。
TOEICのリスニング・リーディングやスピーキング・ライティングを活用するのもアリですね。
以上、オンライン英会話で失敗・撃沈しないための対策をご紹介しました。
オンライン英会話初心者の失敗・撃沈例とその対策まとめ
「オンライン英会話は効果がない」なんて言われたりもしますが、結局はオンライン英会話をどう使うか次第です。
今回ご紹介したような失敗に陥らないようしっかりと向き合っていくことで、確実に英会話は上達していきます。
失敗・撃沈例とその対策をまとめると、以下の通りです。
オンライン英会話の失敗・撃沈例
- いきなり全てを英語で学ぼうとする
- 雑談で自分のことがうまく話せない
- フリートークで話が弾まない
- わかったフリをしてしまう
- レッスンを受けただけで満足してしまう
- そもそも思った以上にレッスンを受けられない
- 成長を実感できず、挫折
オンライン英会話の失敗・撃沈対策
- 文法・発音は自分で学ぶ意識を持つ
- 自己紹介・雑談をテンプレ化しておく
- 教材を選んで、ばっちり予習する
- 分からないところはきっちり質問する
- 復習で定着を図る
- 自分の生活リズムに合ったサービスを選ぶ
- 具体的な目標を設ける
うまく対策して、一気に初心者レベルを突破してしまいましょう。
以下記事では、おすすめのオンライン英会話をさくっと選べるように比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。
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最後までお読みいただき、ありがとうございました!!